業務効率化と売上アップを支援するクラウドPOSレジ「ポスタス」
2025.09.12
調査/データ

飲食店売上動向レポート2025年9月

~8月売り上げは、前年対比で105.4%と前月から3.4pt増加 全国のキャッシュレス決済比率は、53.0%で前月から0.4pt減少した~

ポスタス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:本田 興一、以下:ポスタス)は、本日、2025年8月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計した結果を公開しました。

今後もPOS+(ポスタス)は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と 提案を行うことで、当社のビジョン“ともに創る、おもてなしの一歩先を。”の実現を目指してまいります。

高機能クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」

POS+は高機能でカンタンに導入できる業態特化型クラウド型POSレジです。レジ・売り上げ管理などの基本機能を網羅した上で、各業種に特化したソリューションを提供しています。詳しくは資料をダウンロードしてください。

【調査結果】

■8月度売り上げは前年対比105.4%となった。

・8月度の前年対比の売り上げ伸長率は、前月から3.4pt増加した。売り上げは前年対比105.4%とプラスとなった。

エリア別売上週次推移について

・8月の売上、前年対比の伸長率(地方平均)は106.9%と前月から5.8pt増加した。

 各地域の売上伸長率は、四国地方が最も高く前年対比112.2%となった。

キャッシュレス決済手段について

・キャッシュレス決済比率は全国で53.0%と、前月から0.4pt減少した。

・業態別のキャッシュレス比率は、持ち帰り以外の業態で40%を超える。

 一方で、コード決済比率が一番高いのは持ち帰り業態で、その割合が15.4%となる。

・ジャンル別に見ると、28ジャンル中20ジャンルでキャッシュレス比率が50%を超える。

 また、コード決済比率が高いサラダ店では、その比率が21.7%を占める。

・7月度と8月度の飲食店【業態別】キャッシュレス決済比率を比較すると、軽食の業態で増加した。

・キャッシュレス決済手段別で見ると、7月度から8月度にかけて、食事系以外の業態でコード決済の比率が増加した。

・キャッシュレス決済方法としては、最も多いのがクレジットカードで76.8%、次いで多いのがコード決済で16.8%となった。

【目次】

  • 集計1:全国飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移(前年対比)
  • 集計2:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
  • 集計3:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率

【集計1概要】

集計内容:飲食店 売上月次推移(前年対比)、エリア別売上週次推移(前年対比)

集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店

集計期間:<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日

             <2022年売上>2022年1月1日~2022年12月31日

             <2023年売上>2023年1月1日~2023年12月31日

     <2024年売上>2024年1月1日~2024年12月31日

     <2025年売上>2025年1月1日~2025年8月31日

集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計

【集計1サマリ】

8月度売上は前年対比105.4%と前月から3.4pt増加した

  • 8月度の売り上げ伸長率は、前月から3.4pt増加した。売り上げは前年対比105.4%でプラスとなった。
  • 8月売上における、前年対比の伸長率(地方平均)は106.9%と前月から5.8pt増加した。各地域の売上伸長率は、8/25週でみると中部地方、近畿地方、中国地方、四国地方、九州・沖縄地方が前年対比120%を超えた。これは、昨年8月に宮崎県で震度6弱を観測した日向灘を震源とする地震の発生を受けて「南海トラフ地震臨時情報」 が発表され、これにより旅行予定者がキャンセルするなどし、同地域で前年対比の売上伸長率が下がったため、今回大幅に増加したとみられる。
  • 業種別時間帯別売上動向を見ると、8月度でディナータイムの売上割合が一番多いのは居酒屋、次に専門料理となりその差は13.3ptとなった。一方ランチタイムの売上割合が一番高いのは、軽食、次に食事系となり、その差は0.1ptとなった。

【集計2概要】

集計内容:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法

集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗

・「食事系」 :カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン

・「軽食」  :カフェ・喫茶、ハンバーガー

・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、

中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理

・「居酒屋」 :和風居酒屋、洋風居酒屋

・「その他」 :バー

集計期間:<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日

             <2022年売上>2022年1月1日~2022年12月31日

             <2023年売上>2023年1月1日~2023年12月31日

     <2024年売上>2024年1月1日~2024年12月31日

     <2025年売上>2025年1月1日~2025年8月31日

集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計

【集計2サマリ】

全国のキャッシュレス決済比率は53.0%で、前月から0.4pt減少した

  • 53.0%と、前月から0.4pt減少した。
  • 61.1%で、こちらも前月から0.4pt減少した。
  • 業態別にキャッシュレス比率を見ると、すべての業態で40%を超える。またコード決済比率が一番高い「持ち帰り」では、その割合が15.4%であった。

【集計3概要】

集計内容:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)

集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗

・「食事系」 :カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン

・「軽食」  :カフェ・喫茶、ハンバーガー

・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、

中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理

・「居酒屋」 :和風居酒屋、洋風居酒屋

・「その他」 :バー

集計期間:<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日

             <2022年売上>2022年1月1日~2022年12月31日

             <2023年売上>2023年1月1日~2023年12月31日

     <2024年売上>2024年1月1日~2024年12月31日

     <2025年売上>2025年1月1日~2025年8月31日

集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計

【集計3サマリ】

キャッシュレス決済比率は6月度から7月度にかけて、食事系・軽食・持ち帰りの業態で増加した

  • ジャンル別に見ると、28ジャンル中20ジャンルでキャッシュレス比率が50%を超える。また、コード決済比率が高いサラダ店では、その比率が21.7%を占める。
  • キャッシュレス決済に占める各決済手段の比率をジャンル別に見ると、クレジットカードの比率が高いのは寿司と鉄板料理で、いずれも90%を超える。コード決済の比率が高いのはラーメン・持ち帰り販売で、40%を超える。
  • 業態別にみるとキャッシュレス決済比率は、軽食の業態で7月度から8月度にかけて増加した。業態の中で最もキャッシュレス決済比率の高い専門料理は、59.0%と前月から0.5pt減少した。
  • 決済方法は、現金が47.2%で前月に引き続き第1位となった。キャッシュレス決済の内訳は、クレジットカードが76.8%、次いでコード決済が16.8%となった。業態別で見ると、キャッシュレス決済利用が最も多いのは専門料理で、前月から0.3pt減少し、50.1%となった。

高機能クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」

POS+は高機能でカンタンに導入できる業態特化型クラウド型POSレジです。レジ・売り上げ管理などの基本機能を網羅した上で、各業種に特化したソリューションを提供しています。詳しくは資料をダウンロードしてください。

■ポスタス株式会社および「POS+」について <https://www.postas.co.jp/

ポスタス株式会社は、2013年5月のサービス提供から、有償モバイルPOSレジで国内トップクラスのシェアを誇るまで成長したクラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」の事業を、パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社より承継する形で、2019年12月2日に設立いたしました。

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