業務効率化と売上アップを支援するクラウドPOSレジ「ポスタス」

花屋でレジも販売管理もタブレット1台で省スペース化

青山フラワーマーケット 南青山本店

株式会社パーク・コーポレーション
「Living With Flowers Every Day」をコンセプトに、花卉・観葉植物を販売するリテール事業「青山フラワーマーケット」、空間デザイン事業「parkERs」、スクール事業「hana-kichi」など幅広い事業を展開し、花や緑に囲まれた心ゆたかなライフスタイルを提案している。

導入前の課題
  • 販売管理にPCとレジの2台が必要
  • PCは導入・運用保守が負担に
  • 紙のポイントカードはポイント還元しかできない
導入効果
  • POS+ならタブレット1台でレジにも販売管理にも対応、省スペース化と業務効率化を実現
  • タブレットPOSはアプリを入れるだけなので導入が楽で操作も簡単、万が一壊れた場合も代替えがスムーズ
  • ポイントカードのデジタル化で、ポイント還元に留まらないCRMの強化を実現

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国内に100を超える店舗を展開する青山フラワーマーケット。1993年、南青山に1号店をオープン以来、「Living With Flowers Every Day」をコンセプトに花のある心豊かな暮らしを提案しながら、着実に業績を伸ばしてきました。近年では、ロンドンやパリなど海外にも進出。つねに新しい事業を積極的に展開しています。そんな青山フラワーマーケットの戦略とPOS+ 導入について、株式会社パーク・コーポレーションの専務取締役COO 冨永悟司氏にお話を伺いました。

個人に向け、日常に飾る花を提案する 「プライベート&デイリー」という新しい花卉マーケット。

――青山フラワーマーケットは、近年も順調に業績を伸ばしています。必ずしも成長産業とは言えない花卉業界で、躍進を続ける秘訣を教えてください。

もともと花の業界は、冠婚葬祭などが主なマーケットでした。今でも老舗企業は、ホテルなどと提携してウエディングや法人向けイベントなど、〝スペシャル〟な需要に応えることが主なビジネスモデルになっています。そんな中で私たちがターゲットとしてきたドメインは「プライベート&デイリー」、個人の方に対して、〝スペシャルデイ〟ではなく日常の中に、花と緑に囲まれた心豊かな生活を提供しようと、「Living With Flowers Every Day」をコンセプトとして展開してきました。そういう意味では、あまり競合しない、新しいマーケットを開拓してきたといえるでしょう。

――最近ではフラワーショップに加えて、カフェなども運営されています。

カフェは南青山本店に2013年に初めてオープンして、現在は3店舗。飲食施設ですが、あくまで空間を体験してもらう場と考えています。花のある空間というものを体験してもらって、花を生活に取り入れるきっかけをつくってもらいたい、という思いで始めた事業です。

ビジネス的に言えば、これから海外に展開していく中で、とくにアジアの人たちは、家を花で飾って人を招く、という感覚が当時はあまりなかった。それでまず、それを体験する場をつくろうと考えました。おかげさまで、アジア圏の方、欧米の方にも好評で、多い時はお客様の半数以上が外国人というときもあります。

――個人向けの場合、予定が立ちやすいイベント用と違って、仕入れが難しいのでは?

そうですね。花は基本的には日持ちがしない、在庫ができない商品なんです。ですから、いかにお客様のニーズを捉えて、早く売り切るか、ということが勝負になります。

そのため、私たちは逆ピラミッド型の運営スタイルをとっています。通常、店舗を拡大すると本社で一括仕入れをして各店舗に割り振る、というやり方が多いのですが、当社は、各店の店長が自分の店の特性、お客様の特性にあった仕入れをする。100店舗あれば、100店舗それぞれの店長が市場に仕入れをかける、というスタイルです。

――現場に権限を委譲するわけですね。

はい、そうすることで、まず主体性が生まれます。自分で仕入れたものだから、売り切らなきゃいけない、という発想になるのです。売上などの数字をリアルタイムで確認できれば、各店舗の比較ができます。言ってみればランキングのようにすることでゲーム性がでてくる。○○店には負けたくないとか、今日はうちが勝ったとか。ボーリングでも、スコアをつけずにボールを投げても面白くないじゃないですか(笑)。やっぱりスコアが出るから面白い。ですから、早い段階から部門会計にして数字のフィードバックをまめにするということは、徹底してやっていました。

――POSレジの導入もそれが目的ですか?

そうですね。販売管理全般に、そういったシステムを早くから導入していました。

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POS+ で販売管理から顧客管理まで ワンストップでスマートに対応。

――POS+ を採用された契機は?

直接のきっかけは顧客管理です。それまで当社は紙のポイントカードをずっと使用していたのですが、それで単にポイント還元するだけではなく、ちゃんとCRMをやらないともったいない、ということになったのです。当時それを、外部連携ではなく、ワンストップで対応できるシステムがなかったんですね、POS+ 以外には。

――POS+ を導入されてよかったところは?

それまで、販売管理システムとレジを連携させることで対応していたのですが、POS+ なら

PCもいらない、レジもいらない。というか、iPadそのものにアプリケーションが入っている。すごくスマートになりましたね。

PCは、導入・運用保守がけっこうたいへんだったんです。その点、タブレットだと現場スタッフのITリテラシーがあまりなくても、簡単にできてしまう。メンテナンス性も非常に高い。万一壊れたら、新しいタブレットを買ってきて使えるくらいなので(笑)。やっぱり、〝次の時代のもの〟になっているかなと思いますね。

――操作性はいかがですか。

最初はテンキーで打ち込む感覚に慣れていたので、タッチパネルはどうかな、というところがあったのですが、使い出してみると、操作性はだんぜんこちらのほうがいいですね。現場のスタッフの評判もとてもいいです。

――管理面では?

今、それまでの管理の仕組みの範疇で使っていますけれど、2年以上使ってみて、さらにカスタマイズしていけば今以上のことができるということがわかりました。実際の運用によりフィットさせるように、もうちょっとシステムをいじっていくということを今やっています。そうすれば、もっとさまざまな課題に対応できると思っています。

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お客様のニーズを吸い上げながら チャレンジ精神で、まずやってみる。

――今後の展望を教えてください。

今コロナ禍で世界の経済は停滞していますが、ステイホームで自宅需要が非常に伸びたことで、当社には追い風になっています。ですからこの機会に、どのようにお客様にしっかり応えていくか、ということを考えていかなければいけないと思っています。コロナがきっかけで大きく舵が切られたというか、いずれ経済が正常化しても、こうした需要や志向は残っていくでしょう。「Living With Flowers Every Day」のコンセプトをより明確に打ち出していきたいと思っています。

BtoCでは、海外展開もパリ、ロンドンを皮切りにスピードを上げていきたいですし、EC化率も上げていきたい。そのためには、顧客エンゲージメントをあげるようなコンテンツを充実させたりというようなデジタル制作にも力を注いでいきたいですね。

また、新たな事業としては、「parkERs」という空間デザイン事業を展開しています。これは、オフィスや商業施設、さらには集合住宅の共用部などの住環境など領域で、設計&デザイン、植物コーディネートなどを通して、人も植物な快適な空間をご提案するという事業です。

――行政とのお仕事も増えていると伺いましたが。

今年(2021年)の4月に、「茨城県フラワーパーク」がリニューアルオープンするのですが、この事業に参画しています。ここにもPOS+を導入する予定で、エントランスの券売機システムはもちろんですが、園内のレストランなどもPOS+ で考えています。仕組み自体がある意味シンプルに作られているので、導入コストやオペレーションなどについてもストレスなく導入できるというのも大きなポイントですね。

もうかれこれ2年ぐらい関わっている中で、他の行政からもいろいろと声をかけていただいているので、そういったところでもこれからPOS+ さんといっしょにやらせていただく機会が増えるかもしれませんね。

――すべての事業に共通することですが、一歩も二歩も先んじて動くことが、成功につながっているように見えますが。

当社が大切にしている価値観に「チャレンジ精神」があります。やってみなきゃわからない、構想ばかり長くてもしかたがないから、とりあえずやってみる。で失敗したら、また工夫してやってもいいし、早くやめてしまってもいい。そのサイクルに私たちは時間をかけない。タネを蒔いても実らないと判断したら、すぐやめる。その繰り返しです。

ただ、事業ドメインとして、花と緑が好きな人に、植物のある生活を広める、ということが大前提なので、そういう意味で、今、どういったものが求められているのか、ということには敏感でありたい。お客様の声をちゃんと吸い上げる、ということは積極的にやっていこうと思っています。

――そういう意味でも、POS+ で各店舗のデータがどこでも可視化できるというのは大きい、ということでしょうか。

そうですね、その通りです。スタッフの誰でも、この中のすべての情報を見ることができる、というのはやっぱり強みになると思います。情報共有は大切です。そういう意味でも、クラウド型レジという仕組みは優れていると思いますね。

――今日は貴重なお話ありがとうございました。

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