キャッシュレス決済比率が高いのは鉄板料理・フランス料理・しゃぶしゃぶ、寿司等の比較的高単価のジャンル
クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:本田 興一)は、2022年8月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめ ましたのでお知らせします。
今後もPOS+(ポスタス)は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と 提案を行うことで、当サービスのビジョン“おもてなしのお手伝いで、はたらく、を笑顔でみたす。”の実現を目指してまいります。
【調査結果】
■8月度売上は対前月アップ。コロナ前(2019年対比)でも130%の水準。
- 8月度の前年対比の売り上げ伸長率は、前月から21.1ポイント良化し、前年対比で139.9%を示している。2021年8月の売り上げが2020年比84.1%、2020年8月の売り上げが2019年比94.6%(※グラフ表示外)なので、コロナ前(2019年)対比では130%の水準である。
■新型コロナ新規感染者数との関連
- 7月からの「第7波」到来後も、7月18週を底に前年対比売上は右肩上がりの傾向を示している。
■決済手段について
- キャッシュレス決済比率は関東地方が45.5%と最も高く、そのうち8割がクレジットカード決済である。クレジットカード以外では、コード決済、ついで電子マネー決済が続く。
- 業態別に見ると、専門料理・その他でのキャッシュレス決済比率が高い。コード決済・電子マネーの使用比率は食事・軽食系・持ち帰り業態で高い。
- ジャンル別に見ると、鉄板料理・フランス料理・その他西洋料理・しゃぶしゃぶ、寿司等、比較的高単価の業態でのキャッシュレス決済比率が高い(そのほとんどはクレジットカード決済である)。
- キャッシュレス決済を100%として内訳を見ると、業態ごとの決済手段の違いが明確にわかる。ハンバーガー・カレー・ラーメン・そば・うどん等の軽食/食事系は前頁の通り現金比率が高いものの、キャッシュレス決済の中ではコード決済比率が高い。
【目次】
集計1:全国飲食店 売上月次推移(前年対比)、新規感染者とエリア別売上週次推移(前年対比)
集計2:飲食店 業態別・顧客単価別売上月次推移
【集計1概要】
集計内容:飲食店 売上月次推移 前年対比、新規感染者数とエリア別売上週次推移(前年対比)
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:
<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日
<2022年売上>2022年1月1日~2022年8月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,784社
【集計1サマリ】8月度の度の売り上げは前月から21.1ポイント良化し、コロナ前(2019年)対比でも139.9%の水準
- 8月度の前年対比の売り上げ伸長率は、前月から21.1ポイント良化し、前年対比で139.9%を示している。2021年8月の売り上げが2020年比84.1%、2020年8月の売り上げが2019年比94.6%(※グラフ表示外)なので、コロナ前(2019年)対比では130%の水準である。
- 7月からの「第7波」到来後も、7月18週を底に前年対比売上は右肩上がりの傾向を示している。
(※1)【2020年8月POSデータ定期レポート 「売上昨年同月対比 客単価別 表1」 参照https://www.postas.co.jp/news/2020/1943/
【集計2概要】
集計内容:飲食店 エリア別・業態別決済方法
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
・「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、
中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、
沖縄料理
・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
・「その他」=カフェ・喫茶、その他西洋料理、バー
集計期間:
<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日
<2022年売上>2022年1月1日~2022年8月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,784社