POS+retail、POS+food、POS+assistを、業態に合わせて82店舗に導入いただいたウェルカム様。
インタビューは、東京都港区赤坂の東京ミッドタウン地下1階にある、
同社が運営する「DEAN & DELUCA六本木」にて行いました。
店舗運営、特にシステム領域を中心に携わられており、POSシステムの選定からPOS+導入まで一貫して担当された、
株式会社ウェルカム DEAN & DELUCA事業部事業推進室 統括の長澤一行様にお話を伺いました。
POSシステムの全体統一により管理工数を大幅削減
――POS+導入前の課題を教えてください。
当社は小売・飲食など展開ブランドが多岐にわたり、それぞれ異なるタイミングで、異なるレジを導入していました。それにより、商品マスタをはじめ、集計や管理方法も様々。データを抽出してはそれぞれ統合し、エクセルで管理をしていたため、工数がかかっていました。この課題を解決するためにPOSシステムの統一を社内全体で検討していたところPOS+を紹介され、汐留のショールームにお邪魔したのが導入のきっかけです。
――社内でPOSシステムの統一を検討されていたのですね。
はい。当時、コロナや社会情勢の変化をきっかけに社内でもDX推進のための会話や活動が増えていました。
――ポスタスを導入してよかった点を教えてください。
POS+retailとPOS+foodを組み合わせることで、小売・外食を包括したグループ全体への導入が実現しました。グループ全体のPOSシステムを統一することで、一元管理による工数の大幅削減に繋がりました。また、「当社のレジはPOS+なんだ」と、POS+が社内の共通言語になったことも非常に良かったです。元々は全て異なるPOSシステムだったので。今では店舗・事業部・バックオフィス含めた皆がPOS+を使うことが当たり前になっており、POS+という名前が色々なところで飛び交っています。
――店舗スタッフの皆様から反応はありましたか?
慣れるまでは少し大変だったみたいですが、グループとしての目的をしっかりと説明したうえで、店舗からの意見を吸い上げ、使い勝手を向上していくことでポジティブに捉えてくれるようになりました。また、元々は大きかったレジが小さくスタイリッシュになったことで、レジ周りをすっきりさせる運用も浸透し、オペレーションだけでなくデザイン的にも良い影響がありました。
豊かな日本の暮らしを発信するために、 POS+でできることはまだたくさんある。
――ポスタスの対応はいかがでしたか?
導入検討時、短時間の商談にもかかわらず要件定義やそれに伴う提案をしてくれたことが印象的でした。開発に関しては、弊社はカスタマイズしているので通常とは異なるかもしれませんが、担当者の知見が他社と大きく違うと感じました。
――それはどういったところですか?
システム会社ですが、システムの詳細よりも「それをエンドユーザーや店舗スタッフがどう使うか」という観点で質問を投げかけてくれます。利用者の視点に立って開発をされている。それをほぼ全員の方ができている印象ですね。
――今後、ポスタスに期待することは?
当社では様々な事業を通して、想いを使い手であるお客様に繋ぎ、その輪を循環させることで、豊かな日本の暮らしを発信していきたいと考えています。その可能性をさらに広げるためには、デジタルを使った仕組みづくりやデータ活用の推進が重要でPOS+でできることはまだたくさんあると感じています。
今後ともよろしくお願いします。
――貴重なお話ありがとうございました。