近年、飲食店や小売店、美容サロンなど、さまざまな業種で業務効率化の鍵となるタブレットPOSレジの導入が進んでいます。本記事では、代表的なタブレットPOSレジ16選を徹底比較し、各システムの特徴を分かりやすくまとめました。また、タブレットレジを導入することで得られるメリットや選ぶ際のポイントも解説しています。
店舗運営をさらに効率化したい方、キャッシュレス決済に対応したい方、多店舗展開を検討している方など、さまざまなニーズに応える情報が満載です。ぜひ、POSレジ選びの参考にしてみてください!
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タブレットPOSレジ15社比較
さっそく、タブレットPOSレジ16選を比較し、それぞれの特徴や料金、導入メリットを見ていきましょう。まずは、比較しやすいようにタブレットPOSレジを表形式にまとめましたので、ご覧ください。
タブレットPOSレジ比較表
製品名 | 向いている事業者 | 提供企業 |
---|---|---|
POS+(ポスタス) | 多店舗展開や顧客データ活用を目指す事業者 | ポスタス株式会社 |
Airレジ | 初期費用を抑えたい店舗 | 株式会社リクルート |
ユビレジ | 多店舗運営、データ一元管理を目指す店舗 | 株式会社ユビレジ |
スマレジ | 多店舗展開やセルフレジを導入したい店舗 | 株式会社スマレジ |
STORES レジ | ネットショップと実店舗の連携を目指す店舗 | STORES 株式会社 |
Square POS レジ | キャッシュレス決済を導入したい中小規模店舗 | Square株式会社 |
CASHIER | キャッシュレス対応や無人運営を目指す事業者 | 株式会社ユニエイム |
blaynレジ | キャッシュレス決済導入、店舗状況把握を重視する飲食店 | ブレイン株式会社 |
ワンレジ | 飲食店経営者、HACCP対応が必要な店舗。 | 株式会社スカイダイニング |
ハピレジ | モバイルオーダーやセルフレジ導入を検討する店舗 | 株式会社Mt.SQUARE |
NEC モバイル POS | 多店舗経営、デジタル化を進めたい店舗 | NEC Corporation |
ORANGE POS | 大規模事業者、ECサイト連携を重視する企業 | 株式会社エスキュービズム |
パワクラ | 複数店舗運営や在庫管理効率化を目指す事業者 | 株式会社パワクラ |
EasyPOS | 簡単にPOSを導入したい小規模店舗 | 株式会社メガ |
poscube | 多店舗展開、インバウンド需要対応を目指す店舗 | 株式会社フォウカス |
ここからは、ピックアップしたタブレット型POSレジの特徴や料金、導入メリットを詳しくご紹介します。各システムが持つ強みを理解し、自店舗に合ったPOSレジ選びの参考にしてください。
POS+(ポスタス)|多業種対応の高機能&柔軟性が特長
引用:POS+(ポスタス)公式サイト
POS+(ポスタス)は、多業種対応のタブレット(iPad)を利用したクラウド型POSレジシステムです。飲食店、小売店、美容サロン、クリニックなどの店舗運営を効率化します。
売上や在庫管理の基本機能に加え、業種ごとに特化したオプション機能を搭載。多店舗運営や多言語対応が必要な事業者にも適しています。
業種別に特化した機能
- 飲食店向け: テイクアウト対応、卓上注文機能、キッチン伝票出力でスムーズな店舗運営を実現。
- 小売店向け: 在庫管理、商品分類、帳票作成で効率的な商品管理をサポート。
- 美容サロン向け: 電子カルテ、予約管理、顧客データ活用でリピーター獲得を支援。
- クリニック向け: レセコン連携、予約システム対応、患者データ管理で業務効率化を促進。
さらにキャッシュレス決済やセルフレジ機能にも対応し、最新の店舗運営ニーズに応える多機能性が特長です。初期設定や導入時のトレーニング、365日サポート体制により、安心して導入ができます。
【料金】
月額14,000円~
【向いている事業者】
- キャッシュレス決済を導入したい店舗。
- 多店舗展開や複数スタッフ管理が必要な事業者。
- 顧客データ活用や業務効率化を目指す店舗。
Airレジ|0円から始められるシンプル&便利さが特長
引用:Airレジ公式サイト
Airレジは、iPadを使用する無料のPOSレジアプリで、飲食店や小売店、美容サロンなど幅広い業種で利用されています。操作が簡単で、キャッシュレス決済対応や売上管理など多彩な機能を提供しています。初期費用がかからず、効率的な店舗運営をサポートしてくれるため気軽に導入できる点が魅力です。
【料金】
月額0円~
【向いている事業者】
- 初期費用を抑えたい店舗
- キャッシュレス決済を導入したい事業者
- 簡単操作で業務効率を向上させたい店舗
ユビレジ|多機能で直感的な操作が可能
引用:ユビレジ公式サイト
ユビレジは、飲食店や小売店、美容サロン、医療機関など、多業種に対応するiPad型POSレジです。簡単操作で直感的に利用でき、売上や在庫管理、QRオーダー機能などを通じて店舗の運営効率を高めることが可能です。また、小規模から大規模店舗までの店舗に対応しており、外部サービスとの連携にも柔軟に対応しています。
【料金】
要問合せ
【向いている事業者】
- 店舗運営を効率化したい事業者
- 多店舗運営やデータ一元管理を必要とする店舗
- QRオーダーやキャッシュレス決済を導入したい飲食店
スマレジ|無料プランで高機能&柔軟性を実現
引用:スマレジ公式サイト
スマレジは、iPadやiPhoneを利用した高機能なクラウド型POSレジシステムです。無料プランからスタート可能で、多店舗管理や売上分析、キャッシュレス決済対応など、幅広い業種や規模の店舗運営をサポートします。シンプルな操作性と柔軟なカスタマイズ性を兼ね備えており、多様なビジネスニーズに対応可能です。
【料金】
月額0円~(プランによって異なる)
【向いている事業者】
- 初期費用を抑えて導入したい飲食店や小売店
- セルフレジやキャッシュレス決済を導入したい店舗
- 多店舗展開を行い、データを一元管理したい事業者
STORES レジ|ネットショップ連携がスムーズ
引用:STORES レジ公式サイト
STORES レジは、ネットショップとリアル店舗を一元管理できる便利なクラウド型POSレジです。店舗の商品情報や在庫、売上データが自動的に連携されるため、在庫切れや売上状況の把握もスムーズ。手間のかかる業務を削減し、店舗運営に集中できます。また、軽減税率や多彩なキャッシュレス決済にも対応しており、顧客満足度も向上します。
【料金】
- フリープラン:0円
- ベーシックプラン:4,950円/月(1店舗あたり)
【向いている事業者】
- ネットショップと実店舗を連携したい事業者
- 在庫や売上を一元管理したい中小規模の店舗
- キャッシュレス決済を導入したい事業者
Square POS レジ|オンライン対応の手軽さがポイント
Square POS レジは、誰でも簡単に使えるタブレット型のPOSレジシステムです。導入費用が無料で始められるため、初期費用を抑えたい事業者にもピッタリ。多彩なキャッシュレス決済に対応し、売上や在庫のリアルタイム管理、オンラインストアとの連携も可能。効率的なデータ管理で、売上アップを目指せます。
【料金】
0円~
【向いている事業者】
- キャッシュレス決済を導入したい事業者
- オンラインと実店舗の統合管理を目指す店舗
- スタッフや在庫管理を効率化したい中小規模店舗
CASHIER|無人運営を可能にする柔軟な設計
CASHIERは、店舗の規模や業種に合わせてカスタマイズ可能なAndroid端末を利用したクラウドPOSレジです。セルフレジやモバイルオーダー、テーブルオーダーなど、最新の店舗運営スタイルに対応しています。
特にキャッシュレス決済を強化したい店舗や、無人運営を目指したい事業者に最適です。柔軟な導入プランで、個人店から大規模チェーンまで幅広く対応します。
【料金】
月額0円~
【向いている事業者】
- キャッシュレスや無人レジを導入したい店舗
- テイクアウトやモバイルオーダーを展開したい飲食店
- 多店舗展開で効率化を目指す事業者
引用:CASHIER公式サイト
blaynレジ|飲食店に最適!安心の不正防止機能
blaynレジは、飲食店向けに設計されたクラウド型POSレジシステムです。基本的なレジ機能に加え、クレジットカードやQR決済などのキャッシュレス決済に対応し、プリンター内蔵型でレシートの出力も可能です。
また、外出先からでもお店の状況をリアルタイムで確認できるアプリや、金額修正や取消しを通知する不正防止機能など、店舗運営をサポートする多彩な機能を備えています。
【料金】
要問合せ
【向いている事業者】
- キャッシュレス決済を導入したい飲食店
- 店舗状況をリアルタイムで把握したいオーナー
- LINEモバイルオーダーと連携し、高度な顧客管理を実現したい店舗
引用:blayn公式サイト
ワンレジ|飲食店特化の使いやすさ&豊富な機能
ワンレジは、飲食店に特化したタブレットタイプのクラウドPOSレジです。現場の声をもとに開発され、軽減税率対応、キャッシュレス会計、セルフオーダー機能など、飲食店経営に役立つ機能を幅広く搭載しています。また、給与計算や衛生管理(HACCP)にも対応しており、飲食店運営をトータルサポートします。
【料金】
要問合せ
【向いている事業者】
- 飲食店を経営する事業者
- キャッシュレス会計やセルフオーダーを導入したい店舗
- HACCP対応や給与計算機能を必要とする飲食業態
引用:ワンレジ公式サイト
ハピレジ|モバイルオーダーで業務効率化をサポート
ハピレジは、飲食店や小売店向けに設計されたクラウド型POSレジシステムです。基本的なレジ機能に加え、モバイルオーダーやセルフレジ機能を搭載し、店舗の業務効率化を実現します。顧客体験の向上を重視し、店舗運営を円滑にする柔軟性と拡張性を備えています。
【料金】
要問合せ
【向いている事業者】
- モバイルオーダーやセルフレジを導入したい店舗
- 顧客満足度を高めたい飲食店や小売店
- 柔軟なカスタマイズが必要な事業者
引用:ハピレジ公式サイト
NEC モバイル POS|多店舗展開を支える拡張性
NEC モバイル POS は、飲食店向けのタブレットを利用したサブスク型POSレジシステムです。環境変化に柔軟に対応するため、従来型POSとは異なり、購入やカスタマイズが不要なサブスクリプションモデルを採用しています。店舗のDX(デジタルトランスフォーメーション)をサポートし、多店舗経営にも適したPOSレジです。
【料金】
要問合せ
【向いている事業者】
- 業務効率化を図りたい多店舗飲食店
- モバイルオーダーやデリバリー対応を導入したい店舗
- デジタル技術を活用して店舗運営を最適化したい事業者
ORANGE POS|大規模店舗に対応するカスタマイズ性
ORANGE POSは、大規模店舗向けに設計された高機能なタブレット型POSレジシステムです。ECサイトや基幹システムと連携可能な柔軟性を持ち、多店舗展開や業務効率化を支援します。また、カスタマイズ性が高く、セルフレジやセミセルフレジにも対応し、業種や店舗形態に応じたソリューションを提供します。
【料金】
要問合せ
【向いている事業者】
- 多店舗展開を行う大規模事業者
- ECサイトとの連携を活用したい企業
- カスタマイズ可能なPOSレジを必要とする業種
パワクラ|在庫管理と販促を効率化する一体型設計
パワクラは、店舗・顧客・ECサイト・倉庫・本部をリアルタイムに連携するクラウド型POSレジシステムです。複数拠点での在庫を一元管理し、売れ残りリスクを最小化します。
また、LINEを活用したクーポン配信やポイント共有機能により、顧客囲い込みの強化が可能。キャッシュレス決済や軽減税率、セミセルフレジにも対応しており、幅広い業種に適しています。
【料金】
要問合せ
【向いている事業者】
- 複数店舗を運営し在庫管理を効率化したい事業者
- キャッシュレス決済やセミセルフレジを導入したい店舗
- LINE連携で販促効果を高めたい小売業
引用:パワクラ公式サイト
EasyPOS|簡単導入&手軽さが特徴
EasyPOSのタブレット型POSレジシリーズは、飲食店で利用可能です。タブレットに専用アプリをインストールするだけで、レジ機能と売上分析、データの連携機能などが利用できます。直感的な操作性と手軽な導入が魅力で、小規模店舗から大規模チェーンまで対応しています。
【料金】
要問合せ
【向いている事業者】
- 手軽にPOSシステムを導入したい飲食店
- タブレットを活用して省スペースでレジ運用を目指す事業者
引用:EasyPOS公式サイト
poscube|多言語対応でインバウンド需要にも対応
poscubeは、飲食店向けのクラウド型POSレジシステムです。モバイルオーダー、自動釣銭機、キャッシュレス決済、予約管理など多機能を備え、人手不足や集客強化、インバウンド対応などの店舗課題を解決します。特にモバイルオーダー機能は多言語対応が可能で、外国人顧客への対応をサポートしてくれるので、効率的な店舗運営が実現します。
【料金】
要問合せ
【向いている事業者】
- 多店舗展開を行う飲食チェーンや大型レストラン
- インバウンド需要に対応したい店舗
- モバイルオーダーやキャッシュレス決済を導入したい店舗
引用:poscube公式サイト
タブレットPOSレジとは
タブレットPOSレジとは、タブレット端末やスマートフォンに専用のPOSレジアプリをインストールして利用する新しいタイプのレジシステムです。従来の据え置き型レジに比べ、導入が手軽でコストを抑えられるため、多くの店舗で採用が進んでいます。また、業務効率を向上させる多彩な機能が備わっている点も大きな魅力です。
仕組みは非常にシンプルで、タブレットやスマートフォンをレジ本体として活用し、商品登録や売上管理、在庫管理といった業務をアプリ内で一括して行います。さらに、クラウドベースのシステムが採用されていることが多く、インターネットに接続することで、リアルタイムでのデータ確認や共有が可能です。
この柔軟な運用性から、小規模店舗や個人経営の飲食店だけでなく、ポップアップストアやイベント出店を行うビジネスにも適しています。
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タブレットPOSレジを導入するメリット

タブレットPOSレジは、従来型のレジシステムにはない便利さと柔軟性を兼ね備えています。ここでは、具体的なメリットをご紹介します。
導入コストを大幅に削減できる
タブレットPOSレジは、既存のタブレットやスマートフォンをそのまま活用できるため、高額な専用機器を購入する必要がありません。特に小規模店舗や新規オープンのお店にとって、初期費用を抑えられるのは大きな魅力です。
また、無料プランが用意されているサービスも多く、コストをさらに低く抑えることができます。
誰でも簡単に使える操作性
タブレットPOSレジは、スマートフォンやタブレットのような直感的な操作が可能です。操作が簡単なので、新しいスタッフでも短期間で使いこなせるようになります。教育にかかる時間が短縮できるだけでなく、操作ミスが減り、スムーズな業務が期待できます。
売上や在庫をしっかり管理できる
店舗運営に欠かせない売上や在庫のデータをリアルタイムで管理できるのがタブレットPOSレジの強みです。クラウドにデータを保存するため、トラブルが起きても安心です。
データは自動的に保存されるので、バックアップの手間もかかりません。店舗ごとの売上を比較したり、在庫を適切にコントロールしたりすることで、経営判断がよりスムーズになります。
幅広い決済方法に対応
お客様のニーズに応える多彩な決済手段に対応しています。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などが利用可能なため、スピーディーでストレスのない会計を実現できます。キャッシュレス決済が主流になりつつある今、対応力の高さが競争力につながります。
さらに、すべての決済データが一元管理されるため、経理処理も簡単になります。
場所を取らず、持ち運びもラクラク
タブレットPOSレジは、そのコンパクトさと省スペース設計が大きな魅力です。従来の大型レジと異なり、設置場所に制限されることがなく、カウンターが狭い店舗や限られたスペースでも問題なく使用できます。
さらに、軽量で持ち運びが容易な点も特徴です。移動販売車やポップアップショップ、イベント会場など、さまざまなシーンでの活用が可能で、柔軟なビジネス展開をサポートします。例えば、繁忙期には設置場所を一時的に変更したり、出張サービスで顧客の元に直接出向くなど、用途に応じた柔軟な運用ができるのもタブレットPOSレジならではのメリットです。
データをリアルタイムで確認・管理できる
クラウドベースのタブレットPOSレジなら、売上や在庫などのデータをリアルタイムで確認できます。その結果、店舗運営の状況をその場で把握でき、データに基づいた迅速な意思決定が可能です。特に、複数店舗を運営している場合や、遠隔地からの管理が必要な場合に役立ちます。
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iPadレジとは?導入時のメリット・デメリットなどについて解説
タブレットPOSレジの選び方

タブレットPOSレジは、さまざまな種類があるため、どれを選ぶべきか迷うことも多いでしょう。ここでは、タブレットPOSレジを選ぶ際に注目すべきポイントを詳しく解説します。
導入目的を明確にする
まず、自店舗でタブレットPOSレジを導入する目的を明確にしましょう。
レジ機能だけを求めるのか、売上管理や顧客データ分析、さらには移動販売など、多様な用途に対応したいのかによって選ぶべきシステムは異なります。目的をはっきりさせることで、最適な機能を備えた製品を選ぶ基準が明確になります。
必要な機能を洗い出す
POSレジに求める機能をリストアップすることも重要です。例えば、売上データのリアルタイム管理、在庫管理、予約システムとの連携など、自店舗の運営に必要な機能を優先順位で整理しましょう。こうすることで、過剰な機能を省き、無駄なコストを抑えた選定が可能になります。
運用と保守のしやすさを考える
POSレジは日々の運用がスムーズであることに加え、トラブル発生時のサポート体制も重要です。
サポートが充実しているメーカーを選ぶことで、万が一の問題発生時でも安心して運用を続けられます。
また、システムのバージョンアップやアプリの保守が簡単に行えることも選定ポイントです。
費用対効果を重視する
導入にかかる初期費用とランニングコストをしっかりと比較検討しましょう。
費用を抑えたい場合でも、機能不足やサポートの欠如がないか確認することが大切です。費用に対する業務効率化や人件費削減の効果を見極め、投資対効果が高い製品を選びましょう。
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タブレットPOSレジの導入がおすすめな業種

タブレットPOSレジは、どのような業種におすすめなのでしょうか。ここでは、飲食業・小売業・サービス業がタブレットPOSレジを導入すべき理由をお伝えします。
飲食業
飲食業では、業務効率化や顧客体験向上を目的としてタブレットPOSレジの導入が進んでいます。モバイルオーダー機能やキッチンプリンター連携、セルフオーダー対応など、店舗運営をスムーズにする機能が充実しており、スタッフの負担軽減にもつながります。また、キャッシュレス決済対応により、スピーディーな会計が可能になるのも魅力です。
導入メリット
- モバイルオーダーやセルフオーダーで回転率向上
- レジ業務の負担軽減
- 売上や在庫のリアルタイム管理が可能
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小売業
小売業では、複数店舗の在庫管理や売上データの一元化にタブレットPOSレジが役立ちます。軽減税率対応や商品分類機能、バーコードスキャナ連携など、小売業特有のニーズに応える機能が多く搭載されています。さらに、ECサイトとの連携により、オンラインと店舗の統合管理ができるPOSシステムも多く登場しています。
導入メリット
- 在庫や売上データの一元管理
- 軽減税率対応でスムーズな会計
- ECサイトとの連携でオンライン販売も効率化
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サービス業
美容サロンやクリニックなどのサービス業では、予約管理や顧客データ活用が重要です。タブレットPOSレジには、電子カルテ機能や予約システム連携など、サービス業向けに特化した機能を備えたモデルが多くあります。顧客情報を活用したリピート施策や、キャッシュレス決済による利便性向上にも対応しています。
導入メリット
- 予約管理や顧客カルテの効率的な運用
- キャッシュレス決済対応で利便性アップ
- 顧客データを活用したサービス向上
このように、タブレットPOSレジは、それぞれの業種に応じた課題を解決し、店舗運営を効率化するための強力なツールです。自店舗の業種に最適なシステムを選ぶことが、成功のカギとなります。
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複数店舗・チェーン展開している企業
多店舗展開では、全店舗の売上データと在庫の一元管理が可能です。本部でのリアルタイムモニタリングにより迅速な経営判断ができ、店舗ごとの分析データを活用した戦略立案も容になります。
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まとめ
タブレットPOSレジは、飲食店や小売店、美容室など幅広い業種で、店舗運営の効率化や売上アップ、顧客満足度の向上に欠かせないツールです。本記事では、16種類のタブレットPOSレジを比較し、それぞれの特徴や導入メリットを詳しく解説しました。
特に「POS+(ポスタス)」は、業種別に特化した機能や柔軟な運用性、充実したサポート体制が評価され、多くの事業者に選ばれています。
店舗の規模や業態に応じた最適なPOSレジを導入することで、効率的な運営が実現し、さらなる成長のきっかけとなるでしょう。自店舗に最適なPOSレジを選び、業務の効率化と成長につなげるヒントとして、本記事をぜひお役立てください!
タブレットPOSレジのよくある質問
POSレジの選び方で重要なポイントは基本機能として、レジ操作性や売上分析、在庫管理、キャッシュレス決済への対応を比較します。業種別の専用機能も重要で、飲食店ならテーブル管理、小売店ならバーコード対応などがあります。サポート体制も見落とせないポイントになります。
タブレット(iPad)POSレジと従来型POSレジの最大の違いは、その機動性と導入のしやすさにあります。従来型のPOSレジが据置型で大型の専用端末を必要とするのに対し、タブレットPOSはiPadなどの汎用端末で利用できます。
また、初期費用も大きく異なり、従来型が数十万円規模の投資を必要とするのに対し、タブレットPOSは比較的低コストで導入可能です。機能面では、タブレットPOSはクラウド連携によるリアルタイムな売上管理や、アプリによる柔軟な機能拡張が特徴です。一方、従来型は安定性と耐久性に優れています。
参考サイト:日本経済新聞 タブレットレジ、増税を商機に 中小・個人店舗に続々