業務効率化と売上アップを支援するクラウドPOSレジ「ポスタス」
2020.07.13
機能

オーダーエントリーシステムとは?導入のメリット・デメリットと飲食店の導入事例

オーダーエントリーシステムをお探しの方へ

まずはスタッフが使いやすいようにシンプルでカンタンなものを選びましょう。ポスタスのオーダーエントリーシステム『POS+ OES』は、はじめての方でも使いやすいようシンプルな画面デザインとなっています。詳しくは資料をダウンロードしてください。

ファミリーレストランやチェーン系の居酒屋などでオーダーする際、ホールスタッフがハンディ端末やタブレットを操作する光景は、最近では当たり前になってきています。この仕組みが「オーダーエントリーシステム」と呼ばれるもので、飲食店の運営を効率化させる施策のひとつです。

本記事では、オーダーエントリーシステムの機能やメリット・デメリットなどについて解説します。

オーダーエントリーシステムとは

オーダーエントリーシステム(Order Entry System/OES)とは、従来ホールスタッフが注文を記入した伝票をキッチンに届けていた仕組みを、デジタル化したオーダーシステムのことです。テーブルでハンディ端末やタブレットに入力されたオーダー情報は、即座にキッチンに共有されるので、わざわざキッチンに戻る必要がありません。

さらにこうしたオーダー情報はPCに取り込まれ、会計処理、売上情報確認、経理処理や在庫確認などのシステムと連携させることが可能になります。

ポスタスのオーダーエントリーシステムはこちら
カンタン操作で注文~会計までをスムーズに。ハンディオーダー『POS+ OES』

オーダーエントリーシステムの機能

オーダーエントリーシステムの主な機能を解説していきます。

  • オーダーの共有
  • POSレジとの連携
  • 店員の呼び出し

これらの機能により、人的ミスが減る、業務効率化が図れるなどの効果が期待できます。

オーダーの共有

オーダーの共有

オーダーエントリーシステムを用いることにより、ホールとキッチンの間で時間のロスなくオーダーを共有できるようになります。

ホールスタッフが注文を手書きで記入する手間もなくなり、キッチンへの伝達漏れや伝え間違いなどのミスを減らすこともできます。

POSレジとの連携

POSレジとは、伝票のバーコードを読み取るだけで会計ができるレジのことです。POSとは「Point of Sale」を略したもので、バーコードをスキャンした時点(=売り上げが成立した時点)で情報管理ができ、会計処理をリアルタイムで行うことができます。

オーダーエントリーシステムを導入して、POSレジとデータ連動させることで、会計時の手間や計算ミスが一切なくなります

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飲食店のレジにおすすめ「POS+」の機能とメリット・オーダーエントリーシステムについて

オーダーエントリーシステムのメリット

オーダーエントリーシステムの導入メリットは多数ありますが、なかでも次の2点は特に大きな利点です。

  • スタッフの負担軽減
  • オーダーミス対策

スタッフの負荷軽減

オーダーエントリーシステムの最大のメリットは、スタッフの作業負荷を軽減できる点です。

手書き伝票の場合、オーダーが発生するたびにスタッフはホールとキッチンを行き来しなくてはなりません。しかしオーダーエントリーシステムを導入すればそのような手間がなくなります。また、ホールスタッフも少人数で済むようになるため、人的コストの削減にも役立ちます

また、POSレジとの連動で会計データ管理が自動化されるので、閉店後のレジ閉め作業がなくなり、労働時間短縮につながります。

オーダー・会計ミス対策

オーダー・会計ミス対策

手書きの伝票では、忙しくなればなるほど記入漏れや聞き間違いによるオーダーミスが発生します。さらに、会計時には伝票内容を一件ごとにレジに打ち込まなくてはならず、どうしても打ち間違いや会計漏れが出てしまいます。

オーダーエントリーシステムではこうした人的ミスを一切起こすことなく、クレーム対応やコストの無駄によるストレスを軽減できます。

オーダーエントリーシステムのデメリット

メリットの反面、オーダーエントリーシステムの運用には注意点もあります。

  • 操作を覚える必要がある
  • 導入・費用に時間がかかる

操作を覚える必要がある

オーダーエントリーシステムはスタッフ全員がデジタル機器を使用する必要があるため、デジタルに苦手意識のあるスタッフや年配の店員さんなどは、新しいシステムの使い方を覚えるのに苦労するかもしれません。

また、使用方法を教えるための時間や、店舗独自のマニュアルを作成する手間がかかることもあり、一時的に負担が増える場合があります。

導入・運用に費用がかかる

新しいシステムの導入には、当然ながらコストがかかります。オーダーエントリーシステムには、初期導入費用のほかにランニングコストがかかりますので、長期的な目線でコスト計算をしておく必要があります。

しかしこれらのコストは、業務が効率化され無駄な出費がなくなれば、いずれは相殺されるもの。費用対効果を考えて、ご自分の店舗に最適なシステムを選ぶようにしましょう。

オーダーエントリーシステムをお探しの方へ

まずはスタッフが使いやすいようにシンプルでカンタンなものを選びましょう。ポスタスのオーダーエントリーシステム『POS+ OES』は、はじめての方でも使いやすいようシンプルな画面デザインとなっています。詳しくは資料をダウンロードしてください。

オーダーエントリーシステムの相場

オーダーエントリーシステムを採用したPOSレジシステムの相場感をつかむため、「POS+」シリーズの「POS+ food」と簡易版の「POS+ lite」の料金体系をご紹介します。

飲食店向けPOSレジ
「POS+ food」
小規模飲食店向けPOSレジ
「POS+ lite」
月額14,000円~(POS利用料)月額6,000円〜(POS利用料)
導入費用400,000円〜
(初期費用+周辺機器費用)
138,000円〜
(初期費用+周辺機器費用)
端末iPadAndroid

※2023年8月以降に新価格が適用されます。

iPadを利用したタブレットPOSレジ「POS+」シリーズには、飲食店向けのサービスとして、「POS+ food」とAndroid端末を利用した簡易版の「POS+ lite」の2種類があります。

「POS+ food」は飲食店経営に役立つ多彩な機能を備えたフルバージョンで、初期費用と周辺機器のリース費などの導入費用は400,000円~、月額のPOS利用料は14,000円~となっています。

また、高性能な機能はそこまで必要でなく、できるだけコストを抑えたいという場合は「POS+ lite」がおすすめです。導入費用は138,000円~、月額のPOS利用料は6,000円~と、手軽に利用できます。

飲食店向けのPOSレジシステム「POS+ food」

飲食店向けのPOSレジシステム「POS+ food」

飲食店に特化したPOSレジ「POS+ food」は、オーダーエントリーシステムをはじめとするさまざまな機能により、飲食店経営を強力にバックアップします。

独立型の飲食店から数百店規模のチェーン店舗まであらゆる業態をカバーでき、予約やスタッフのシフト、原価、売上等のデータを一元管理することが可能に。スタッフの作業負荷を軽減した上で、さらに人的ミスやコストの無駄を大幅に省くことができ、安定した飲食店経営を実現させます。

「POS+」の導入メリットを、実際の導入事例から紹介していきます。

導入事例~人気焼き肉店で最新のオーダーエントリーシステム「TTO」を採用

1人1台の専用ロースターで自分好みの焼肉が楽しめる「焼肉ライク」では、お客様がテーブル上のiPadから注文を行える、「POS+」のTTO(Table Top Order)制度を導入し、オペレーション効率が向上しました。

【導入店舗】
焼肉ライク 新宿西口店様

【POS+ 導入前の課題】
・スタッフがテーブルに伺って注文を取らなくてはならないため、大勢のスタッフ配置が必要で、人件費がかさむ
・オーダーから料理の提供まで時間がかかる

【POS+ 導入後の効果】
ホールスタッフの数を最小限にまで抑えることができ、人件費が大幅に削減。さらにスピーディに料理を提供できるようになったため、『焼肉のファストフード』というキャッチコピーを文字通り実現することができました。また。勤怠とオーダー管理がひとつのシステムでできるようになり、店舗運営の効率が向上しています。

詳しくはこちらの事例ページをご確認ください。
焼肉ライク | POS+ food・テーブルトップオーダー導入事例

TTOをお探しの方へ
省人化と客単価向上に貢献するテーブルトップオーダー『POS+ TTO』

導入事例~データ分析機能で、旬にこだわったメニュー改編を実現したしゃぶしゃぶ店

8種類の出汁と29種類のタレから好みの味を選べる「しゃぶしゃぶれたす」では、「POS+」のマーケティング分析機能と簡便な操作性を活かし、臨機応変なメニュー改編を実現しました。

【導入店舗】
しゃぶしゃぶれたす様

【導入前の課題】
・旬の食材を入れ替えながらメニューを構成したいが、メニュー変更に時間がかかり、商機を逃してしまう
・日報を集計するため、別途Excelにデータを入力し直す必要がある

【導入効果】
「POS+ food」では管理画面上でメニュー変更が簡単にできるので、季節に応じて頻回なメニュー改編が可能に。データ分析機能を活かし、売上が落ちてきたメニューを瞬時に見つけることで、味や価格などの見直しにつながっています。

詳しくはこちらの事例ページをご確認ください。
しゃぶしゃぶれたす | POS+ food導入事例

『POS+ food』とは?
飲食店専用POSレジ『POS+ food』のサービス詳細・機能・料金プランはこちら

まとめ

料理のオーダーを受けた瞬間にキッチンに情報共有ができ、伝達漏れなどのミスも起こさない「オーダーエントリーシステム」は、もはや飲食店経営には欠かせないものです。メリット・デメリットを考慮した上で、貴店に最適なオーダーエントリーシステムの導入をぜひご検討ください。

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