株式会社VANSANは、お子様連れでも本格イタリアンが楽しめるItalian KitchenVANSANを全国54店舗展開しています。(2021年11月現在)タパスと呼ばれる小皿料理は30種類以上。テラス席やソファ席などがあり、パーティーからランチまで様々なシーンでご利用いただけるカジュアルイタリアンレストランです。今回はPOS+ selfregiとPOS+ self orderを導入していただいているバンサン津田沼にスポットをあて、コロナ渦での省人化とPOS+(ポスタス)の導入についてお話しをお伺い致しました。
コロナ渦にて客足が激減する中、省人化と同時に従業員が安心して働ける環境を作るためPOS+ self orderを導入。思っていた以上に店舗運営の効率が上がりました
――当初は導入にご心配もあられたようですが。
お客様自身がご自分の携帯でオーダーするPOS+ self orderのサービスは、従業員がオーダーを受けないお客様ご自身のスマホでの注文を受け付けるシステムです。お客様に受け入れられるかということや、お客様とのコミュニケーションが減ってしまうことでサービスが低下したと思われるのではないかという点を懸念していました。
――導入にあたり、独自で説明資料を作るなど工夫をされたそうですね。
コロナ禍の際の導入だったため、お客様には非接触のサービスのご利用についてはスムーズに納得いただけました。ただ、ご利用方法についてご質問いただくことが多くあったため、店舗でご説明資料を作成しました。説明の時間も短くなりお客様満足度向上に寄与していると考えています。特にご年配の方には喜ばれています。
――省人化への効果はいかがですか。
コロナ渦の中でも売上と人件費のバランスが取れるようになりました。また、省人化できただけではなく、お客様からキッチンへ直接オーダーが入るので、オーダー忘れやミスが減りました。特にお客様が集中する時間帯のミスが減っています。廃棄ロスも減りました。
結果的に、作業効率やサービスが向上しました!
POS+ selfregiとPOS+ self orderを併用しホールの作業を20%~40%削減。接客に余裕がうまれました。
――さらに効率化を図るためPOS+ selfregiも導入。
ホール作業を見渡した時、会計作業の効率化の必要性を感じました。ピーク時には、接客中に会計に呼ばれることもあり、レジの前でお客様をお待たせしてしまうこともありました。POS+ selfregiの導入で、バーコードスキャンからレシート受け取りまでお客様ご自身で操作できるので、お客様のタイミングでスムーズに会計ができ、お待たせをすることもなくなりました。また、現金の受け渡しなどでミスもなくなり会計時のトラブルがなくなりました。
――お客様の反応はいかがですか。
当初、従業員が説明をしていましたがリピーターの方が増えると、スムーズに会計が済まされています。ただ機械がスマート過ぎて、バーコードの読み取り箇所に戸惑うお客様がいらっしゃいます。
――従業員の方から戸惑いの声はありましたか。
計算やおつりの間違いなどの心配がなくなり好評です。伝票発行の手間も省けその分接客に集中できミスが減ったとの意見もあります。また配膳サービスの時、お客様との会話が増えたとの意見もあります。
――期待されていたとおりでしょうか。
概ね期待通りです。売上集計も一目で分かるので、手作業の時間が減りました。その分、他の作業時間へ回せるので経営面でも効率が上がっています。
スタッフに余裕ができた分、お客様とのコミュニケーションの時間が取れるようになりました。
――今後の展望をお聞かせください。
POS+(ポスタス)のサービス導入により、省人化することができました。作業効率もあがり以前に比べスタッフの時間に余裕もうまれましたし、パフォーマンス性のあるメニュー開発へ時間が充てられるようになりました。今後は、提供時にコミュニケーションが発生しやすいエンターテインメント性のあるメニューでサービスと満足度の向上を実現していきたいです。
――お忙しいところ貴重なお話し、ありがとうございました。