業務効率化と売上アップを支援するクラウドPOSレジ「ポスタス」
2022.08.23
調査/データ

【2022年8月】POSデータ定期レポート

全国各業態で導入が進むキャッシュレス決済に注目 今月より決済方法の集計を開始
今回よりキャッシュレス決済率をエリア別・ジャンル別に公開

 クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:本田 興一)は、2022年7月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。

 また、今回から新たな取り組みとして、全国各業態において導入が進むキャッシュレス決済に注目し、決済方法の集計を開始いたしました。飲食店がどのようにこのコロナ禍の転換期を乗り越えていくのか、数値やグラフ化することで、飲食店の力を可視化し、様々な切り口でレポートしてまいります。

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今後もPOS+(ポスタス)は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と 提案を行うことで、当サービスのビジョン“おもてなしのお手伝いで、はたらく、を笑顔でみたす。”の実現を目指してまいります。

【調査結果】

■新型コロナウイルス新規感染者数との関連

・新規感染者数が7月初旬から急速に増加しており「第7波」へ突入すると、前年対比の回復率は鈍化が見られる。  

■決済方法について

・エリア別に見ると関東地方のキャッシュレス決済比率が45.5%と高い。

・ジャンル別に見ると、鉄板料理・フランス料理・その他西洋料理・しゃぶしゃぶ、寿司等、比較的単価の高い業態でのキャッシュレス決済比率が高い(そのほとんどはクレジットカード決済である)。

一方、ハンバーガー・カレー・ラーメン・そば・うどん等の軽食/食事系は現金比率が高いものの、キャッシュレス決済の中では電子マネー比率が高い。業態・単価による顧客行動の差が伺える。

【目次】
集計1:全国飲食店 売上月次推移(前年対比)
集計2:飲食店 業態別・顧客単価別売上月次推移 
集計3:飲食店 エリア別・業態別決済方法

【集計1概要】
集計内容:飲食店 売上月次推移 前年対比
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:

<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日
<2022年売上>2022年1月1日~2022年7月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,796社

【集計1サマリ】7月度の売り上げは前月から-28.6ポイント減少したものの、コロナ前(2019年)対比でも130%の水準

  • 7月度の前年対比の売り上げ伸長率は前月から-28.6ポイント減少したものの、前年対比で118.2%を示している。2021年7月の売り上げが2020年比105.3%、2020年7月の売り上げが2019年比104.4%なので、コロナ前(2019年)対比では130%の水準である。
  • 7月度の時間帯別売上は、日中帯の前年対比が103.2%、夜間帯が130.1%。回復率は6月度よりも下がったが、引き続き高い水準である。(日中=6~16時、夜間=17~翌5時)
  • エリア別に見ても同傾向。6月度よりも回復率は落ちるものの、昨年対比での高い水準は維持している。業態別でも同傾向である。                                      (※1)【2020年7月】POSデータ定期レポート 「売上昨年同月対比 客単価別 表1」 参照https://www.postas.co.jp/news/2020/1932/ 
【集計2概要】
集計内容:飲食店 業態別・顧客単価別売上月次推移 
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
  • 「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
  • 「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
  • 「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、
    沖縄料理
  • 「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋

集計期間:

<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日
<2022年売上>2022年1月1日~2022年7月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,796社

【集計2サマリ】新規感染者数が7月初旬から急速に増加しており「第7波」へ突入すると、前年対比の回復率は鈍化が見られる

  • 業種別でも同傾向。6月度よりも回復率は落ちるものの、昨年対比での高い水準は維持している。
  • 顧客単価別でみると、2,000円台~7,000円台の前年対比で約120%の伸長を示している。
  • 新規感染者数が7月初旬から急速に増加しており「第7波」へ突入すると、前年対比の回復率は鈍化が見られる 8月度売上への影響は注視したい。
【集計3概要】
集計内容:飲食店 飲食店 エリア別・業態別決済方法
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
  • 「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
  • 「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
  • 「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、沖縄料理
  • 「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
  • 「その他」=カフェ・喫茶、その他西洋料理、バー

集計期間:

<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日
<2022年売上>2022年1月1日~2022年7月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,796社

【集計3サマリ】決済方法について今月より決済方法の集計を開始。全国各業態で導入が進むキャッシュレス決済に注目したい。

  • エリア別に見ると関東地方のキャッシュレス決済比率が45.5%と高い。
  • 業態別に見ると、専門料理・その他でのキャッシュレス決済比率が高い。
  • ジャンル別に見ると、鉄板料理・フランス料理・その他西洋料理・しゃぶしゃぶ、寿司等、比較的単価の高い業態でのキャッシュレス決済比率が高い(そのほとんどはクレジットカード決済である)。一方、ハンバーガー・カレー・ラーメン・そば・うどん等の軽食/食事系は現金比率が高いものの、キャッシュレス決済の中では電子マネー比率が高い。業態・単価による顧客行動の差が伺える。

■ポスタス株式会社および「POS+」について https://www.postas.co.jp/
ポスタス株式会社は、2013年5月のサービス提供から、有償POSレジで国内トップクラスのシェアを誇るまで成長したクラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」の事業を、パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社より承継する形で、2019年12月2日に設立いたしました。
 
「POS+」は、店舗の売上向上や店舗運営担当者の業務負担軽減による生産性向上を実現し、また従業員にとって 利便性の高い機能を搭載する店舗向けソリューションです。飲食店向け「POS+ food」や小売業向け「POS+ retail」、理美容向け「POS+ beauty」のクラウド型モバイルPOSレジをはじめ、顧客の属性に合わせたマーケティング活動を可能にするデジタル会員証「POS+ connect」や、従業員の勤怠管理「POS+ time recorder」などきめ細やかな機能を搭載し、効率的な店舗運営を支援いたします。
 
■「PERSOL(パーソル)」について https://www.persol-group.co.jp/
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、 転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開しています。グループの経営理念・サステナビリティ方針に沿って事業活動を推進することで、持続可能な社会の実現とSDGsの達成に貢献していきます。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも積極的に取り組み、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、テクノロジー人材のエンパワーメントと企業のDX組織構築支援を行う「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」などのサービスも展開しています。
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