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2021.03.08
POS レジ 機能

【業態別】飲食店におすすめのPOSレジ|追加しておきたい7つの機能

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会計処理を行うレジは飲食店経営に欠かせないものですが、「レジ」とひと言でいってもその種類はさまざまです。自社の業態に適したレジを選択できるよう、飲食店で利用できるレジの種類と機能について理解しておきましょう。

ここでは、飲食店で活用できるレジの種類や、飲食店におすすめのレジを業態別に紹介します。

飲食店で活用できるレジの種類

飲食店で活用できるレジの種類

飲食店で活用できるレジには、主に次の4つの種類があります。

レジの種類概要メリット・デメリット
レジスター会計機能のみのシンプルなレジ本体価格が安く、導入コストを抑えられる売上管理や在庫管理などができないため、客数の多い飲食店や多店舗展開の飲食店には不向きレジ締めは手作業となり、スタッフにかかる負担が大きい
ターミナルPOSレジスーパーやコンビニでよく使われている大型のレジ売上管理や在庫管理、多店舗運営にも対応本体価格が高額サイズが大きいため、スペースが限られた店舗には不向き
タブレットPOSレジPOSレジの各種機能をタブレットに集約売上管理や在庫管理、多店舗運営にも対応アプリのインストールのみで簡単に利用を開始できる導入コストや運用コストが比較的安い設置に場所を取らない周辺機器が必要となる
券売機お客様自身が事前に会計を済ませられる機器スタッフのオーダー・会計にかかる負担を軽減できる会計ミスを防止できる売上データの収集や分析も可能お客様がオーダーをミスする可能性があるお客さまとのコミュニケーション機会が減少する

会計のみの機能を持つシンプルなレジスター、売上管理や顧客管理も可能なPOSレジ、POSレジ機能をアプリで加えたタブレットPOSレジ、さらに前払い可能で会計の必要がない券売機もレジのひとつといえるでしょう。

レジスター

レジスターは、会計機能のみを有するシンプルなレジです。機能が限られているため操作が簡単で覚えやすいというメリットがあります。通常、本体にキャッシュドロワーとレシートプリンターが付属され、本体価格も2万円程度と安く、導入コストが抑えられるのも利点です。

しかし、売上管理や在庫管理、多店舗運営の場合のデータの統合ができないため、客数の多い飲食店や多店舗で展開している飲食店には向きません。また、閉店後に伝票と店内の在庫の突き合わせ作業が必要になるため、スタッフにかかる負担も大きくなりがちです。

ターミナルPOSレジ

スーパーなどでも使われている、大型のレジです。形はレジスターに似ています。ボタン数はレジスターよりも多く、バーコードによる商品管理も可能です。

POS機能を備えており、売上管理や在庫管理、多店舗運営にも対応しているため、メニュー数や席数が多い飲食店、多店舗展開の飲食店に向いています。売上管理の手間を減らしたい店舗は、導入により会計処理が容易になるでしょう。

ただし、高額な本体価格がネックとなります。また、本体サイズが大きく、専用の設置場所が必要です。スペースが限られた店舗に置くのは難しいかもしれません。

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タブレットPOSレジ

POSレジの各種機能をタブレットに集約できるのがタブレットPOSレジです。タブレット端末にアプリをインストールするだけで、会計機能に加え売上管理や顧客管理、在庫管理も可能になります。

ただし、キャッシュドロワーやバーコードリーダー、レシートプリンターが必要な場合はタブレットとは別に用意する必要があります。その一方で、タブレットPOSレジは設置に場所を取らず、導入コスト・運用コストもターミナルPOSレジと比較して一般的に低くなる点がメリットです。

ターミナルPOSレジと同等の機能を有しながらも、費用をかけずに使えるタブレットPOSレジは、小規模飲食店から多店舗展開をしている大規模店まで、規模を問わず利用できます。

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券売機

券売機は、お客様が事前に会計を済ませられる機器です。お金を入れて物理ボタンを押す従来型のほか、近年では液晶タッチパネル型の券売機も多く見られます。

券売機はスタッフのオーダー・会計にかかる負担を軽減するのと同時に、会計ミスを防止できます。人員も最小限で済み、売上データの収集や分析も可能です。

一方、お客様がオーダーをミスする可能性がある点やお客さまとのコミュニケーション機会が減少してしまう点は、券売機のデメリットといえるでしょう。

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飲食店のレジに追加したい機能

飲食店のレジに追加したい機能

飲食店のレジには、次のような機能を追加すると便利です。

  • PL管理
  • 顧客管理
  • 予約販売
  • 勤怠承認・簡単打刻
  • 売筋·死筋把握
  • オーダーエントリーシステム
  • 多店舗管理

PL管理

PL管理機能は予算と実績、経費を簡単に確認できる機能です。

食材を調達し、多くのスタッフを雇用している店舗では、大小さまざまな経費が発生するため、エクセルに手入力して経費を管理していくことは大変です。そこでPL管理機能のあるPOSレジを導入すれば、自動で計算されるため、手間なく予実管理を行えます。

顧客管理

レジに顧客管理機能があれば、売上と顧客データを結び付けて顧客の動きを把握できます。どのお客様がいつ、どのくらい来店しているのか、どのようなメニューをオーダーしているのかがわかるようになれば、リピート率の向上につながる施策を行えるようになるでしょう。

顧客の誕生月にはクーポンを発行、顧客の年齢層や性別などの属性を把握するといった使い方も、店舗運営に重宝します。

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予約販売

外部の予約システムと連携して予約情報をPOSレジに反映したり、予約内容をPOSレジから確認したりといった機能があれば、予約にかかる手間を省けます。さらに予約販売機能によって、テイクアウト商品の予約販売も容易に行えます。

勤怠承認・簡単打刻

スタッフの勤怠管理にもPOSレジを活用できます。タイムカードでの打刻の必要がなくなり、タブレットやPCの画面にアクセスするだけで出退勤の時刻を打刻できるのは、オーナー・スタッフ双方に大きなメリットとなるでしょう。

特に管理者にとっては、スタッフの正確な打刻状況をリアルタイムに把握できるようになることが利点です。給与計算システムと連携すれば給与計算も簡易になり、人件費の計算にかかる作業を大幅に軽減できます。

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売筋·死筋把握

売上データをPOSレジに集約することで、売筋・死筋商品の把握が容易になります。よく売れているメニューと売れていないメニューが分かれば、より効率的にメニューを展開できるでしょう。

オーダーエントリーシステム

飲食店に欠かせないオーダーエントリーシステムとレジを連携すれば、スムーズな会計を実現できます。なお、オーダーエントリーシステムとは、スタッフが持つ端末からお客様のオーダーを入力することで、厨房やレジにその内容を自動反映できるシステムのことです。

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多店舗管理

複数の店舗を持つ飲食店の場合、複数店舗のデータを一元管理できる機能があると便利です。各店舗の会計・売上データを本部でリアルタイムに確認することも可能になります。

複数店舗の在庫も確認できるようになり、ある店舗で食材の在庫がなくなりそうなとき、他の店舗から食材を調達するなどの方法も取れるようになるのです。

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【業態別おすすめ】飲食店のPOSレジの選び方

【業態別おすすめ】飲食店のPOSレジの選び方

POSレジの多彩な機能を有効活用するために、自社の業態を踏まえたうえで適切なレジを選択しましょう。小規模店舗、中規模個人店、多店舗展開企業、キッチンカーを用いた移動販売事業者では、必要な機能が異なるため、それぞれに向いているPOSレジも変わってきます。

スタッフの少ない小規模店舗

家族経営の個人店など、スタッフが少ない小規模店舗の場合は、機能をシンプルに抑えることがポイントです。導入・運用コストを軽減でき、POSレジの管理も容易になります。

小規模店舗に必要なのは、レジ機能、売筋・死筋把握機能、売上クラウド管理機能などです。勤怠管理機能や他店舗管理機能等は必要ないでしょう。

大量のスタッフを抱える中規模個人店

多くのスタッフを雇用する中規模個人店は、人件費の管理や会計を簡易化して、どのスタッフでも会計業務ができるようなシステムが必要になります。

さらに、勤怠承認機能、打刻機能があれば、スタッフの勤務状況と給与を容易に把握できます。また、レジに自動釣銭機があれば、会計時のミスを減らしサービスの均質化を図れます。

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大勢の従業員を抱える多店舗展開企業

複数の店舗があり、各店舗に多くの従業員を配置する飲食店にはさまざまな機能が必要です。勤怠承認・打刻機能はもちろん、PL管理機能、多店舗管理機能などあらゆるデータを一元管理できるPOSレジシステムがよいでしょう。

複数店舗で同時にPOSレジを導入するのなら、導入・設置サポートがあるサービスを選択することで、効率よく導入が進みます。また、POSレジに何らかのトラブルがあった際でも顧客サービスの品質を低下させないよう、店舗に駆け付けトラブルを解決してくれる駆け付けサポートもあると安心です。

キッチンカーを活用した移動販売事業者

あらゆる場所で商品を提供できるキッチンカーを用いてサービスを提供している場合、場所や属性によって顧客を把握できる顧客管理機能つきのPOSレジがおすすめです。出店条件に応じて変化するニーズを可視化することで、それぞれの場所にあった商品を展開できるようになり、売り上げの向上につなげられるでしょう。

また、移動販売で売上向上を目指すのなら、食材のロスや交通費などはなるべく減らしたいところです。PL管理機能があれば、予算に見合った経費を割り出して、経費の膨張を防ぐこともできます。

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POS+ は豊富な業種・業態に合わせたサービス展開が特徴

POS+は、さまざまな業種・業態に合わせたタブレットPOSレジサービスをご用意しています。飲食店においては、小規模店舗から数百店の店舗を持つ大規模飲食店まで対応するほか、店舗様にニーズに合わせたオプション機能をご選択いただけます。

また、多彩な分析機能もPOS+の大きな特徴です。スピード感のある経営判断を望む飲食店を強力にバックアップいたします。

さらに、基本の料金内で365日対応のコールセンターにいつでもお問い合わせが可能です。POSレジの導入に不安がある方でも、安心してご利用いただけます。

飲食店向けサービス「POS+ food」について、詳しくはこちらをご覧ください。

飲食店向けサービス「POS+ food」

まとめ

飲食店で使用できるレジには、レジスター、ターミナルPOSレジ、タブレットPOSレジ、券売機などさまざまな種類があります。なかでも、売上データ管理や顧客管理、勤怠管理、複数店舗管理等を考えているのであれば、POSレジの導入を検討しましょう。

近年利用が増えているタブレット型のPOSレジは、日ごろ親しんでいるスマートフォンやタブレットと同様に操作できるため、導入・運用のストレスを大きく軽減できます。サポート体制も万全なタブレットPOSレジを導入し、店舗経営の効率化と利益の向上を目指してください。

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