業務効率化と売上アップを支援するクラウドPOSレジ「ポスタス」
2025.02.17
POS レジ

自動釣銭機とは?POSレジ導入時にあわせて導入すべき理由

POSレジの導入やリプレイスを検討されている方は多いのではないでしょうか。本記事では、なぜPOSレジ導入時に自動釣銭機も一緒に導入すべきなのか、そのメリットと理由を詳しく解説します。

店舗運営のお悩みはポスタスで解決!

ポスタスは店舗の課題を解決するタブレットを活用したクラウド型POSレジを提供しています。ポスタスのPOSレジはオペレーションの最適化による採用コストや人件費削減だけでなく、売上アップが期待できます。様々業態・業種で個店から大手チェーン展開店舗まで支援実績が豊富にございますので、まずはお気軽にご相談ください。

自動釣銭機と自動精算機の違い

店舗のレジの自動化を考える際にPOSレジに接続する周辺機器として、自動釣銭機と自動精算機がありますが、それぞれ特徴が異なります2つの違いを理解することから始めましょう。

自動釣銭機自動精算機
主な用途現金の受け渡しと釣銭払い出し会計処理の全自動化
操作者店員・スタッフお客様
接客スタイル対面接客とセミセルフの選択可セルフ方式
導入目的ミス防止・既存レジ業務の効率化人件費削減・省人化
自動釣銭機と自動精算機の違い

自動釣銭機の特徴について

対面接客を維持しながら、現金処理の効率化を図りたい店舗に最適な選択肢です。以下のような特徴があります。

  • 現金の受け渡しと釣銭の払い出しに特化
  • POSレジと組み合わせて使用
  • 店員が操作
  • 既存のレジ業務の効率化が目的

自動釣銭機は、既存のPOSレジ運用を活かしながら、現金処理の部分のみを効率化する機器です。スタッフの負担を軽減しながら、正確な現金管理を実現できます。対面での接客を重視する店舗や、スタッフの作業効率を向上させたい場合に効果的です。

関連記事:セミセルフレジとは?トラブルや防ぐポイントを徹底解説!

自動精算機の特徴について

完全な自動化を目指す店舗向けのソリューションです。以下のような特徴があります。

  • 会計処理全体の自動化
  • お客様が直接操作する形式
  • セルフレジとしての活用が主な目的

自動精算機は、レジ業務全体の自動化を目指す機器です。人件費削減を重視する場合に有効ですが、お客様が操作する必要があるため、導入時には丁寧な案内表示や使い方の説明が必要になります。また、お客様の年齢層や店舗の特性に合わせた検討が必要です。

関連記事:セルフレジ(自動精算機)とは?種類や導入メリットと事例も解説!

POSレジと自動釣銭機の基本的な使い方

従来のPOSレジ業務に自動釣銭機を組み合わせることで、より効率的な運用が可能になります。具体的な機能と使用方法を見ていきましょう。

関連記事:POSレジとは?機能や導入メリット・費用から事例まで徹底解説!

自動釣銭機の基本機能について

自動釣銭機は現金処理の自動化により、レジ業務の効率化を実現します。以下のような機能を備えています。

  • お金の受け取りと釣銭の自動払い出し
  • 現金の自動収納
  • 偽造紙幣のチェック
  • 金額の自動計算
  • POSレジとの金額データ連動

自動釣銭機は、レジ業務の中で最も神経を使う現金の取り扱いを自動化します。スタッフは金額を数える必要がなくお客様からお預かりした現金を機械に入れるだけで、正確な釣銭が自動で払い出されます。これにより、現金の取り扱いなどの人的ミスを防ぎながらスピーディーな会計を実現できます。

自動釣銭機の日常的な使用方法

実際の店舗運営では、以下のような場面で活用されています。

会計業務

  • POSレジで金額を入力
  • お客様から受け取った現金を投入
  • 機械が金額を自動で認識
  • 釣銭が必要な場合は自動で計算して払い出し

管理業務

  • 現金の収納と残高管理を自動で実施
  • 売上データとの照合も自動化
  • 営業終了時の現金残高確認の簡略化

日常的な運用において、自動釣銭機は会計業務と管理業務の両面で効果を発揮します。特に会計時は、従来のPOSレジ操作はそのままに現金の受け渡しだけが自動化されます。
また、管理業務においても現金の残高は常に正確に把握され、レジ締め時の現金計算の手間も大幅に削減されます。
POSの売上データと現金残高の照合も自動で行われるため、締め作業の時間短縮と人的ミスをなくした正確性向上に貢献します。

店舗運営のお悩みはポスタスで解決!

ポスタスは店舗の課題を解決するタブレットを活用したクラウド型POSレジを提供しています。ポスタスのPOSレジはオペレーションの最適化による採用コストや人件費削減だけでなく、売上アップが期待できます。様々業態・業種で個店から大手チェーン展開店舗まで支援実績が豊富にございますので、まずはお気軽にご相談ください。

POSレジと同時に自動釣銭機を導入するメリット

POSレジのリプレイスや新規導入を検討する際、自動釣銭機を同時に導入することで、より大きな効果が期待できます。

レジ業務の完全な効率化

レジ業務全体の効率を大きく向上させることが可能です。主な効果として以下があげられます。

  • 現金授受の時間短縮
  • 計算ミスの防止
  • スタッフの負担軽減
  • より多くの接客時間の確保
  • 混雑時のスムーズな対応

POSレジと自動釣銭機の組み合わせにより、レジ業務の効率が大きく向上します。現金の受け渡しにかかる時間が短縮されるだけでなく、スタッフの心理的な負担も軽減されます。特に混雑時には、接客に集中できることで、お客様の待ち時間短縮にもつながります。また、新人スタッフでも安心して業務に取り組めるため、教育期間の短縮も期待できます。

関連記事:レジミス対策 | 過不足金や操作ミスをなくす方法を解説

導入効果の最大化

同時導入によって、以下のような相乗効果が期待できます。

  • スムーズなシステム導入
  • 一貫した従業員教育
  • 初期投資の最適化
  • 業務フローの統一化
  • スタッフの習熟度の均一化

POSレジと同時に導入することで、システム全体の整合性を保ちながら効率的な運用を開始できます。スタッフ教育も一度に行えるため、学習効率が高く新しい業務フローへの移行もスムーズです。
また、機器の導入やメンテナンス契約も一括で行えることで管理の手間とコストを抑えることができます。

現金管理の完全自動化

現金管理業務が大幅に効率化され、以下のような効果が得られます。

  • リアルタイムでの現金有高把握
  • 釣銭準備金の最適化
  • 現金の受け払い記録の自動化
  • 不正防止効果の向上
  • 現金管理業務の効率化

自動釣銭機とPOSレジを組み合わせることで、現金管理に関わる業務を大幅に削減できます。これにより、スタッフは接客などの本来の業務に集中でき、また現金の取り扱いミスも防げるため店舗運営の質を向上させることができます。

関連記事:POSデータとは?分析メリットと注意点・活用例を解説

後からの自動釣銭機を導入における課題

POSレジ導入後に自動釣銭機を追加導入する場合、様々な課題が発生する可能性があります。事前に理解しておくべきポイントを見ていきましょう。

システム面での影響

既存のシステムに後から自動釣銭機を追加する場合、以下のような課題が考えられます。

  • 追加導入時の調整コストが発生
  • 既存業務の変更が必要
  • 従業員の再教育が必要
  • システム連携の複雑化
  • 一時的な業務の混乱

後からの自動釣銭機導入は既存のPOSシステムへの追加設定や調整が必要となります。また、すでに確立された業務フローを変更する必要があるため、スタッフの混乱を招く可能性があります。
特に繁忙期での導入は避けるべきで、十分な準備期間を設けることが重要です。システムの一時停止も必要となる場合があり、営業への影響も考慮しなければなりません。

運用面での課題

業務運用の面では、以下のような問題への対応が必要になります。

  • 業務フローの再設計が必要
  • 従業員の習熟度にばらつき
  • 一時的な業務効率の低下
  • 追加投資の発生
  • スタッフの抵抗感

既存の業務フローが確立された後での導入は、スタッフの抵抗感も大きくなりがちです。特に、ベテランスタッフほど従来の方法に慣れているため新しいシステムへの移行に時間がかかることがあります。また、導入の過渡期には一時的な業務効率の低下は避けられず追加の人員配置や教育時間の確保も必要となります。

自動釣銭機導入時の注意点

スムーズな導入と効果的な運用のために、事前の準備と継続的な取り組みが重要です。

自動釣銭機導入準備のポイント

成功的な導入のために、以下の準備をしましょう。

  • 店舗レイアウトの確認
  • 運用フローの設計
  • スタッフ教育計画の立案
  • バックアップ体制の整備
  • トラブル対応手順の確立

導入前の準備は、スムーズな運用開始の鍵となります。特に店舗レイアウトは、お客様の動線やスタッフの作業効率に直結するため慎重な検討が必要です。また、スタッフ教育は段階的に行い、まずはキーとなる従業員から習熟度を上げていくことをお勧めします。想定されるトラブルへの対応手順も事前に確立しておくことで、スタッフの不安を軽減できます。

自動釣銭機とレジのまとめ

特に人手不足が課題となっている昨今、POSレジと自動釣銭機の同時導入は、業務効率化の有効な解決策となります。後からの追加導入と比べて、初期段階での一括導入のほうがスムーズな導入と運用が可能です。

POSレジの導入をご検討の際は、ぜひ自動釣銭機の導入もあわせてご検討ください。レジ業務の効率化と、スタッフの負担軽減を同時に実現する理想的なシステム構築が可能となります。

店舗運営のお悩みはポスタスで解決!

ポスタスは店舗の課題を解決するタブレットを活用したクラウド型POSレジを提供しています。ポスタスのPOSレジはオペレーションの最適化による採用コストや人件費削減だけでなく、売上アップが期待できます。様々業態・業種で個店から大手チェーン展開店舗まで支援実績が豊富にございますので、まずはお気軽にご相談ください。

レジに自動釣銭機を導入する際によくある質問

POSレジと自動釣銭機は必ず同じメーカーの製品を選ぶ必要がありますか?

必ずしも同じメーカーである必要はありません。ただし、POSレジと自動釣銭機の互換性は事前に確認することが重要です。多くのPOSレジメーカーは、複数の自動釣銭機との接続実績があり、異なるメーカー間での連携も可能です。導入前に、お使いのPOSレジまたは導入予定のPOSレジと、自動釣銭機の接続可否について、メーカーに確認することをお勧めします。

既存のPOSレジに自動釣銭機を後から追加することは可能ですか?

可能です。ただし、本文でも説明したように、後からの追加導入には以下の点について、事前の検討が必要ですので把握しておきましょう。
・POSレジと自動釣銭機の互換性確認
・追加導入のための一時的なシステム停止期間の確保
・スタッフへの追加研修時間の確保
・導入時期(繁忙期は避けることが推奨)

参考記事:日本経済新聞
セルフレジとは?省人化へ日本では2003年に導入
ローソン、自動釣銭機と組み合わせた新型POSレジに多言語表示機能-外国人従業員の操作不安軽減

現金・キャッシュレスに対応するフルタッチパネルセルフレジ

ランチで券売機、ディナーで精算機などの切り替えが可能なオールインタイプ

関連記事