業務効率化と売上アップを支援するクラウドPOSレジ「ポスタス」
2022.04.14
調査/データ

【2022年4月】POSデータ定期レポート

まん延防止措置解除で、3月の全体売上は前年対比98%、感染者数の高止まりが売上の回復スピードに影響か

クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:本田 興一)は、2022年3月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。

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今後もPOS+(ポスタス)は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と提案を行うことで、当サービスのビジョン“おもてなしのお手伝いで、はたらく、を笑顔でみたす。”の実現を目指してまいります。

【目次】

  • 集計1:飲食店 売上・客数月次推移 前年対比
  • 集計2:飲食店 売上週次推移 前年対比
  • 集計3:飲食店 業種別・ジャンル別売上月次推移 前年対比

【集計1概要】

集計内容:飲食店 売上・客数月次推移 前年対比

集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店

集計期間:

<2021年売上>2021年3月1日~2021年12月31日(2020年3月1日~2020年12月31日)

<2022年売上>2022年1月1日~2022年3月31日(2021年1月1日~2021年3月31日)

集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計

【集計1サマリ】

3月度は売上・客数ともに前年対比90%台、コロナ影響前の約6割

  • 3月度の全体売上は、前年対比98.1%で、前月から9.1ポイント良化した。2021年3月の売上は2020年比85.2%、2020年3月の売上は2019年比67.7%(※1)なので、2022年3月の売上はコロナ影響前(2019年)の約6割である。
  • 3月度の全体客数は、前年対比92.6%で、前月から7.9ポイント良化した。2021年3月の客数は2020年比84.7%、2020年3月の売上は2019年比68.9%(※1)なので、2022年3月の客数はコロナ影響前(2019年)の約6割である。
飲食店 売上月次推移 前年対比
飲食店 客数月次推移 前年対比

(※1)「売上昨年同月対比 客単価別 表1」 参照

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000056468.html

【集計2概要】

集計内容:飲食店 売上週次推移 前年対比

集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店

集計期間:

<2021年売上>2021年4月26日~2022年1月2日(2020年4月27日~2021年1月3日)

<2022年売上>2022年1月3日~2022年3月27日(2021年1月4日~2021年3月28日)

集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計

【集計2サマリ】

まん延防止措置が全面解除されるも、以前より回復の進行は緩やか

  • 週次推移で見ると、まん延防止措置から1か月ほどで売上の減少が収まり、2月の2週目以降は毎週2ポイント前後の緩やかな回復に転じている。以前の緊急事態宣言の時のように、解除直前で大きく回復率が伸びる傾向はなく、新規感染者数の高止まりに対して消費者が慎重になっている様子が窺える。
  • エリア別で見ると、3月は関東地方が前年対比100%超えで推移しているが、これは前年同月に首都圏で緊急事態宣言が発令されており、関東地方の売上が減少していたからである。他のエリアは、まん延防止措置の解除に合わせて、徐々に売上を伸ばしている。
飲食店 売上週次推移 前年対比
参考:エリア別 売上週次推移 前年対比>

【集計3概要】

集計内容:飲食店 業種別・ジャンル別売上月次推移 前年対比

集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗

・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン

・「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー

・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本料理、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理

・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋

・「その他」:バー

集計期間:

<2021年売上>2021年3月1日~2021年12月31日(2020年3月1日~2021年12月31日)

<2022年売上>2022年1月1日~2022年3月31日(2021年1月1日~2021年3月31日)

集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計

【集計3サマリ】

3月は全ての業種で回復率が良化、「鉄板料理」・「フランス料理」が引き続き上位をキープ

  • 業種別で見ると、3月は全ての業種で回復率が良化している。2月と同様、業種による回復率の差はあまり見られなかった。
  • ジャンル別で見ると、「専門料理」の前年対比の数字が良い。うち、「その他西洋料理」・「沖縄料理」は2021年に減少した売上が回復したジャンル。一方、「鉄板料理」・「フランス料理」は2021年11月頃から上位をキープし続けている。
飲食店 業種別売上月次推移 前年対比
飲食店 ジャンル別売上(3月) 前年対比

ポスタス株式会社および「POS+」について https://www.postas.co.jp/

ポスタス株式会社は、2013年5月のサービス提供から、有償POSレジで国内トップクラスのシェアを誇るまで成長したクラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」の事業を、パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社より承継する形で、2019年12月2日に設立いたしました。

「POS+」は、店舗の売上向上や店舗運営担当者の業務負担軽減による生産性向上を実現し、また従業員にとって利便性の高い機能を搭載する店舗向けソリューションです。飲食店向け「POS+ food」や小売業向け「POS+ retail」、理美容向け「POS+ beauty」のクラウド型モバイルPOSレジをはじめ、顧客の属性に合わせたマーケティング活動を可能にするデジタル会員証「POS+ connect」や、従業員の勤怠管理「POS+ time recorder」などきめ細やかな機能を搭載し、効率的な店舗運営を支援いたします。

「PERSOL(パーソル)」について https://www.persol-group.co.jp/

パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。

また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。

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