POS+food、POS+OES、POS+assistを、70店舗へ導入いただいたトラジ様。
今回のインタビューは、東京都恵比寿にある 「トラジ本店」にて、経理と財務をメインで担当されている傍ら、戦略設計や企画業務、POSレジ入れ替えなど多岐に渡る業務をこなされる、管理本部 経理部部長の金山永俊様にお話を伺いました。
コロナ禍を乗りきり、全店舗のレジ切り替えへ。

――POS+を知って頂いたきっかけを教えてください。
とある業態を小さなスペースで店舗運営をすることになりまして。店舗が小ペースということもあり、元々導入していたレジが大きくどうしようか悩んでいました。私自身が、以前からタブレット型のレジに注目しており、色んなPOSメーカーにお声がけさせて頂いたのがきっかけです。その時、一番熱意があった営業がポスタスさんで。製品に対する想いが非常に強く、その想いに押し切られた感じですね。
――実際にポスタスを導入された時期はいつ頃でしょうか。
切り替え検討時にちょうどコロナ禍に入ってしまったため、検討が一時ストップしてしまったのですが、コロナ明けに再度ポスタスさんからお話頂き、23年8月に直営店でテスト導入をしました。テスト店舗でも特に問題なかったので9月・10月で一斉に70店舗を入れ替えました。
――切り替えに関して、皆様から反応はありましたか?
当然、現場従業員に少なからず戸惑いはありましたね。ですが、実際のところ、以前使っていた大きなハンディからスマートフォン型のハンディになる、そこの戸惑いだけで、従業員は「慣れだよね」という反応で、私の心配をよそに順応してくれていました。
――ポスタスで利用しているサービスをお聞かせください。
店舗ではPOS+food、POS+OES(ハンディ)をメイン、本部管理としてPOS+assistを一部開発を入れて利用しています。お客様との接点を大事にしたいという想いがありまして、テーブルオーダーやモバイルオーダーなどは導入していません。人手不足の解消や業務効率といった側面で今後導入の可能性は必ずしもゼロではないかと思っていますが、弊社のサービスとして少しハードルは高い気はしています。
――ポスタスのいいなと思うポイントを3つお聞かせください。
1つ目は、POS+OES(ハンディ)の性能の良さ。ポスタスは、画面がタイル式(タップ式)でスライドしなくてもいい。タイル式とスライド式、ほんのわずかの操作違いですが、オーダーを取るスピード変わります。やはりお客様との接点を大事にしたい我々にとって、それはかなり重要ポイントで、決め手の1つになったと言っても過言ではありません。


2つ目は、バージョンアップが年に数回あるところ。利用者の要望をバージョンアップに活かしていくのは他社にはない魅力だと感じています。
3つ目は、メニュー編集の簡単さ。今までの体感の10%程度ですね。本当に最高です!特に、メニューテンプレートという機能があり、1店舗ずつメニューを作成しなくても、全店に反映が可能なので新メニューを追加する際も、15分ほどで対応が終わります。またレジクローズのタイミングまでにメニュー更新をかけていれば自動でアップデートされるので、わざわざ店舗に連絡する手間もなくなりました。


焼肉を一番おいしく召し上がっていただくことを常に考えるために POS+機能をフル活用。


――ポスタスの開発対応はいかがでしたか?
TORAJI CLUB(トラジのブランドアプリ)とレジを連携させるために、独自の開発を依頼しておりますが、連携がとてもスムーズに進みました。
というのも、ポスタスさんは開発担当者が打ち合わせに同席してくれるのですが、私が「こうしたいんですよ」って言うと、「ああ、こういうことですよね」と正しく意図を汲んでくれます。まだ知り合って間もないのによくわかってくれるなと感心しています。他社だと担当営業だけしか打ち合わせには出てこないので、開発担当者と直接システム連携について話ができる、かつスムーズに話が進むことは非常にありがたいです。
――今後のトラジ様の展望をお聞かせください。
冒頭にもお伝えしましたが、来年30周年を迎えます。30周年以降も走り続けたく、基幹事業のトラジの研磨と発展は継続しつつ、牛たん専門店のたん之助、新規事業、ECサービス、そして海外への追加出店にも力を入れていきたいと思っています。今、海外店舗はニューヨークに3店舗構えておりますが、雰囲気・サービスマインドも日本と同じクオリティで揃えて、海外であっても変わらないトラジ店舗を増やしたいです。
あとは、ポスタスさんをはじめ、DXを活用した生産性の向上や時代をしっかりと有効的に活用できるような取り組みを目指していきます。今後ともよろしくお願いします。
――貴重なお話ありがとうございました。