業務効率化と売上アップを支援するクラウドPOSレジ「ポスタス」
2022.06.21
POS 機能

POSシステム(ポスシステム)とは?機能・特徴・メリットと最新の動向

POSレジは小売店や飲食店経営にとって、必要不可欠な設備です。
POSとはPoint Of Sales(販売時点情報管理)の頭文字を由来とした名称です。本記事ではPOSシステムの変遷や特徴、導入のメリットなどを実際の事例を交えてご紹介します。

POSシステムとは

POSシステム(Point of Saleシステム)とは、小売店やレストランなどの商業施設で使用される販売時点情報管理システムのことです。

POSシステムは、従来のキャッシュレジスターに代わるものとして機能しますが、POSシステムは単なる商品販売を記録できるだけではありません。
たとえば、在庫の自動追跡、売上の分析、顧客購買履歴の管理など、ビジネスの運営に関連する多くの側面をサポートします。

さらにPOSシステムの需要な機能にデータ分析があります。
販売データをリアルタイムで分析することで、最も人気のある商品、需要の傾向、顧客行動のパターンなどを知ることができるのです。これにより、ビジネスオーナーはより効果的な在庫管理、マーケティング戦略、および顧客サービスの改善に活かすことが可能となります。

POSシステムとPOSレジの違い

POSシステムとPOSレジの違い

前述した通り、POSシステムとPOSレジは同じように見えて、実は少し異なるものです。

名称内容
POSシステム販売時点情報管理を行う仕組み
POSレジPOSシステムを搭載した、販売時点情報管理が可能なレジ

つまり、POSシステムはデータ管理のための仕組みであり、POSレジはそのシステムを組み込んだ具体的な装置のことをさすと理解すると良いでしょう。

過去には、レジスター(現金取引やお釣りの計算など基本的な取引機能を持つ装置)にPOSシステムを組み込んだPOSレジが主流でした。しかし、従来のレジスターでは売上分析が難しく、効果的な販売戦略を立てるためのデータ収集に限界がありました。

そこで、売上データや販売の時間、場所などの情報を集約できるPOSシステムが開発されました。このシステムにより、いつ、どこで、何がどのくらい売れたのかという情報を簡単に追跡できるようになり、在庫管理や売上分析、販売戦略の策定に役立てることができます。

POSレジは従来型のドロアー付きレジスターだけでなく、タブレット、パソコン、スマートフォンなどのコンパクトなデバイスでも利用可能です。これらのデバイスでは、POS機能を提供するアプリをインストールし、バーコードスキャナーやキャッシュドロアー、レシートプリンターなどの周辺機器と連携させることで、効果的にPOSレジとして使用できます。

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POS端末の種類

POSシステムの種類

POS端末には様々な種類があり、それぞれ異なる機能や用途に応じて設計されています。以下に主要なPOS端末の種類を詳細に説明します:

■一体型POS端末

一体型POS端末は、その名の通り、必要なすべての機能が一つのユニットに統合されている端末です。このタイプの端末は、設計が標準化されており、レジスター、プリンター、ディスプレイ、バーコードスキャナーなどが一体化されています。これにより、店舗におけるスペースを有効に活用することができ、省スペース化を実現しています。操作性も高く、見た目もスッキリしているため、多くの小売店やレストランで好まれています。

■PC型POS端末

PC型POS端末は、従来のパーソナルコンピュータを基にした設計を採用しています。このタイプの端末は、汎用性が高く、多様な業務に対応することが可能です。強力なプロセッシング能力と大容量のストレージを備えており、複雑なデータ処理や大規模な在庫管理に適しています。また、既存のオフィス環境に容易に統合できる利点もあります。

■ハンディ型POS端末

ハンディ型POS端末は、その携帯性に重点を置いて設計されています。コンパクトで軽量でありながら、必要な機能を備えており、店舗内や屋外での移動販売、イベントでの使用に最適です。バッテリー駆動が可能で、ワイヤレス通信によるデータ転送をサポートしています。この柔軟性は、特にサービスが迅速さを要求される業態において有利です。

■タブレット型POS端末

タブレット型POS端末は、タブレットデバイスをベースにしたPOSシステムです。このタイプの端末は操作が直感的で、ユーザーフレンドリーなインターフェースを提供します。タッチスクリーンを活用した簡単な操作が可能で、特にスペースが限られた環境やスタイリッシュな店舗デザインに適しています。さらに、クラウドベースのPOSアプリケーションと組み合わせることで、柔軟なデータ管理とリアルタイムの分析が行えます。

POSシステムの歴史と変遷

POS(Point of Sale)システムの歴史は、商業とテクノロジーの進化と密接に関連しています。このシステムは、販売と同時に貴重なデータを取得し、ビジネス経営を効率的に進めるために技術が発展してきました。

・初期の段階

POSシステムの歴史は、1879年にアメリカの発明家ジェームス・リティが最初の機械式レジスターを発明したことに始まります。この装置は「Incorruptible Cashier」と呼ばれ、現金取引の記録と不正防止を目的としていました。

・電子時代の到来

1970年代に入ると、技術は大きく進化しました。IBMは1973年に電子式POSシステムを導入し、これが現代のPOSシステムの基礎を築きました。このシステムは、取引データの電子的な記録と処理を可能にし、販売業務を大きく変革しました。

・コンピューター技術の統合

1980年代には、POSシステムはさらに進化し、コンピューターネットワークと統合されました。これにより、在庫管理や販売データの分析が容易になり、ビジネス運営の効率化が図られました。

・インターネットとクラウドの時代

インターネットの普及と共に、POSシステムは2000年代に入ってさらに変化しました。クラウドベースのPOSシステムが出現し、データアクセスと管理の柔軟性が高まりました。これにより、小規模ビジネスでも高度なPOS機能を利用できるようになりました。

・モバイル技術の統合

最近では、スマートフォンやタブレットの普及に伴い、POSシステムはよりモバイルフレンドリーになっています。小型デバイスでの操作性や、どこからでもアクセスできる利便性がビジネスオーナーに受け入れられています。

POSシステムの仕組み

POSシステムの仕組み

ここでは実際にPOSシステムがどのような仕組みになっているのかを順番に見ていきます。

1.取引処理: お客さまが購入する商品を、バーコードスキャナーや手動入力を通じて商品情報を読み取ります。この情報には価格、商品名、数量などが含まれます。

2.支払い処理: お客さまが現金、クレジットカード、デビットカード、電子マネーなどの支払い方法を選択し、POSシステムで支払いを処理します。クレジットカードやデビットカードの場合、カード読取機を通じて取引が実行されます。

3.レシートの発行: 支払いが完了すると、購入明細やレシートを発行します。このレシートには、購入した商品の詳細、支払い額、取引日時などが記載されています。

4.在庫管理: 商品が販売されると、POSシステムに登録されている商品の在庫状況を自動で更新します。これにより、在庫の正確な管理が可能になり、必要に応じて追加の発注ができるようになります。

5.顧客データの管理: 一部のPOSシステムでは、お客さまの購買履歴や好みを記録し、マーケティングや顧客サービスの向上に役立てることができます。

6.報告と分析: 販売データを収集し、売上、人気商品、顧客動向などに関する詳細なレポートを生成できます。これにより、商品仕入れや人気商品を把握しビジネスに活かすことができます。

多様な決済オプションの統合によるPOSシステムの機能向上

近年、決済方法の多様化に伴い、POSシステムはより高度な機能を備えるようになっています。この変化は、お客さまが利用できる支払い方法の選択肢が広がったことに起因します。昔からある現金やクレジットカード、デビットカードに加え、電子マネー、モバイル決済など幅広い決済手段がPOSシステムに統合されています。

この進化は、お客さまの買い物体験を向上させると同時に、小売業者やサービス提供者にとってもメリットが大きいです。多様な決済方法をサポートすることで、顧客の購買体験が向上し、結果として売上の増加につながります。また、POSシステムにおけるこれらの決済オプションの統合は、取引処理の速度を上げ、エラーの発生を減らすことにも寄与しています。

POSシステムの主な機能

POSシステムは、飲食店、小売店、美容サロンに必要な機能が備わっていることが多いでう。ここでは一般的なPOSシステムの機能をご紹介します。

1.取引処理: POSシステムの基本的な機能は、商品の販売と取引を記録することです。バーコードスキャナーを通じて商品を読み取り、販売価格を計算し、支払いを処理して取引情報を記録します。

2.支払い方法の多様性: 現金、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、モバイル決済など、様々な支払い方法に対応することができます。これにより、お客さまの要望に合わせて柔軟な支払いオプションを提供することができます。

3.在庫管理: 販売される商品の在庫をリアルタイムで追跡し、在庫の正確な監視と管理をおこなうことができます。特に小売店で課題になっている、在庫不足や過剰在庫のリスクを減らすことができます。

4.顧客管理: 顧客データの記録と分析を通じて、購入履歴や顧客の好みを把握できます。このデータは、パーソナライズされたマーケティングや顧客サービスの向上に役立ちます。

5.販売データの報告と分析: 売上、利益、顧客動向などの詳細なレポートを生成し、ビジネスの成果を測定し、将来の戦略策定のための洞察を提供します。

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従来と最新POSシステムの機能の違いについて 

ここ数年で、POSシステムは大きく進化してきましたが、最新のPOSシステムではどのようなことができるようになったのでしょうか。従来のPOSシステムと比較しながら解説します。

1.取引処理: 従来のPOSシステムはお会計業務に限定されていたのに対し、現代のPOSシステムはより複雑な取引、注文管理、返品処理などを行います。

2.支払い方法: 従来は現金やクレジットカードに限られていましたが、現代のシステムは電子マネー、モバイル決済、QRコード決済など多様な支払いオプションに対応しています。

3.在庫管理: 最新のPOSシステムではリアルタイム追跡、自動再注文、在庫最適化など進化した在庫管理機能を持っています。

4.データ分析とレポート: 現代のシステムは、売上や顧客動向に関する詳細なデータ分析とレポート機能を提供します。

5.顧客管理: 現代のシステムは顧客データをより包括的に管理し、パーソナライズされたマーケティングや顧客体験を提供することができます。

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POSシステムのメリット

POSシステムの特徴

従来のレジからPOSシステムに切り替えるメリットにはどういったことがあるのでしょうか?また、その逆でデメリットについても解説します。

メリット

まずは、代表的な3つのメリットについて解説します。

1.多様な支払い方法に対応: 現代のPOSシステムは、様々な支払い方法をサポートしており、顧客は現金、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、モバイル決済など、好みの方法で支払うことができます。最近では現金を持ち歩かない人も増えてきていますので、キャッシュレス決済に対応できるだけで選んでもらいやすくなります。

2.在庫管理の最適化: POSシステムはリアルタイムで在庫を追跡し、在庫過剰や不足を防ぐことに役立ちます。機種によっては、自動再注文機能が搭載されている物や、在庫の詳細な分析機能が付いた物もあります。それにより、在庫管理が効率化され、コスト削減といった経営改善に役立てることが可能となります。

3.顧客関係の強化: 販売時点のお客さまのデータを収集し、分析してお客様の、個々の好みや購買履歴を理解することで、パーソナライズされたプロモーションや、コミュニケーションを取ることが可能となります。お客さまの好みを理解していれば、クロスセルの提案やアップセルの商品が選んでもらいやすくなり、結果的に売上拡大に繋がるのです。

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デメリット

続いて、代表的な3つのデメリットについて解説します。

1.初期コスト: 高品質なPOSシステムの導入には、高額な初期投資が必要です。ハードウェア、ソフトウェア、およびシステムの設定にかかるコストは、特に小規模ビジネスにとって負担になることがあります。高機能な物だと数百万円はかかってきますので、自社に必要な機能を見極めて余計なコストが発生しないように気を付けなければいけません。

2.技術的な問題とメンテナンス: 機械の故障やシステムダウンのリスクを伴います。これらの問題は、ビジネスの運営に支障をきたすことがあり、定期的なメンテナンスとサポートが必要です。

3.トレーニングと使いこなし: 従業員がPOSシステムを効果的に使用するためには、適切なトレーニングが必要です。新しいシステムの導入は、一時的に業務の遅延を引き起こす可能性があります。

POSシステムの選定基準

お店に最適なPOSシステムを導入する方法とポイント

最適なPOSシステムを導入するための押さえるべきポイント

POSシステムの導入を検討し始めると、たくさんの種類がさまざまな企業から出されており、どのように選べば良いのか悩まれていることと思います。

POSシステムを選ぶ際に重要な選定基準について解説します。ぜひ自分にあったPOSシステム選びに役立ててください。

1.ビジネスのニーズに合っているか: ビジネスの規模、業種、および特定のニーズに適合するシステムを選ぶことが重要です。飲食店、小売店、またはサービス業で異なる機能が必要になるため、それぞれの業種に最適なシステムを選択する必要があります。

飲食店であれば、オーダー機能が重要ですし、小売店であれば在庫管理、美容サロンであれば顧客カルテ機能が重要です。

2.使いやすさ: システムのインターフェースが直感的で使いやすいかどうかも重要です。

実際に操作する従業員が迅速に習得し、効率的に操作できるシステムが理想的です。

3.コスト: 初期設置コスト、月額または年額の使用料金、追加機能のコストなどを考慮し、予算内で最適なサービスを提供するシステムを選ぶことが重要です。

4.決済オプションの多様性: 現金、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、モバイル決済など、様々な支払い方法に対応しているかを確認します。

5.在庫管理機能: 在庫の追跡、自動再注文、在庫レベルの警告など、効果的な在庫管理をサポートする機能が備わっているかを評価します。

6.顧客管理機能: 顧客の購買履歴、好み、フィードバックを管理し、マーケティング活動に活用できる機能があるかどうかを検討します。

7.データセキュリティとプライバシー: 顧客の個人情報や取引データのセキュリティを確保するための対策が整っているかを確認します。

8.サポートとサービス: 緊急時のサポート、定期的なメンテナンス、トレーニング提供など、充実したカスタマーサポートとサービスが提供されているかを評価します。

9.拡張性とカスタマイズ: ビジネスの成長に合わせてシステムを拡張したり、特定のニーズに合わせてカスタマイズできるかどうかも重要な要素です。

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POSシステム導入事例「焼肉ライク」

「TASTY!(美味しい)、QUICK!(早い)、VALUE!(安い)」をコンセプトにした、斬新なスタイルの焼肉店「焼肉ライク」では、2号店となる新宿西口店のオープンを機にPOSレジシステム「POS+」を導入。料理のオーダーからスタッフの勤怠管理まで、すべてのデータを一元管理できるPOSシステムによって、大幅な業務効率化を実現しました。

本部の管理画面で期間限定などの新メニューをアップすれば、すべての店舗の端末上で即座にメニュー更新が可能に。お客様の反応もリアルタイムで知ることができ、マーケティング戦略上の活用領域の広がりも期待されます。

詳しくはこちらの事例ページをご確認ください。
https://www.postas.co.jp/casestudy/9

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POSシステムの現状と今後の動向

POSシステムの普及率は年々高まり、2017年度のPOSシステム国内出荷数は、前年度比152.8%の226,008台、市場規模は同157.3%の762億9,400万円となりました。2017年度は大手コンビニエンスストアチェーンにおいてレジシステムの総入れ替えが相次いだことから、一時的に需要が拡大したと見られています。

一度導入すれば、10年程は継続して使い続けられるという製品特性上、この先の出荷台数は少し落ち着きを見せるかもしれませんが、POSシステムの普及率は今後もしばらく上昇を続けると予想されます。

国内POSターミナル市場規模推移と予測
※引用元:株式会社矢野経済研究所
https://www.yanoict.com/summary/show/id/522

まとめ

いかがでしたでしょうか。POSシステムは飲食店や小売店のようにお客さまとの間で直接決済が生じる場面では必須のアイテムです。従来のレジと比較しても多機能で経営効率も格段に上がるようになってきましたが、その分、自分に合ったPOSシステムを選択し使いこなすことが非常に重要となります。

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