業務効率化と売上アップを支援するクラウドPOSレジ「ポスタス」
2025.07.10
POS

POSシステムとは?仕組みやメリット・活用例をわかりやすく解説

近年、従来のレジシステムに代わり、多くの小売店や飲食店でPOSシステムを搭載した「POSレジ」が導入されるようになりました。しかし、POSシステムを導入すると具体的にどのようなメリットがあるのか、疑問を抱いている方も少なくないでしょう。

本記事では、POSシステムの仕組みや導入のメリット、費用相場などを解説します。また、システムを選ぶ際のポイントや実際の導入事例も紹介しますので、POSシステムの導入を検討中の方はぜひ参考にしてください。

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POSシステムとは

POSシステム(Point of Saleシステム)とは、小売店やレストランなどの商業施設で使用される販売時点情報管理システムのことです。POS(ポス)は「Point of Sales」の略で、日本語では「販売時点情報管理」と訳されます。

POSシステムは、従来のキャッシュレジスターに代わるものとして機能しますが、POSシステムは単に商品販売を記録できるだけではありません。

たとえば在庫の自動追跡・売上の分析・顧客購買履歴の管理など、ビジネスの運営に関連する多くの側面をサポートします。

さらに、POSシステムの重要な機能にデータ分析があります。販売データをリアルタイムで分析することで、もっとも人気のある商品や需要の傾向、顧客行動のパターンなどの把握が可能です。

これにより、ビジネスオーナーは効果的な在庫管理、マーケティング戦略および顧客サービスの改善に活かせます。

POSデータについて、詳しく知りたい方は以下の記事も合わせてチェックしてみてください。

関連記事:POSデータとは?分析メリットと注意点・活用例を解説

POS(PointOfSales)システムとレジの違いと全体像

POSシステムとPOSレジの違い

POSシステムとPOSレジは同じように見えて、実は少し異なるものです。

POSシステムとPOSレジの違い

名称内容
POSシステム販売時点情報管理を行う仕組み
POSレジPOSシステムを搭載した、販売時点情報管理が可能なレジ

POSシステムはデータ管理のための仕組みであり、POSレジはそのシステムを組み込んだ具体的な装置のことを指すと理解するとよいでしょう。

過去には、レジスター(現金取引やお釣りの計算など基本的な取引機能をもつ装置)に、POSシステムを組み込んだPOSレジが主流でした。しかし、従来のレジスターでは売上分析が難しく、効果的な販売戦略を立てるためのデータ収集に限界がありました。

そこで、売上データや販売の時間、場所などの情報を集約できるPOSシステムが開発されたのです。このシステムにより、いつ、どこで、何がどのくらい売れたのかという情報を簡単に追跡でき、在庫管理や売上分析、販売戦略の策定に役立てることが可能になりました。

POSシステムは従来型のドロアー付きレジスターだけでなく、タブレット・パソコン・スマートフォンなどのコンパクトなデバイスでも利用可能です。これらのデバイスでは、POS機能を提供するアプリをインストールし、バーコードスキャナーやキャッシュドロアー、レシートプリンターなどの周辺機器と連携させれば、効果的にPOSレジとして使用できます。

関連記事:POSレジとは?機能や導入メリット・費用から事例まで徹底解説!

POSシステムの歴史と変遷

POS(Point of Sale)システムの歴史は、商業とテクノロジーの進化と密接に関連しています。このシステムは、販売と同時に貴重なデータを取得し、ビジネス経営を効率的に進めるために技術が発展してきました。

初期の段階

POSシステムの歴史は、1879年にアメリカの発明家ジェームス・リティが最初の機械式レジスターを発明したことに始まります。この装置は「Incorruptible Cashier」と呼ばれ、現金取引の記録と不正防止を目的としていました。

電子時代の到来

1970年代に入ると、技術は大きく進化しました。IBMは1973年に電子式POSシステムを導入し、これが現代のPOSシステムの基礎を築きました。このシステムは、取引データの電子的な記録と処理を可能にし、販売業務を大きく変革したのです。

コンピューター技術の統合

1980年代には、POSシステムはさらに進化し、コンピューターネットワークと統合されました。これにより、在庫管理や販売データの分析が容易になり、ビジネス運営の効率化が図られました。

インターネットとクラウドの時代

インターネットの普及とともに、POSシステムは2000年代に入ってさらに変化しました。クラウドベースのPOSシステムが出現し、データアクセスと管理の柔軟性が高まりました。これにより、小規模ビジネスでも高度なPOS機能を利用できるようになったのです。

モバイル技術の統合

最近では、スマートフォンやタブレットの普及に伴い、POSシステムはよりモバイルフレンドリーになっています。小型デバイスでの操作性の高さや、どこからでもアクセスできる利便性の良さがビジネスオーナーに受け入れられています。

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POSシステムの仕組み

ここでは、POSシステムの仕組みについて解説します。

取引処理

お客様が購入する商品の情報を、バーコードスキャナーや手動入力を通じて読み取ります。この情報には価格、商品名、数量などが含まれているのが特徴です。

支払い処理

お客様が現金・クレジットカード・デビットカード・電子マネーなどの支払い方法を選択し、POSシステムで支払いを処理します。クレジットカードやデビットカードの場合、カード読み取り機を通じて取引が実行されます。

レシートの発行

支払いが完了すると、購入明細やレシートを発行。このレシートには、購入した商品の詳細、支払い額、取引日時などが記載されています。

在庫管理

商品が販売されると、POSシステムに登録されている商品の在庫状況を自動で更新します。これにより、在庫の正確な管理が行えるため、必要に応じて追加発注が可能です。

顧客データの管理

一部のPOSシステムでは、お客様の購買履歴や好みを記録し、マーケティングや顧客サービスの向上に役立てられます。

報告と分析

販売データを収集し、売上・人気商品・顧客動向などに関する詳細なレポートを生成可能です。これにより、商品仕入れや人気商品を把握しビジネスに生かせます。

POSシステムの種類

POS端末にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる機能や用途に応じて設計されています。以下に主要なPOS端末の種類を解説します。

一体型POS端末

一体型POS端末は、その名の通り、必要なすべての機能がひとつのユニットに統合されている端末です。このタイプの端末は設計が標準化されており、以下の機能が一体化されています。

  • レジスター
  • プリンター
  • ディスプレイ
  • バーコードスキャナー

これにより省スペース化が実現され、店舗内のスペースの有効活用が可能です。操作性も高く、見た目もスッキリしているため、多くの小売店やレストランで好まれています。

PC型POS端末

PC型POS端末は、一般的に使われているPCに専用のソフトウェアをインストールするだけで使用可能です。必要に応じてレシートプリンターやキャッシュレス決済端末を取りつけることで、機能性を高められます。

また、PC型POS端末は、高い処理能力と大容量のストレージを備えており、複雑なデータ処理や大規模な在庫管理に適しています。たとえば、大型店舗であれば顧客データや、取り扱う商品数も膨大になることから、PCのスペックに余裕を持たせなければなりません。将来的に、店舗の規模を拡大していくという場合には、PC型POS端末がおすすめです。

ハンディ型POS端末

ハンディ型POS端末は、携帯性に優れている点がメリットです。また、インターネット環境を整えておけば、ワイヤレスでのデータ転送が行えます。

さらに、ハンディ型POS端末では、バッテリー駆動に対応しているのも魅力です。上記の特徴をふまえて、店舗内や屋外での移動販売、イベント・催事で使用する際に適したタイプです。

タブレット型POS端末

タブレット型POS端末は、タブレットデバイスをベースにしたPOSシステムです。タブレットの画面を指でタッチするだけで扱えるため、機械操作に苦手意識を持っている従業員でも使いやすいのが特徴です。

また、タブレット型POS端末は、省スペースでも設置できます。たとえば、個人経営や小規模の飲食店、小売店といったスペースが限られた環境におすすめです。さらに、クラウドベースのPOSアプリケーションと組み合わせることで、柔軟なデータ管理とリアルタイムの分析が行えます。

タブレット型POS端末について、詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。

関連記事:
タブレットPOS(iPadレジ)とは?導入メリットや注意点まで徹底解説
iPadレジとは?導入メリットと機能から事例まで徹底解説!

POSシステムの主な機能

POSシステムは、飲食店・小売店・美容サロンなど、さまざまな業種で欠かせない機能が備わっています。。一般的なPOSシステムの機能を紹介します。

POSの主な機能

取引処理

POSシステムの基本的な機能は、商品の販売と取引を記録することです。バーコードスキャナーを通じて商品を読み取り、販売価格を計算し、支払いを処理して取引情報を記録します。

支払い処理

以下のような、さまざまな支払い方法に対応できます。

  • 現金
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • 電子マネー
  • モバイル決済

これにより、お客様の要望に合わせて、柔軟な支払いオプションの提供が可能です。

在庫管理

販売される商品の在庫をリアルタイムで追跡し、在庫の正確な監視と管理を行えます。とくに小売店で課題になっている、在庫不足や過剰在庫のリスクを減らせます。

以下の記事では、POSレジを使って在庫管理を行うメリット・デメリットについて詳しく解説しているため、チェックしてみてください。

関連記事:在庫管理はPOSレジがおすすめ?メリット・デメリットを解説!

顧客管理

顧客データの記録と分析を通じて、購入履歴や顧客の好みを把握できます。このデータは、パーソナライズされたマーケティングや顧客サービスの向上に役立ちます。

オーダリング機能

オーダリング機能とは、飲食店における注文をサポートする機能です。従業員による注文ミスの防止や、迅速な商品提供が可能となります。

たとえば、ホールスタッフが電子媒体を介して受けた注文情報を、キッチンに設置したプリンターで伝票発行します。会計時は、タブレットに金額を送信する機能を使えるため、業務効率の改善に役立つでしょう。

従来のPOSシステムと最新POSシステムの機能の違い

売上・利益・顧客動向などの詳細なレポートを生成し、ビジネスの成果を測定して、将来の戦略策定のための洞察を提供します。

以下の記事では、ID-POSの概要やPOSデータとの違いについて詳しく解説しているため、合わせてご覧ください。

関連記事:ID-POSとは?POSデータとの違いや活用方法を徹底解説

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POSシステムを導入するメリット

従来のレジからPOSシステムに切り替えることで、以下のメリットがあります。

  • レジ業務の効率化とミス防止
  • 人件費の最適化
  • 在庫管理の効率化
  • 売上データの詳細な分析
  • 顧客サービスの向上
  • 業務の効率化と生産性向上

詳しく解説します。

POSを導入するメリット

レジ業務の効率化とミス防止

POSレジシステムの導入により、従来の手動レジでは避けられなかったさまざまなミスを大幅に削減できます。商品のバーコードスキャンで価格入力ミスを防ぎ、自動計算機能で会計ミスも防止。さらに釣銭計算が自動化されるため、現金の取り扱いミスも最小限に抑えられます。

  • バーコードスキャンによる価格入力ミスの防止
  • 自動計算機能による会計ミスの削減
  • 釣銭機能の自動化で現金取り扱いミスを防止
  • 返品・値引き処理の正確な記録
  • レシート発行ミスの防止

これらの機能により、店舗は精算時の誤差やトラブルから解放され、正確でスムーズな会計業務を実現できます。スタッフはレジ操作にかかる時間と負担を軽減でき、その分接客やバックヤード業務に集中可能に。結果として、顧客は待ち時間や誤会計のストレスが減り、店舗全体の信頼性と満足度が向上します。

関連記事:レジミス対策 | 過不足金や操作ミスをなくす方法を解説

人件費の最適化

POSレジシステムによる業務効率化は、人件費削減にも大きく貢献します。レジ締めの時間短縮や在庫確認の効率化で必要な労働時間を減らせるうえ、新人スタッフでも短期間で正確なレジ業務が可能になり、教育コストの抑制にもつながります。

  • レジ業務時間の短縮による人件費削減
  • 教育期間の短縮によるコスト削減
  • 人員配置の最適化
  • 残業時間の削減
  • マルチタスク化による効率的な人員活用

これにより、店舗は人件費と教育コストを大幅に抑えながら、スタッフ配置の柔軟性が高まり、シフト運用のストレスも軽減します。さらに、作業時間の短縮は顧客の待ち時間を減らし満足度向上につながるため、リピーター獲得や売上アップの好循環を生み出します。

関連記事:飲食店のFLコストとは?FL利率や営業利益率、エクセルの管理方法も解説!

在庫管理の効率化

リアルタイムでの在庫管理により、適切な在庫量を維持でき、発注作業の自動化で在庫切れや過剰在庫を防ぎます。季節商品や消費期限のある商品の管理もシステム上で容易になり、業務負担を大幅に軽減します。

  • リアルタイムでの在庫状況の把握
  • 自動発注システムとの連携による発注業務の効率化
  • 在庫切れや過剰在庫の防止
  • 賞味期限・消費期限の一括管理とアラート機能
  • 季節商品の適正在庫維持

これらの機能により、機会損失を最小限に抑えつつ在庫回転率を向上させ、余剰在庫によるコストや廃棄ロスを削減します。結果として、キャッシュフローの改善と顧客満足度の向上を同時に実現できます。

関連記事:在庫管理はPOSレジがおすすめ?メリット・デメリットを解説!

売上データの詳細な分析

販売データをリアルタイムで収集・分析することで、時間帯別や曜日別の売上傾向を把握し、最適な商品陳列やプロモーション施策を立案できます。また、客単価や商品の組み合わせ、従業員の生産性を可視化することで、経営判断の精度が飛躍的に向上します。

  • 商品別・時間帯別・曜日別の売上分析
  • 客単価の把握と向上施策の立案
  • 商品の組み合わせ分析(バスケット分析)
  • 従業員の生産性(取扱件数・売上/時間)の可視化
  • プロモーション施策やキャンペーンの効果測定

これらの詳細な分析により、無駄な在庫や労働資源の最適化が進み、売上拡大と利益率改善の両立が可能になります。結果として、競合との差別化を図りながら、持続的な成長を実現できます。

関連記事:POSデータとは?分析メリットと注意点・活用例を解説

顧客サービスの向上

会計処理の迅速化により、レジ待ち時間が大幅に短縮され、顧客のストレスを軽減します。ポイントシステムや電子マネー・クレジットカード決済とのシームレスな連携で、一人ひとりの購買履歴をリアルタイムに取得・活用でき、パーソナライズされたプロモーションやリピート施策が可能になります。

  • 会計処理の迅速化
  • 待ち時間の短縮
  • ポイントシステムとの連携による購買履歴活用
  • 電子マネー・クレジットカード決済の円滑な処理
  • 電子レシートの発行/保存

これにより、顧客はスムーズでストレスのない購買体験を享受でき、満足度が向上します。結果としてリピート率や客単価の上昇につながり、ブランドロイヤルティの強化と長期的な売上増加を実現します。

関連記事:
飲食店で顧客満足度を高める方法とは?あると嬉しいサービスも紹介
小売業で顧客満足度はなぜ重要?調査をする際の注意点も紹介

業務の効率化と生産性向上

日常的な業務作業の自動化により、スタッフは接客など付加価値の高い業務に注力できます。また、データの一元管理で経理業務や税務申告の効率化も実現します。

  • レジ締め作業の自動化
  • 経理業務の効率化
  • 発注業務の自動化
  • 本部への報告業務の簡略化
  • マルチタスク対応の実現

これらの自動化によって、スタッフはルーティン作業から解放され、店舗運営の質が向上します。結果として、業務効率の大幅な改善と迅速な経営判断が可能になり、組織全体の生産性向上につながります。

関連記事:飲食店オペレーションの重要性とは?効率的な運営がもたらす効果

POSシステムを導入するデメリット

POSシステムを導入する際は、メリットだけでなく、デメリットも把握しておきましょう。

  • 導入コストと運用コスト
  • システムの柔軟性と依存リスク
  • 従業員教育の課題

それぞれ解説します。

導入コストと運用コスト

POSシステムの導入には相当な初期投資が必要です。ハードウェアやソフトウェアの購入費に加え、設置工事費、さらには従業員への教育費なども考慮することが大切です。

 この初期投資は大きな負担となる可能性があるため、将来的な費用対効果やメリットをふまえて慎重に選択しましょう。

  • システム購入費用の発生
  • 設置工事費用
  • 従業員教育費用

システムの導入後も、継続的なコストが発生します。定期的なメンテナンス費用、システムのアップデート費用、そして消耗品の購入費用などです。

これらのランニングコストは、経営計画に組み込んで検討する必要があります。

  • 保守メンテナンス費用
  • システムアップデート費用
  • 消耗品費用(レシート用紙など)

POSレジの価格相場について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてチェックしてみてください。

関連記事:POSレジの価格相場とは?各種比較しながら選定ポイントも解説!

POSレジの価格構造

システムの柔軟性と依存リスク

POSシステムは、一度導入すると大幅な変更が難しい場合があります。業務フローの変更や新しいサービスの導入時に、システムの制約により柔軟な対応ができないケースも考えられます。

  • カスタマイズの限界
  • 新規サービス導入時の対応
  • システム更新による混乱

またPOSシステムへの依存度が高まることで、システム障害時の影響も大きくなるでしょう。停電やシステムダウンが発生した場合、業務が完全に停止してしまう可能性があります。

また、データの消失やセキュリティ上の問題も考慮しなければなりません。

従業員教育の課題

新しいシステムの導入には、従業員の教育が不可欠です。とくに、デジタル機器の操作に不慣れな従業員の場合、習得に時間がかかる可能性があります。

また、従業員の入れ替わりがあるたびに、新たな教育が必要となります。サポート体制が整っているメーカーの選定が必須といえるでしょう。

  • 操作習得に時間が必要
  • 世代間での習熟度の差
  • 継続的なトレーニングの必要性

POSシステム導入時の検討ポイント

POSシステムは、現代の小売業において欠かせない存在です。在庫管理の効率化や売上分析の精緻化など、多くのメリットがある一方で、導入・運用コストやシステム依存のリスクなど、考慮すべきデメリットも存在します。

導入を成功させるためには、自社の規模や業態に合わせて適切なシステムを選択し、運用体制・バックアップ体制を整備することが重要です。また、従業員教育にも十分な時間と労力を割く必要があります。

以下では、POSシステムを選ぶ際に重要な選定基準について解説します。

おすすめのPOSレジについては、以下の記事でも詳しく解説しているため、合わせてチェックしてみてください。

関連記事:
【2025比較】POSレジ・アプリ15選!ランキングに惑わされないおすすめの選び方
【2025年最新】タブレットPOSレジ15社比較!導入メリットや選び方も解説

POSシステム導入の検討ポイント

事業規模との適合性

POSシステムの導入を検討する際は、まず自社の事業規模に適したシステムの選択が重要です。投資対効果を慎重に検討し、必要な機能を見極めることで、過剰な投資を避けられます。

また、将来の事業拡大も視野に入れ、拡張性のあるシステムを選択することをおすすめします。

  • 投資対効果の検討
  • 必要な機能の精査
  • 将来の拡張性の考慮

運用体制の整備

システム導入の成功には、適切な運用体制の構築が不可欠です。システム管理の責任者を決め、詳細な運用マニュアルの整備によって、円滑な運用が可能となります。

また、トラブル発生時の対応フローを事前に確立しておくことも重要です。

  • 責任者の選定
  • マニュアルの整備
  • トラブル対応フローの確立

バックアップ体制

システム障害に備えて、適切なバックアップ体制を整えることが重要です。定期的なデータバックアップはもちろん、システムダウン時の代替手段や復旧手順を事前に確立しておく必要があります。

  • データバックアップの方法
  • 障害時の代替手段
  • 復旧手順の確立

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POSシステム導入の費用相場

POSシステム費用の基本構造ーイニシャルコスト(初期費用)とランニングコスト(運用費用)

POSシステム費用の基本構造

POSシステムの導入費用は、種類や規模によって異なります。システムの種類ごとの費用相場は、下表のとおりです。

POSシステム導入の費用相場

種類初期費用月額・保守費用
タブレットPOS0~20万円程度
(周辺機器:5~15万円)
5,000円~2万円/月
ターミナル型POS20~50万円程度3~10万円/年
パソコン型・連動型POS30~100万円以上5~20万円/年
(カスタマイズ費は別途)
クラウドPOS5~30万円程度
(導入設定:3~10万円)
1~3万円/月

中小規模の店舗では数万円から、大規模店舗では数百万円まで幅広い価格帯となっています。自社に最適なシステムを選ぶことが大切です。

POSレジの価格相場について詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてチェックしてみてください。

関連記事:POSレジの価格相場とは?各種比較しながら選定ポイントも解説!

タブレットPOS

タブレットPOSは、iPadやAndroidタブレットを利用するPOSシステムです。タブレット1台で売上管理や顧客管理ができ、初期投資を抑えたい店舗に適しています。

初期費用は0~20万円程度、月額費用は5,000~2万円が目安です。また、キャッシュドロワーやレシートプリンターなど、周辺機器の費用が5~15万円程度かかります。

ただし、タブレット性能による制約があるため、大規模店舗には不向きな場合もあります。小規模店舗や初めてPOSを導入する事業者に、最適なシステムです。

タブレットPOSについては以下の記事をご確認ください。

関連記事
タブレット(iPad)POSレジとは?導入メリットや費用まで徹底解説
mPOS(エムポス)とは?意味や導入メリットから事例まで詳しく解説!
iPadレジとは?導入メリットと機能から事例まで徹底解説!

ターミナル型POS

ターミナル型POSは、専用のレジ端末を使用する従来型のPOSシステムです。初期費用は20~50万円程度と高めですが、頑丈で長期間使用できるため、中規模以上の店舗でよく採用されています。

年間保守料金は3~10万円程度です。追加機能は必要に応じてカスタマイズできますが、都度見積もりのケースが多い傾向があります。

一方、小規模店舗ではコスト負担が大きくなる可能性があります。高い耐久性と多機能性を求める事業者に向いているでしょう。

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【最新】セルフレジとは?種類やメリット・デメリットまで徹底解説
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パソコン型・連動型POS

パソコン型・連動型POSは、既存のPCを活用し、高度なカスタマイズが可能なPOSシステムです。会計ソフトや在庫管理システムとの連携が容易で、業務の効率化を図れます。

システム一式の価格は規模によって大きく変動しますが、30万円から100万円以上かかることが一般的です。カスタマイズ費用や保守料金は要件に応じて変動します。

すでにPCがある場合は初期費用を削減でき、業務内容に合わせた柔軟な運用が可能です。

ほかのシステムとの連携がしやすい一方、PCのトラブル時には業務が停止するリスクがあります。また、導入後の保守料金も考慮する必要があるでしょう。

パソコン型・連動型POSは、独自機能やデータ活用を重視する店舗におすすめです。

クラウドPOS

インターネットを活用したクラウドPOSは、場所を問わずデータの確認や管理ができる最新型のシステムです。月額制の料金体系を採用しており、初期投資を抑えられます。

初期費用は5~30万円、月額費用は1~3万円が一般的です。また、ネットワーク設定やデータ移行などの導入設定費用は、3~10万円程度かかります。

長期的には月額料金が積み重なるため、導入時には費用対効果を検討することが大切です。店舗運営を効率化しつつ、導入ハードルを下げたい中小規模の事業者に適しています。

クラウドPOSについて詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてチェックしてみてください。
関連記事:クラウド型POSレジとは?特徴・メリットから導入事例まで徹底解

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POS+(ポスタス)は様々な店舗業態のオペレーションに対応したクラウドPOSシステムです。
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POSシステムの導入費用を抑える3つのコツ

POSシステム導入時に費用を抑えるには、下記3つのコツを押さえておきましょう。

  1. 月額利用でオプションを追加しすぎない
  2. POSシステムの補助金制度を活用する
  3. POSシステムをレンタルする
  4. 業種に特化したPOSシステムを選ぶ

ただし、導入費用は安ければよいわけではありません。コスト削減の工夫をしながら、効果的なPOSシステムを導入する方法を解説します。

1.月額利用でオプションを追加しすぎない

POSシステムの月額料金には、基本プランとオプションが用意されています。必要以上にオプションを追加すると、費用がかさむ原因になります。

はじめは最低限の機能に絞り、運用状況に応じてオプションを追加するとよいでしょう。なお、POSシステムの機能を最大限活用するためには、充実したサポート体制が欠かせません。

手厚いサポートを提供する高品質なサービスを選べば、運用上のトラブルを未然に防げて、業務の効率化を実現できます。機能を絞り込むことはコスト削減に効果的ですが、必要なサポートまで削ると、かえって業務に支障をきたす可能性があります。

よって、安さだけで選ぶことはおすすめしません。月額費用が高めでも、適切な機能選びとサポート活用で、コスト以上の効果が期待できるでしょう。

2.POSシステムの補助金制度を活用する

国や自治体では、中小企業や個人事業主のデジタル化を支援するための補助金制度を用意していることがあります。POSレジの導入にかかる費用は、補助金制度を活用することで大きく抑えられます。2025年5月時点で利用可能な補助金制度(※)は、下表のとおりです。

※2025年5月時点の情報

補助金制度の補助金額・要件まとめ

補助金制度の名称特徴補助金額補助率おもな受給要件
IT導入補助金(通常枠)・ITツール導入による業務効率化やDX推進を支援・2025年度は最低賃金引上げに伴う支援やセキュリティ対策を強化5~450万円(プロセス数に応じて変動)1/2~2/3・中小企業・小規模事業者・最低賃金近傍の事業者(最低賃金+50円以内の従業員が全体の30%以上)
IT導入補助金(インボイス枠)・インボイス制度に対応したソフトウェアやPC・ハードウェアなどの導入費用の一部を補助・インボイス制度への円滑な対応を推進することが目的50~350万円2/3~4/5以内・中小企業・小規模事業者・会計・受発注・決済のうち1~2機能以上を有すること
ものづくり補助金・新製品・新サービス開発や設備投資を支援・賃金引上げ特例や従業員規模区分の見直しあり750~2,500万円(従業員規模によって異なる)1/2~2/3・中小企業・小規模事業者・給与支給総額や最低賃金の年平均成長率要件を満たす・次世代育成支援計画の公表が必要(従業員21名以上の場合)
小規模事業者持続化補助金(通常枠)・小規模事業者の販路開拓や経営計画策定を支援・2025年度は申請枠の整理・簡素化を実施50万円(最大250万円)2/3・小規模事業者(従業員5~20人以下)・経営計画を自ら策定し、商工会・商工会議所の支援を受ける・災害支援枠もあり、被災事業者は補助上限200万円まで
業務改善助成金・最低賃金引上げと生産性向上のための設備投資を支援・物価高騰等要件を満たすと対象経費が拡大最大600万円1/2~2/3・中小企業・小規模事業者・事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内・生産性向上を目的とする投資を行い、最低賃金引上げを実施・特例事業者はさらに条件を満たす必要あり

参考:
IT導入補助金2025
小規模事業者持続化補助金(一般形)
業務改善助成金
ものづくり補助金総合サイト

IT導入補助金のインボイス枠では、POSレジやモバイルPOSレジなどのハードウェアも補助対象に含まれています。ただし、ハードウェア単体での申請は認められておらず、ソフトウェアとの同時導入が前提となる点には注意が必要です。

申請手続きや報告義務には手間がかかる場合もありますが、適切に活用すれば初期費用や運用コストの大幅な削減につながります。補助金の申請スケジュールにあわせて導入計画を立てることで、店舗の資金繰りをスムーズに進められます。

関連記事:【2025】POSレジ導入に使える補助金とは?メリット

3.POSシステムをレンタルする

POSシステムを購入する代わりに、レンタルする方法もあります。レンタルなら初期費用を抑えつつ、必要な機能をすぐに利用できます。

レンタルは、短期間の運用や試験的な導入には有効です。しかし、長期的にみると、レンタルは費用の積み重ねで総コストが高くなる点がデメリットです。

機能のカスタマイズ性が制限され、業務に完全に適したシステムが利用できない場合もあります。よって、レンタルプランはコストや利便性の面で中長期的な利用には向いていません。

レンタルで契約する際は、プランに含まれる機能やサポート範囲を確認することが大切です。

なお、「ポスタス」ではレンタルプランの代わりに、2年契約のサブスクリプション形式を提供しています。機材費を含む初期費用を抑えつつ、月額料金で安定したシステム運用が可能です。

また、手厚いサポート体制が整っており、長期的な視点でみても費用対効果の高い選択肢となるでしょう。レンタルよりも安定した運用ができる「ポスタス」のサービスを検討してみてください。

4.業種に特化したPOSシステムを選ぶ

業種に特化したPOSシステムを選ぶことで、無駄な機能を排除し、必要な機能を効率よく活用できます。美容室やカフェなど、それぞれの業態に適したシステムを選べば、費用対効果が高まります。

同業種の成功事例を参考に、自社の運用に最適なPOSシステムを導入するのがおすすめです。たとえば、「ポスタス」では下記のように、それぞれの業種に特化した機能で業務効率化を支援しています。

専門性の高いサービスを選ぶことで、コストを抑えつつ運用効果を最大化できるでしょう。

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【業種・業態別】おすすめのPOSシステム

POSシステムは業種ごとに求められる機能が異なるため、業態に合わせた選定が重要です。

  • 美容室・サロン
  • 薬局・ドラッグストア
  • カフェ・飲食店
  • アパレル店
  • 店・物販

ここでは、業種ごとに適した「ポスタス」のPOSシステムと、導入事例を解説します。

美容室・サロン

美容室やサロンに特化したPOSシステムは、売上管理に加え、顧客満足度向上を目指せるのが特徴です。ポスタスの「POS+ beauty」は、施術履歴や顧客情報を一元管理することで、効率的な店舗運営を支援します。

紙カルテの煩雑さや、多機能システムの使いこなしに悩む店舗にとって理想的な解決策となるでしょう。たとえば、施術履歴を管理することでリピーター対策が可能になり、顧客満足度の向上につながります。

さらに、メニュー登録やスタッフ教育の手間を軽減する機能が備わっており、店舗の運営効率を高めます。

関連記事:【2025年最新】美容室・サロン向けPOSレジ15社比較!おすすめの選び方も解説!

【事例紹介】株式会社アースホールディングス

株式会社アースホールディングスでは、iPadによる一元管理とリーズナブルな価格が決め手となり、「POS+ beauty」と「POS+ connect」を導入しました。

全店舗で統一されたシステムを使用することで、メニューや設定の標準化が実現し、業務効率が大幅に向上しました。現場スタッフからは「どこでも予約確認ができるため、予約枠を効率的に活用できる」という声が挙がっています。

若いスタッフからは、「iPadベースの直感的な操作性がよい」と好評です。コストパフォーマンスと操作性の両立が、導入の成功を支えた事例です。

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店舗運営のお悩みはポスタスで解決!

ポスタスは店舗の課題を解決するクラウド型POSレジを提供しています。ポスタスのPOSレジはさまざまなさまざまな業態・業種で個店から大手チェーン展開店舗まで支援実績がございます。まずはお気軽にご相談ください。

薬局・ドラッグストア

薬局やドラッグストアでは、在庫管理や非課税対応が求められるため、専用のPOSシステムが役立ちます。ポスタスの「POS+ retail」は、全商品をバーコード登録することで会計ミスを防ぎ、レジ締め作業の効率化を図ります。

とくに、下記の悩みを解決してくれるのが魅力です。

  • 非課税や軽減税率処理が煩雑
  • 手入力による会計ミスが多い
  • 各店舗間での売上や在庫状況の把握が困難

また、複数店舗間での売上や在庫データをリアルタイムで可視化できるため、店舗間の在庫調整や販売戦略の立案が容易になるでしょう。

【事例紹介】マロン薬局

東京都西部を中心に18店舗を展開する調剤薬局チェーン「マロン薬局」は、在庫管理や売上管理の課題解決に向けてPOSレジシステム「POS+(ポスタス)」を導入。従来、店舗の売上データをExcelにまとめて本社に提出していましたが、売上データが本社側でリアルタイムに更新できない点が課題でした。

POSシステムの導入で、売上データを自動集計し、いつでもリアルタイムでの確認が可能となりました。また、各店舗のデータを一括で管理できるようになり、店舗ごとの売上や商品動向を比較するのにも役立っています。

詳細記事薬局へPOSを導入!パソコン型なら数千万円単位のところ費用を抑えた事例

カフェ・飲食店

カフェや飲食店におけるPOSシステムの導入は、接客効率化と顧客管理の向上に大きく貢献します。ポスタスの「POS+ food」では、スマホでの注文・決済機能が利用可能です。

スタッフの負担を軽減しながら、客単価のアップをサポートします。とくに、下記の悩みを抱えている店舗に最適です。

  • スタッフ不足や接客業務の負担が大きい
  • 集客やリピーター獲得が難しい
  • 複雑な決済対応でレジ周りが混雑している

POS+ food」は、キャッシュレス決済や多様な注文方法に対応しており、店舗全体のオペレーションをスムーズにします。また、「stera terminal」の導入により、レジ周りの見栄えと操作性を両立させ、顧客体験の質を高めることも可能です。

飲食店向けのPOSレジについて詳しく知りたい方は、以下の記事も合わせてチェックしてみてください。

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店舗運営のお悩みはポスタスで解決!

ポスタスは店舗の課題を解決するクラウド型POSレジを提供しています。ポスタスのPOSレジはさまざまなさまざまな業態・業種で個店から大手チェーン展開店舗まで支援実績がございます。まずはお気軽にご相談ください。

【事例紹介】焼肉ライク

「TASTY!(おいしい)、QUICK!(早い)、VALUE!(安い)」をコンセプトにした、斬新なスタイルの焼肉店「焼肉ライク」では、2号店の新宿西口店のオープンを機にPOSレジシステム「POS+(ポスタス)」を導入。料理のオーダーからスタッフの勤怠管理まで、すべてのデータを一元管理できるPOSシステムによって、大幅な業務効率化を実現しました。

本部の管理画面で期間限定などの新メニューをアップすれば、すべての店舗の端末上で即座にメニュー更新が可能になります。お客様の反応もリアルタイムで知れるため、マーケティング戦略上の活用領域の広がりも期待できます。

詳細記事:焼肉店にテーブルオーダー導入で業務効率が大幅UP!勤怠から売上まで一元管理

【事例紹介】GARDEN HOUSE

多角的な事業を展開する「GARDEN HOUSE」は、店舗間での管理の仕方の統一や、経理部署との連携が課題としてみえてきたタイミングでPOSレジシステム「POS+(ポスタス)」を導入しました。

従来マンパワーで行ってきた経理業務や、複数店舗の売上分析といった課題が、POSシステム導入によって改善につながりました。全店舗の実績データをリアルタイムで可視化し、スムーズな連携が実現したのです。また、経理部署との連携がシステマチックになり、複数店舗の一元管理が可能となりました。

詳細記事:複数店舗のレストランで経理システムの一元管理と現場オペレーションの効率化

【事例紹介】白い恋人パーク

白い恋人パークでは、さまざまなデータを取得・蓄積できる・Wi-Fiを介してデータ通信が可能になることが決め手となり、「POS+ food」を導入。

安定したデータ通信により、客層別の購買データや来店傾向を把握でき、マーケティング戦略の精度が向上しました。また、売上状況を即時に確かめられるため、柔軟な店舗運営も可能にしています。

現場スタッフからは「直感的な操作性で、年配スタッフも短期間で習得できた」との声が寄せられています。「POS+ food」は複雑なデータ処理を簡略化し、効率的な店舗運営をサポートすることで、観光施設や飲食店から好評です。

詳細記事:白い恋人パークのソフトクリーム店で、豊富な分析機能によってマーケティングが可能に

店舗運営のお悩みはポスタスで解決!

ポスタスは店舗の課題を解決するクラウド型POSレジを提供しています。ポスタスのPOSレジはさまざまなさまざまな業態・業種で個店から大手チェーン展開店舗まで支援実績がございます。まずはお気軽にご相談ください。

アパレル店

アパレル店では、在庫管理や顧客情報の管理、セール時の効率的な販売が求められます。ポスタスの「POS+ retail」は、アパレル業界特有のニーズに応じた機能を搭載しており、簡単操作のインターフェースで誰でも使いやすい仕様です。

また、商品登録やスタッフ教育の手間を軽減する導入支援が充実しており、運用負担を大幅に削減できます。キャッシュレス決済対応でレジ周りの混雑を解消しつつ、売上データや在庫状況をリアルタイムで確認できるため、店舗運営の効率化を図れます。

セール時や、多店舗展開を検討している事業者におすすめです。

売店・物販

売店や物販店舗では、在庫管理や軽減税率対応の簡便化が求められます。ポスタスの「POS+ retail」は、データを一元管理することで、売上や在庫状況をリアルタイムで確認可能です。

これにより、煩雑な商品管理を効率化し、販売計画の立案にも役立ちます。

また、博物館や物産展などの売店では、商品数が多いため、バーコード登録や免税対応機能が活躍するでしょう。さらに、操作性に優れたインターフェースの採用によって、短期間でのスタッフ教育も実現できます。

在庫管理や販売データの分析に時間を費やす余裕がない店舗にとって、効率的な運営を支える頼もしいツールといえるでしょう。

小売店向けPOSレジについては、以下の記事で具体的なおすすめ商品を確認できます。

関連記事:【2025最新】小売店向けPOSレジ13社比較!おすすめの選び方

【事例紹介】青山フラワーマーケット

青山フラワーマーケットでは、物販に特化した「POS+ retail」を導入したことで、レジ業務がシンプルになりました。タブレット1台にアプリをインストールするだけで、レジや販売管理を行えます。

また、ポイントカードのデジタル化により、顧客データを活用したマーケティング戦略の強化も可能にしました。スタッフからは「タッチパネル式で操作が直感的。テンキー式よりも使いやすい」と好評の声が挙がっています。

導入後は、在庫管理が簡略化され、売上分析の効率が大幅に向上。スムーズな店舗運営を実現した成功事例です。

店舗運営のお悩みはポスタスで解決!

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POSシステム導入・運用の流れ

POSシステムをスムーズに導入・運用するには、計画的なステップを踏むことが大切です。おもな流れは、下表のとおりです。

POSシステム導入・運用の流れ

期間おもな作業内容
導入前の準備(1ヶ月目)契約・発注、設置場所の確認、商品データの整理などを実施
導入作業(2ヶ月目)機器の設置・初期設定・テスト運用を開始
本稼働(3ヶ月目)スタッフのトレーニングを行い、運用ルールを調整しながら課題を改善
運用開始後保守・メンテナンス、日常業務の効率化

商品情報の正確な登録が、そのあとの運用効率を左右するため、入念な準備が必要です。初期設定を行ったあとは、テスト運用を実施し、実際の業務での問題点を確認して改善しましょう。

本稼働では、スタッフに操作方法を教育し、運用ルールを確立するのがポイントです。課題が発生した場合には、柔軟な対応が求められます。

また、安定した運用には、定期的な保守とメンテナンスが大切です。「ポスタス」は導入から運用後の管理まで一貫してサポートし、店舗の効率化を図ります。運用開始後は、24時間体制の保守サポートを提供しているため、導入後に安心してシステムを活用したい店舗に適しています。

まとめ

POSシステムは、レジ業務の効率化から経営分析まで、小売業におけるさまざまな課題を解決する強力なツールです。とくに、人的ミスの削減と人件費の最適化という面で、大きな効果を発揮します。

導入に際しては、初期投資や運用コストなどのデメリットも考慮する必要があります。しかし、長期的な視点では、業務効率の向上や人件費の適正化によって、投資コストを回収できる可能性が高いといえるので導入を検討してみてください。

参考サイト:
日本経済新聞
ローソン、人手不足対応や業務の効率化でタブレット端末と新型POSレジ・自動釣銭機を導入
矢野経済研究所、国内のPOSターミナル市場に関する調査結果を発表<2024>

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よくある質問

POSシステムとPOSレジの違いをおしえてください。

POSシステムはデータ管理のための仕組みであり、POSレジはそのシステムを組み込んだ具体的な装置のことを指すと理解するとよいでしょう。

POSシステムのデメリットがあれば教えてください。

初期投資や運用コストなどのデメリットも考慮する必要がありますが、長期的な視点では、業務効率の向上や人件費の適正化によって、投資コストを回収できる可能性が高いといわれています。

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