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2021.01.13
店舗管理 経営

美容室経営が失敗する4つの理由~気になる年収や売上アップのポイントとは

独立開業して自分だけのサロンを持つことは、美容師ならば誰しもが抱く夢ではないでしょうか? しかし、美容室経営は必ずしも成功するばかりでなく、倒産・閉店に追い込まれる店舗もあるのが実情です。

本記事では美容室経営が失敗する4つの理由、失敗しないためのコツや売上をアップさせる施策を紹介します。

美容室経営が失敗する理由

美容室経営が失敗する理由には、主に下記の4つが考えられます。

  • 店舗を維持する資金が足りない
  • 開業前に経営知識を身につけていない
  • 宣伝広告費が残っていない
  • 多店舗展開で優秀な人材が分散する

店舗を維持する資金が足りない

美容室を開業するまでに、シャンプー台などの設備購入や内装工事費などに資金の大半をつぎ込んでしまい、オープン後にお店を維持するお金が残っていないというケースがよくあります。

開業後からは、物件賃料や水道光熱費、消耗品費、スタッフ人件費といった固定費が毎月発生するため、それらを念頭に置いた資金力がないと運転資金が手元に残らず、自転車操業が続いてしまいます。開業から1年以内に60%以上、3年以内では90%の美容室が廃業しているという厳しい結果は、大半が資金不足によって起こっているのです。

さらに、独立開業してからの1年間は、90%の美容室が赤字経営に陥るとされています。事業計画書で1年目から黒字になるような計算の場合は、何かを見落としている、または計画自体が無謀な可能性があるため、いま一度見直してみてください。

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開業前に経営知識を身につけていない

美容室経営が行き詰まってしまうのには、オーナーが経営者としての知識を十分に備えていないから、という理由もあります。

現場で働く美容師と、店舗を切り盛りする経営者では、まったく違った能力を求められます。にも関わらず、経営の勉強を一切しないまま勢いで独立開業してしまう人が多いのが、美容業界の特徴でもあるのです。

経営者としての能力・スキルを身に着けるには、美容師時代から売上、経費、人材育成などの知識をしっかり蓄えておくことが大切になります。「経営者になってから学ぶ」のでは遅いので、独立開業を考えているのであれば、スタッフとして現場で働く中で積極的に経営のノウハウを学んでおきましょう。

宣伝広告費が残っていない

「宣伝広告費がない」という理由で、経営が頓挫してしまう美容室も少なくありません。最低でも、オープン日の1か月以上前には、手元に宣伝広告費の資金がいくら残っているか確認しておきましょう。

たとえ勤めていた美容室で指名ナンバーワンのトップスタイリストだったとしても、開業することを発信できなければお客様は増えていきません。オープン日が確定したら、1か月程じっくり時間をかけて、新規店舗の宣伝に取り組みましょう。

よくあるパターンは、新しい美容室の内装にこだわり過ぎて工事に多額のお金がかかってしまい、宣伝広告費がなくなってしまうというものです。資金の配分を前もって計算し、使い道を間違えないよう気を付けてください。

多店舗展開で優秀な人材が分散する

美容室経営の手を広げて多店舗展開したことによって、グループ全体の売上が落ち込んでしまうというケースも見られます。これは、多店舗展開によって腕のいいスタイリストがあちこちに分散してしまい、美容室自体の魅力が下がってしまうことが原因です。

美容室経営は一般的な“モノ”を売る商売とは違い、“技術”を提供するビジネスモデルです。例えば、稼ぎ頭のトップスタイリストが遠くの他店に移ってしまえば、お客様にとってはその美容室に通う意味もなくなり、客足は激減。結果的に経営難に陥ってしまいます。

「経営する美容室が繁盛しているので、業務規模をさらに拡大したい」という場合は、安易に多店舗展開に乗り出すよりも、既存店舗の見直しをする方が効果的かもしれません。営業時間を長くしたり、カット椅子を増やして一度に施術できる人数を増やしてみたりと、工夫次第でいくらでも売上を伸ばす方法はあるはずです。

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美容室経営者の年収

スタッフを雇わずにオーナー一人で切り盛りしている美容室の月商は、約100万円あればよい方だとされています。

この100万円から、シャンプーやカラー材などの材料費で15万円、家賃・水道光熱費など固定費で25万円、借入金の返済に13万円の支出があると仮定すると、経営者の月収は45万円程度。単純計算では、税込みの年収は550万円前後になると思われます。ここから各種税金を支払うことになりますので、手取り額はもっと少なくなります。

完全に一人での美容院経営はリスクが大きいもので、病気やケガなど、安定的な長時間勤務は保証されません。人件費はかかりますが、何名か腕の良いスタッフを雇って交替勤務をすることで、長く安定した売上が見込めるようになるでしょう。

美容室経営で経費の対象となるものは、先に挙げた材料費、家賃、水道光熱費のみならず、広告宣伝費やスタッフ人件費、各種税金なども含まれます。経費にできるものはなるべく計上し、手取りを増やす工夫をしてください

美容室経営の売上を上げるポイント

美容室経営の売上を上げるポイント

経営する美容室の売上をアップさせるために、以下の2つのポイントを確認していきましょう。

  • 客単価の設定を上げる
  • 物品販売に注力する

客単価の設定を上げる

一般的に、美容室の客単価は一人あたり8,000円前後とされています。1か月に100名のお客様が来店する美容室の月商は80万円程度になりますが、これを2倍近くの150万円にするのはなかなか難しいもの。営業時間を2倍に延ばすか、1人のスタイリストが1度に2名のお客様を担当するかになりますが、いずれも現実的な施策ではありません。

そこで考えるべきは、お客様一人あたりに払っていただく客単価をアップさせる施策です。例えばシャンプー、カット、カラー、パーマそれぞれのメニュー料金を20%ずつ上乗せする、スタイリストの技術力に応じた指名料を設定するなどで、客単価を15,000円にまで高めることができれば、来店客数が100名のままでも月商150万円が実現します。

ただし、料金をアップするのであれば、それに応じた満足度を提供できなければお客様は離れてしまいます。料金に見合った施術のできる腕のいいスタイリストを雇ったり、シャンプーやマッサージをより丁寧にして付加価値をつけたりといった、サービス面での工夫が必要となってきます。

物品販売に注力する

サロン専用のシャンプー・リンスや、トリートメントやヘアパックなどを美容に高い関心を持つお客様に提供することができれば、売上アップが実現します。施術中の会話や読んでいる雑誌、来店時のファッションなどに注目しましょう。お客様の興味関心を探ることは、販売への欠かせないカギとなります。

カラーリングをされた方に「カラー材が長持ちするシャンプー・リンス」をおすすめするなど、お客様の気持ちになって接客することが何よりも大切です。しつこい売り込みは逆効果にもなりかねないため、タイミングを見計らって上手なセールスを提案してください。

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美容室の経営者、特に1人で運営されている場合ともなれば、スタイリストとしての実務作業と、売上管理などの事務処理、さらにマーケティング分析を伴った広告宣伝まで、やらなければならない業務が山積です。

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「POS+ beauty」は、PL(損益計算書)管理や、スタイリスごとトの売上目標管理、顧客情報の一元管理、再来店動向分析・リピーター獲得など、美容室経営をサポートする多彩な機能を搭載。中でも顧客カルテ管理やリピーターの獲得は、売上増に直結する施策です。

貴店の経営をサポートし、成功に導く右腕として、ぜひ「POS+ beauty」をご活用ください。

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まとめ

美容室を開業してから、10年後も経営を続けているサロンは、全体のわずか5%しかないともいわれています。美容業界は競争も激しく、シビアな世界ではありますが、経営の成功・失敗にはそれなりの理由と原因が存在します。失敗の理由を反面教師とし、そしてPOSレジシステムの導入など経営サポートツールを効果的に活用し、失敗しない美容室経営を目指してください。

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