キャッシュレス決済比率は対前年で103%微増 専門料理・居酒屋で伸びが見られた
クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:本田 興一)は、2022年9月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめ ましたのでお知らせします。
また、今回から新たな取り組みとして、全国各業態において導入が進むキャッシュレス決済に注目し、ジャンル別のキャッシュレス決済比率の月次推移の集計を開始いたしました。飲食店がどのようにこのコロナ禍の転換期を乗り越えていくのか、数値やグラフ化することで、飲食店の力を可視化し、様々な切り口でレポートしてまいります。
今後もPOS+(ポスタス)は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と 提案を行うことで、当サービスのビジョン“おもてなしのお手伝いで、はたらく、を笑顔でみたす。”の実現を目指してまいります。
■9月度売上も対前月アップ。コロナ前(2019年対比)でも130%の水準。
- 9月度の前年対比の売り上げ伸長率は、前月から12.4ポイント良化し、前年対比で154.2%を示している。2021年9月の売り上げが2020年比73.4%、2020年9月の売り上げが2019年比106.8%(※グラフ表示外)なので、コロナ前(2019年)対比では130%の水準である。
■新型コロナ新規感染者数との関連
- 売上の前年対比グラフは9月度に入り緩く右肩下がりになっているが、100%は超えた水準を維持している
■決済手段について
- キャッシュレス決済比率は関東地方が47.0%と最も高く、そのうち8割がクレジットカード決済である。クレジットカード以外では、コード決済、ついで電子マネー決済が続く。
- 業態別に見ると、専門料理・その他でのキャッシュレス決済比率が高い。コード決済・電子マネーの使用比率は食事・軽食系・持ち帰り業態で高い。
- ジャンル別に見ると、鉄板料理・フランス料理・その他西洋料理・しゃぶしゃぶ、寿司等、比較的高単価の業態でのキャッシュレス決済比率が高い(そのほとんどはクレジットカード決済である)。
- キャッシュレス決済を100%として内訳を見ると、業態ごとの決済手段の違いが明確にわかる。ハンバーガー・カレー・ラーメン・そば・うどん等の軽食/食事系は前頁の通り現金比率が高いものの、キャッシュレス決済の中ではコード決済比率が高い
- 8月度→9月度で全ジャンル平均で103%と微増。比較的伸びているのは専門料理・居酒屋である。
- 専門料理・居酒屋では、クレジットカード比率が伸びている。
【目次】
- 集計1:全国飲食店 売上月次推移(前年対比)、新規感染者数とエリア別売上週次推移(前年対比)
- 集計2:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
- 集計3:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
【集計1概要】
集計内容:飲食店 売上月次推移(前年対比)、新規感染者数とエリア別売上週次推移(前年対比)
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日
<2022年売上>2022年1月1日~2022年9月30日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,644社
【集計1サマリ】9月度の度の売り上げは前月から12.4ポイント良化し、コロナ前(2019年)対比でも130%の水準
- 9月度の前年対比の売り上げ伸長率は、前月から12.4ポイント良化し、前年対比で154.2%を示している。2021年9月の売り上げが2020年比73.4%、2020年9月の売り上げが2019年比106.8%(※グラフ表示外)なので、コロナ前(2019年)対比では130%の水準である。
- 売上の前年対比グラフは9月度に入り緩く右肩下がりになっているが、100%は超えた水準を維持している。(※1)【2020年9月POSデータ定期レポート 「売上昨年同月対比 客単価別 表1」 参照https://www.postas.co.jp/news/2020/2469/
【集計2概要】
集計内容:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
・「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、
中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、
沖縄料理
・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
・「その他」=カフェ・喫茶、その他西洋料理、バー
集計期間:<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日
<2022年売上>2022年1月1日~2022年9月30日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,644社
【集計2サマリ】エリア別に見ると関東地方のキャッシュレス決済比率が47%と最も高く、そのうち8割がクレジットカード決済
- エリア別に見ると関東地方のキャッシュレス決済比率が47%と最も高く、そのうち8割がクレジットカード決済である。クレジットカード以外では、コード決済、ついで電子マネーが続く。
- 業態別に見ると、専門料理・その他でのキャッシュレス決済比率が高い。コード決済・電子マネーの使用比率は食事・軽食系・持ち帰り業態で高い。
- ジャンル別に見ると、鉄板料理・フランス料理・その他西洋料理・しゃぶしゃぶ、寿司等、比較的高単価の業態でのキャッシュレス決済比率が高い(そのほとんどはクレジットカード決済である)。キャッシュレス決済を100%として内訳を見ると、業態ごとの決済手段の違いが明確にわかる。ハンバーガー・カレー・ラーメン・そば・うどん等の軽食/食事系は前頁の通り現金比率が高いものの、キャッシュレス決済の中ではコード決済比率が高い。
【集計3概要】
集計内容:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
・「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、
中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、
沖縄料理
・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
・「その他」:バー
集計期間:
<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日
<2022年売上>2022年1月1日~2022年9月30日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,644社
【集計3サマリ】キャッシュレス決済比率は前月から全ジャンル平均で103%と微増。比較的伸びているのは専門料理・居酒屋。
- 今月からジャンル別のキャッシュレス決済比率の月次推移を見ていく。8月度→9月度で全ジャンル平均で103%と微増。比較的伸びているのは専門料理・居酒屋である。
- 8月度→9月度でキャッシュレス決済が比較的伸びている専門料理・居酒屋では、クレジットカード比率が伸びている。