第8波の影響があるも各月売り上げの前年対比では、100%超えを維持
クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:本田 興一)は、2022年12月度の飲食店売上動向についてPOSデータを基に集計し、結果をとりまとめましたのでお知らせします。
今後もPOS+(ポスタス)は、飲食店を取り巻く環境変化や実態に関する情報を積極的に発信し、支援策の検討と 提案を行うことで、当サービスのビジョン“おもてなしのお手伝いで、はたらく、を笑顔でみたす。”の実現を目指してまいります。
【調査結果】
■12月度売上の前年対比は前月からマイナス。第8波の影響をうけつつも下がり幅は緩やか。
- 12月度の前年対比の売り上げ伸長率は、前月から-2.5ポイント減少し前年対比で103.7%となった。第8波の影響もあり前年対比では右肩下がりの傾向が続いているが、下がり幅は緩やかとなっており、行動制限がないことも起因していることが予想できる。コロナ前(2019年)対比では130%の水準である。
■新型コロナ新規感染者数との関連
- 売上の前年対比は100%以上の水準を保持している。全国死者数が一日の発表としては過去最多を記録するなど第8波への警戒が強まるが、売上前年対比は横ばいを維持している。
■決済手段について
- キャッシュレス決済比率は全国で39.1%。前月が39.8%だったため0.7pt減。全地方で少しずつ微減する形となった。関東地方での39%を始め、キャッシュレス決済では依然クレジットカードが多くの割合を占める。
- 業態別のキャッシュレス比率では、全体水準を超えているのは専門料理45.1%、その他41.8%。持ち帰りが前月から+0.6ptで28.6%となっている。
- キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、鉄板料理、フランス料理、寿司など高価格帯の業態はクレジットカードが決済比率を占める。現金決済比率が大きいラーメン、パン屋、持ち帰り販売などの業態はコード決済比率が高い。
- 11月度→12月度で飲食店全ジャンルのキャッシュレス決済比率の推移は98% (39.8%→39.1%)。食事系以外の全ジャンルで前月から微減した。特に居酒屋は-2.0ptで34.7%。
- 11月度→12月度比較すると、クレジットカード比率は居酒屋で-1.8ptであったが他の業態は横ばいを維持。2月末まで申請延長されたマイナポイントが電子マネー・QRコードを始め幅広いキャッシュレス決済法でのポイント付与が可能なため、今後のキャッシュレス決済比率は注視していきたい。
【目次】
- 集計1:全国飲食店 売上月次推移(前年対比)、新規感染者数とエリア別売上週次推移(前年対比)
- 集計2:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
- 集計3:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
【集計1概要】
集計内容:飲食店 売上月次推移(前年対比)、新規感染者数とエリア別売上週次推移(前年対比)
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店
集計期間:<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日
<2022年売上>2022年1月1日~2022年12月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,404社
【集計1サマリ】12月度の前年対比の売り上げ伸長率は、前月から-2.5ポイント減少し前年対比で103.7%となった。
- 12月度の前年対比の売り上げ伸長率は、前月から-2.5ポイント減少し前年対比で103.7%となった。第8波の影響もあり前年対比では右肩下がりの傾向が続いているが、下がり幅は緩やかとなっており、行動制限がないことも起因していることが予想できる。コロナ前(2019年)対比では130%の水準である。
- 売上の前年対比は100%以上の水準を保持している。全国死者数が一日の発表としては過去最多を記録するなど第8波への警戒が強まるが、売上前年対比は横ばいを維持している。 (※1)【2020年12月POSデータ定期レポート 「売上昨年同月対比 客単価別 表1」】参照https://www.postas.co.jp/news/2020/3276/
【集計2概要】
集計内容:飲食店 エリア別・業態別・ジャンル別 決済方法
集計対象:POS+のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
・「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、
中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、
沖縄料理
・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
・「その他」バー
集計期間:<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日
<2022年売上>2022年1月1日~2022年12月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,404社
【集計2サマリ】キャッシュレス決済比率は全国で39.1%。前月が39.8%だったため0.7pt減。関東地方での39%を始め、キャッシュレス決済では依然クレジットカードが多くの割合を占める。
- キャッシュレス決済比率は全国で39.1%。前月が39.8%だったため0.7pt減。全地方で少しずつ微減する形となった。関東地方での39%を始め、キャッシュレス決済では依然クレジットカードが多くの割合を占める。
- 業態別のキャッシュレス比率では、全体水準を超えているのは専門料理45.1%、その他41.8%。持ち帰りが前月から+0.6ptで28.6%となっている。
- ジャンル別では、鉄板料理、フランス料理、寿司の比率が多く、その中でもクレジットカードがほとんどを占める。
【集計3概要】
集計内容:飲食店 ジャンル別 キャッシュレス決済方法比率、キャッシュレス決済比率(内訳)
集計対象:「POS+」のPOSレジを導入している飲食店の中で、以下の5業種・25ジャンルに分類される店舗
・「食事系」:カレー、そば・うどん、ラーメン、食堂・定食、レストラン
・「軽食」:カフェ・喫茶、ハンバーガー
・「専門料理」:焼肉、韓国料理、寿司、お好み焼き、鉄板料理、ステーキ・ハンバーグ、フランス料理、
中華料理、海鮮料理、アジア・エスニック、イタリア料理、日本食、しゃぶしゃぶ、その他西洋料理、
沖縄料理
・「居酒屋」:和風居酒屋、洋風居酒屋
・「その他」:バー
集計期間:
<2021年売上>2021年4月1日~2021年12月31日
<2022年売上>2022年1月1日~2022年12月31日
集計手法:POSデータから該当期間の売上データを抽出して集計
データ提供数:7,404社
【集計3サマリ】キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、鉄板料理、フランス料理、寿司など高価格帯の業態はクレジットカードが決済比率を占める。
- キャッシュレス決済を100%として内訳を見た場合、鉄板料理、フランス料理、寿司など高価格帯の業態はクレジットカードが決済比率を占める。現金決済比率が大きいラーメン、パン屋、持ち帰り販売などの業態はコード決済比率が高い。
- 11月度→12月度で飲食店全ジャンルのキャッシュレス決済比率の推移は98% (39.8%→39.1%)。食事系以外の全ジャンルで前月から微減した。特に居酒屋は-2.0ptで34.7%。
- 11月度→12月度比較すると、クレジットカード比率は居酒屋で-1.8ptであったが他の業態は横ばいを維持。2月末まで申請延長されたマイナポイントが電子マネー・QRコードを始め幅広いキャッシュレス決済法でのポイント付与が可能なため、今後のキャッシュレス決済比率は注視していきたい。
【本件に関するお問い合わせ先】
https://www.postas.co.jp/inquiry/