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居酒屋を経営するには~必要な資格や開業準備、資金について

居酒屋を開業するにあたっては事前に取得すべき資格があります。
例えば、「食品衛生責任者」は必須です。

また、店舗を構えるのなら数千万円ほどの初期費用が必要な場合もあります。居抜き物件などを活用して初期費用を抑えるなどの工夫も必要となるでしょう。

ここでは、居酒屋開業前に準備しておきたい資格や開業資金、開店前にやるべきことについて説明します。

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居酒屋経営の成功のポイント

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コンセプトの決定

まず一番初めに考える必要があるのがコンセプトです。他の居酒屋店舗とも差別化するためにもとても重要となります。

  • 誰に、どのような商品・サービスをどのように提供するか
  • どんなメニューをいくらぐらいで提供するか

出店地選び

コンセプトが決まったら、店のコンセプトとマッチする場所はどこかを検討します。

  • 安いメニューで回転率を上げるなら駅の近くや繁華街がおすすめ
  • メニューにこだわりクオリティで勝負するなら多少立地条件が悪くてもOK
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メニューの工夫

居酒屋の経営を軌道に乗せるには利益率の向上が重要です。利益を出しやすいメニューを提供することも大事。

  • メニュー表の工夫でおすすめ商品を注文してもらえるように
  • 提供までに時間のかからない料理も準備しておく

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居酒屋開業の必要な資格

居酒屋を開業するには、店舗に食品衛生責任者と防火管理者を置く必要があります。意外にも調理師免許は必要ありません。

社員登用で優秀な人材を確保!従業員に長く働いてもらうための3つのポイントとは

「食品衛生責任者」は必須

前述したように、調理師免許がなくとも飲食店は経営できます。しかし、食品衛生責任者がいない状態では飲食店を開業できません。食品衛生責任者は、各店舗に必ず1名配置するよう法律で定められています。

この資格は講習を受けるだけで取得できるので、各地で開かれている食品衛生責任者養成講習に早めに参加しておきましょう。

食品衛生責任者の講習会が免除されるケース

次の資格を所持している方は、食品衛生責任者の講習を受けなくとも飲食店を開業できます。

  • 栄養士
  • 調理師
  • 製菓衛生士
  • と畜場法に規定する衛生管理責任者
  • と畜場法に規定する作業衛生責任者
  • 食鳥処理衛生管理者
  • 船舶料理士
  • 食品衛生管理者、もしくは食品衛生監視員となることができる資格を有する者

これらの資格を持っている場合は、食品衛生責任者の講習を受ける必要がありません。詳しくは、店舗を構える地域を管轄とする保健所に問い合わせましょう。

食品衛生責任者の講習会が免除されるケース
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収容人数30人以上なら「防火管理者」が必要

収容人数が30人以上の飲食店では、防火管理者を置くことが定められています。防火管理者には甲種防火管理者と乙種防火管理者の2種類があり、前者の場合は2日間、後者は1日の講習を受けると管理者の資格を得られます。

この講習は、各市町村の防火センター等で月に1回ほど行われています。詳しくは近隣の防災協会に問い合わせましょう。

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居酒屋の開業準備でやることリスト

居酒屋を成功させるために、開業前に次のような準備をしておきましょう。

  • コンセプトを固める
  • 資金調達
  • メニュー考案
  • 宣伝広告
  • スタッフの採用
  • レジの導入

コンセプトを固める

開業するにあたり、まず店舗のコンセプトを固めます。コンセプトとは、誰に・どのような商品・サービスを・どのように提供するかという店舗の戦略そのものです。

たとえば、仕事帰りに軽く一杯を楽しめるリーズナブルな居酒屋にするのか、グループで気兼ねなくお酒を飲める店舗にするのかなど、具体的にコンセプトを決めることで、店舗を構える立地や内装もスムーズに決まります。

資金調達

資金調達

飲食店の開業時には、物件取得費用や店舗投資費用、そして当面の運転資金が必要です。

  • 物件取得費用:400万円~
  • 内外装工事費用:200万円~
  • 厨房設備:100万円~
  • テーブルやイス、食器など備品:30万円~
  • 宣伝費:50万円~
  • 人材募集費:10万円~
  • 開店前経費:10万円~

開業時には、年商の半分程度の資金を用意しておくと安心です。年商2,000万円を目指しているのなら、開業資金に1,000万円は用意しておきます。

開業資金を調達する方法には、主に次の3つがあります。

  • 自己資金:開業前に自己資金も用意しておきましょう
  • 金融機関からの融資:日本政策金融公庫や銀行の創業資金を借りる手もあります
  • 各種補助金:開業後に各種補助金を申請し受け取る方法もあります

居酒屋を経営すると決めた時点から、自己資金をコツコツとためておき、足りない分は金融機関からの融資で賄います。各種補助金は、開業後に受け取れるという点に注意しましょう。創業時に受け取れる補助金には、創業・事業継承補助金や小規模事業者持続化補助金、トライアル雇用奨励金等、雇用に関する補助金があります。

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メニュー考案

居酒屋が繁盛するかどうかは、メニューに左右されるといっても過言ではありません。コンセプトと予算、提供価格にあったメニューを開発して、ターゲットに受け入れられやすいメニュー作りを進めていきましょう。競合や近隣の店舗のメニューを参考にしつつも、同じようにならない工夫も大切です。

また、メニュー作りと同時に魅力的なメニュー表づくりも重要となりますこちらもお店のコンセプトに合わせたメニュー表に仕上げていきます。家族向けならポップに、大人が静かに飲む居酒屋なら落ち着きのある雰囲気に、といったようにデザインを考えます。

宣伝広告

ホームページやSNSアカウントを開設して、開店前から宣伝を行います。店舗の魅力をインターネットで発信するとともに、地域紙への広告出稿やチラシの配布、ポスティングなどで「新店舗がまもなく開店する」ことを認知・浸透させていきます。クーポンの配布なども効果的です。

また、店舗運営の練習も兼ねて、「プレオープン」を行うのも手です。プレオープンには、運営に意見してくれる人や飲食店の運営に精通している人、人脈のある人、各種メディアの取材班等を招待します。これにより、運営に関する助言や口コミによる波及効果が期待できます。

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スタッフの採用

スタッフの採用

スタッフの採用には、1~3か月ほどの期間を要します。アルバイトやパートは1か月前から、正社員は3か月前から募集を行いましょう。

スタッフの数は、店舗の規模によって異なります。一般的には、「収容人数÷テーブル数÷4」がホールスタッフ数の目安です。居酒屋の場合、カウンターのみの小さなお店であれば、調理スタッフと配膳スタッフのみで対応できるでしょう。100名収容できる、25席の大規模店であれば、ホールスタッフだけで6名は必要ということになります。

飲食店にとって、店舗で働く人材の存在は必要不可欠なものです。開業前から人材の確保と定着に向けた仕組みづくりにも着手しましょう。

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レジの導入ならPOSレジを

居酒屋でレジを導入するなら、POSレジの導入がおすすめです。POSレジは、会計、売上の管理、顧客やスタッフの管理に至るまで、店舗の運営をサポートする多くのメリットがあります。

飲食店に特化しているPOSレジであれば、商品の売れ筋、時間帯別の顧客分析など売上傾向を管理できます。また、オペレーション効率化として、セルフオーダーによる接客対応の省人化や、キャッシュレス決済対応による会計作業の効率化など、さまざまな機能が用意されています。

POSレジの機能

飲食店専用のクラウドPOSレジの主な機能をご紹介します。

レジ機能
レジ機能
iPadアプリを使った基本のレジ機能。幅広いオペレーションに対応した豊富な販売方法。

注文機能
注文機能
サブメニュー設定・商品検索機能・注文状況にあわせた調理指示が可能。

売上分析
売上分析
多彩な切り口から店舗状態を可視化し、売上向上への注力ポイントを把握。

セルフオーダー機能
セルフオーダー機能
注文・会計業務のオペレーションを効率化することができ、非接触・非対面で省人化を実現。

自動釣銭機能
自動釣銭機能
会計ミスやレジ作業の負荷を軽減することが可能。

スタッフ管理機能
スタッフ管理機能
店舗スタッフの勤怠・シフトの管理を一元化して、管理業務の効率化を実現

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居酒屋経営が厳しいのはなぜ?

居酒屋を含む飲食店の経営はとても難しいといわれています。中小企業庁による「中小企業白書2019」によると、その他の業種に比べ宿泊業・飲食サービス業は開業率・廃業率ともに高い業種となっています。製造業の廃業率が約3%なのに対し、宿泊業・飲食サービス業の廃業率は約6%です。

飲食店は、収入に対して労力が大きい業種です。人材の確保や広告・宣伝の方法が複雑化し、個人経営の飲食店が行うべき業務量も増大しています。また、新型コロナウイルスの影響によって、ますます厳しい状況に追い込まれています。

とはいえ、これらの困難をもってしても成功している飲食店が数多くあるのも事実です。なぜ、それらの店舗が成功しているのか、その理由は経営努力にあります。店舗は自宅と兼用して賃料なしを実現している、人件費をなるべく抑えつつ回転率がよくなるようメニューを考案する、といった工夫です。

成功している店舗の特徴を知り、開店前から「長く続けられる店づくり」を意識してみましょう。

居酒屋の儲かるメニューとは

居酒屋の儲かるメニューとは

居酒屋の顔となるメニューを工夫して、利益率の向上を狙いましょう。利益を出しやすいメニューには以下のようなものがあります。

  • アルコール類
  • ポテトサラダ・フライドポテト
  • から揚げ
  • アイスクリーム

居酒屋で利益を出しやすいのはアルコール類です。特に焼酎とジュースを混ぜたチューハイ類は利益率の高いメニューです。キャベツの漬物やサラダもおすすめです。箸休めとして「とりあえず注文する」というお客様は多いでしょう。また、業務用のアイスクリームは原価率15%~20%と利益率の高い食後のデザートメニューです。

POS+ の導入で経営をサポート

経費を最適化した店舗経営に向け、クラウドPOSレジ「POS+」の導入をぜひご検討ください。POS+ は従来の一般的なレジとは異なる外観・機能を備えた、タブレット端末で使えるPOSレジです。導入により、以下のような効果を期待できます。

  • 会計の手間やトラブルがなくなる
  • 売上データを分析しやすい
  • オーダーがミスなくスムーズ
  • コロナ対策にも

会計の手間やトラブルが減る

店舗の回転率を上げ収益を確実に管理するために、会計時間を短縮でき、会計トラブルを軽減できるレジシステムを採用しましょう。

POS+ では、スタッフの小型端末(オーダーハンディ)やお客様端末(スマホによるセルフオーダー)で入力された注文データは、自動的にレジシステムに集計されます。これにより、会計時のミスやトラブルを軽減。さらに割勘にも対応しており、混雑しがちな複数人での利用時の会計にかかる時間も短縮されます。

テーブルオーダーシステムを採用すれば伝票の取り違えがなくなり、自動つり銭機の導入でお釣りの渡し間違いもなくなります。注文から会計までの流れがスムーズになることで、顧客満足度の向上も見込めるようになるでしょう。

関連製品
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売上データを分析しやすい

POS+ に蓄積された売り上げデータを分析することもできます。

POS+ の分析機能では、売り上げの大きい商品カテゴリの把握や、日、月、曜日ごとの売り上げの可視化も簡単に行えます。一目で見てわかるグラフから、いつ何を仕入れておくべきか、曜日ごとに売り出すべき商品はどれかなど、経営戦略の立案も容易に行えるようになります。

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オーダーがミスなくスムーズ

オーダーがミスなくスムーズ

POS+ のオーダーエントリーシステムは、お客様のスマホ端末を使ったセルフオーダーや、テーブル上に設置した端末からのテーブルトップオーダーに対応しています。

注文があると、オーダーはそのままキッチンにあるプリンターに送信され、注文内容がプリントアウトされる仕組みです。これらの仕組みにより、スタッフの聞き取り間違いによるミスや厨房の聞き間違いによるオーダーミスを防ぐことができます。

卓上注文でオーダーミスやトラブルを軽減できます。
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コロナ対策にも

新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策として、人との接触を防ぐ工夫が求められています。飲食店においても、ソーシャルディスタンスやオーダー時・会計時の接触を減らすよう対策を行っていきましょう。

POS+ を導入すれば、これらの対策を容易に行えます。オーダーエントリーシステムでスタッフ数を減らして密を避ける、会計時の感染リスクを減らすようキャッシュレス決済を導入する、会計にかかる時間を減らしてスタッフと接する時間も減らす、といったことも可能です。

まとめ

店舗を継続させるには確かな戦略が必要となります。資金を用意してコンセプトを決め、店舗と備品、人材を用意して、オープンしたら「おわり」ではありません。店舗の運営を成功に導くために、人材の募集や定着、顧客満足度の向上も見込めるレジシステムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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