11月度単月売り上げもコロナ前対比では高水準を維持。全国のキャッシュレス決済比率は39.8%
クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:本田 興一)は、2022年10月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。
今後もPOS+(ポスタス)は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と 提案を行うことで、当サービスのビジョン“おもてなしのお手伝いで、はたらく、を笑顔でみたす。”の実現を目指してまいります。
【調査結果】
■11月度売上の前年対比の売り上げ伸長率は、前月から-10.9ポイント減少し前年対比で105.2%となった。
- 前年対比では右肩下がりの傾向が続いているが、感染者数が第7波ほど大きく伸びていない影響か、コロナ前(2019年)対比では130%の高水準である。対比は前月からマイナス。コロナ前(2019年)対比では130%の水準。
■新型コロナ新規感染者数との関連
- 売上の前年対比はいまだ100%以上を保持しているが、引き続き右肩下がりの傾向を示している。感染者数は第7波を超えるような感染者数ではないものの、12月に入り増加傾向になっている。
■決済手段について
- キャッシュレス決済比率は全国で39.8%。前月が39.4%だったためほぼ横ばい。キャッシュレス決済比率が最も高い関東地方はクレジットカード決済が39.3%を占める。コード決済は中部地方、中国地方、四国地方で6%を超えている。
- 業態別のキャッシュレス比率では、専門料理の45.6%、その他で45.2%を占めている。持ち帰り系ではコード決済比率が9.3%と高いが、現金決済が72%を占める。
- キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、鉄板料理、フランス料理、寿司など高価格帯の業態はクレジットカードが決済比率を占める。現金決済比率が大きいラーメン、パン屋、持ち帰り販売などの業態はコード決済比率が高い。
- 10月度→11月度で飲食店全ジャンルのキャッシュレス決済比率は101% (39.4%→39.8%)。軽食では102%、食事系では104.3%と、前月から比較的伸びている。
- 10月度→11月度比較すると、クレジットカード比率はどの業態も横ばいだが、コード決済比率は伸長している。特にコード決済比率の高い食事系と軽食で前月から+0.5ptと伸びが大きい。
【目次】
- 集計1:全国飲食店 売上月次推移(前年対比)、新規感染者数とエリア別売上週次推移(前年対比)
- 集計2:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
- 集計3:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
【集計1概要】
集計内容:飲食店 売上月次推移(前年対比)、新規感染者数とエリア別売上週次推移(前年対比)
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間: <2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日 <2022年売上>2022年1月1日~2022年11月30日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,473社
【集計1サマリ】11月度の前年対比の売り上げ伸長率は、前月から-10.9ポイント減少し前年対比で105.2%となった。
- 前年対比では右肩下がりの傾向が続いているが、感染者数が第7波ほど大きく伸びていない影響か、コロナ前(2019年)対比では130%の高水準である。
- 売上の前年対比はいまだ100%以上を保持しているが、引き続き右肩下がりの傾向を示している。
- 感染者数は第7波を超えるような感染者数ではないものの、12月に入り増加傾向になっている。(※1)【2020年11月POSデータ定期レポート 「売上昨年同月対比 客単価別 表1」】参照https://www.postas.co.jp/news/2020/3276/
【集計2概要】
集計内容:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
・「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、
中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、
沖縄料理
・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
・「その他」=カフェ・喫茶、その他西洋料理、バー
集計期間:<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日
<2022年売上>2022年1月1日~2022年11月30日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,473社
【集計2サマリ】キャッシュレス決済比率は全国で39.8%。前月が39.4%だったためほぼ横ばい。キャッシュレス決済比率が最も高い関東地方はクレジットカード決済が39.3%を占める。
- キャッシュレス決済の中で、コード決済比率が中部地方、中国地方、四国地方では6%を超えている。
- 業態別のキャッシュレス比率では、専門料理の45.6%、その他で45.2%を占めている。持ち帰り系ではコード決済比率が9.3%と高いが、現金決済が72%を占める。
【集計3概要】
集計内容:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
・「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、
中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、
沖縄料理
・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
・「その他」:バー
集計期間:
<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日
<2022年売上>2022年1月1日~2022年11月30日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,473社
【集計3サマリ】キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、鉄板料理、フランス料理、寿司など高価格帯の業態はクレジットカードが決済比率を占める。
- キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、鉄板料理、フランス料理、寿司など高価格帯の業態はクレジットカードが決済比率を占める。現金決済比率が大きいラーメン、パン屋、持ち帰り販売などの業態はコード決済比率が高い。
- 10月度→11月度で飲食店全ジャンルのキャッシュレス決済比率は101% (39.4%→39.8%)。軽食では102%、食事系では104.3%と、前月から比較的伸びている。
- 10月度→11月度比較すると、クレジットカード比率はどの業態も横ばいだが、コード決済比率は伸長している。特にコード決済比率の高い食事系と軽食で前月から+0.5ptと伸びが大きい。