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2020.10.02 2024.06.26
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キャッシュレス対応券売機とは?導入時のメリットや注意点

近年、現金不要のキャッシュレス対応券売機の導入が注目されています。とはいえ、どのようなメリットがあるのか、導入のハードルが高いのではないか、といった悩みを抱えている事業者の方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、券売機導入のメリットを整理しながら、多様化が進む券売機の中でも「クレジットカード・キャッシュレス決済対応」「タッチパネル式」の機種をリース契約で導入すべき理由を解説します。導入前の着目ポイントについてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

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キャッシュレス対応券売機とは          

キャッシュレス対応券売機とは、クレジットカードやQRコードといった、現金以外の決済方法に対応した券売機のことです。従来の券売機では、現金での決済しかできないことがほとんどでした。しかし、最近では多くの消費者がキャッシュレス決済を希望するようになり、決済方法の多様性に応える必要があります。

そのために、キャッシュレス対応券売機を導入する店舗が増えているのです。通常のレジと同様に、クレジットカードや電子マネー決済、QR決済などさまざまな決済が可能です。

お客さまの利便性の向上はもちろん、現金のやり取りが減る分、従業員の負担も軽減します。レジ業務をストレスに感じるスタッフも多いことから、人材確保にもつながるキャッシュレス対応券売機の導入が進んでいます。

また、キャッシュレス対応券売機には次の2種類があります。

  • ボタン式券売機
  • タッチパネル券売機

ボタン式券売機

ボタン式券売機とは、各ボタンに商品名と値段を設定したシンプルな券売機です。昔からよく見るタイプの券売機で、現在も飲食店やチケットの購入などに利用されています。

最近では、ボタン式券売機であっても、キャッシュレス決済に対応した機種が販売されています。また、券売機にキャッシュレス決済を読み取る機器が埋め込まれているタイプや、オプションで後付けできるタイプがあります。

タッチパネル券売機

タッチパネル券売機とは、画面上に表示された商品をタップして、決済を進める券売機です。最近、急速に普及しており、大手牛丼チェーンやラーメン店、カフェなどでも見られるようになりました。

タッチパネル券売機の場合は、キャッシュレス決済機能が基本機能でついているものが多く、中にはキャッシュレス決済のみに対応した機種もあります。画面上でわかりやすく手順を説明できるため、はじめての方でも簡単にキャッシュレス決済が可能です。

キャッシュレス対応券売機の導入メリット

店舗側でキャッシュレス対応券売機を導入することで、どのようなメリットが得られるのでしょうか。次の5つのメリットを紹介していくので、キャッシュレス対応券売機導入に向けて、参考にしてみてください。

  • 人件費削減効果
  • 感染症対策・接触機会の減少
  • オーダーミスや釣銭間違いなどのヒューマンエラーの解消
  • 迅速・正確な売上管理を実現
  • 新規顧客が獲得しやすくなる

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人件費削減効果

キャッシュレス対応券売機導入における1つ目のメリットは、人件費の削減効果が期待できることです。券売機を導入することで、オーダーや会計時の従業員の業務負担を軽減します。

結果的に、既存業務を少人数で担当することが可能となり、店舗の人件費削減につながります。また、余剰人員をほかの業務に配置転換させ、人手不足の解決策としても効果的というメリットがあります。

感染症対策・接触機会の減少

2つ目のメリットは、感染症対策や人と人との接触機会を減少させることです。キャッシュレス対応の券売機を導入することで、お客様同士の接触機会を減らし、密の状態を回避できます。

また、キャッシュレス対応の券売機であれば、硬貨や紙幣に触れることもなくなるため、さらなる感染症対策につながります。感染症が気になる方への配慮にもなり、顧客満足度の向上にも活かせるでしょう。

オーダーミスや釣銭間違いなどのヒューマンエラーの解消

3つ目のメリットとして、キャッシュレス対応券売機の導入に伴い、お客様からのオーダーミスや、釣り銭間違いといったヒューマンエラーの解消にも活かせます。対面でのやり取りでは、丁寧に対応していても、ヒューマンエラーが発生する可能性が出てしまいます。

一方で、キャッシュレス対応券売機であれば、機械がお客様の対応を行うため、必然的にミスが防げるようになります。お客様からのクレーム件数の低減も期待でき、従業員の心理的負担を軽くすることにも役立ちます。

迅速・正確な売上管理を実現

日々の売上管理を、迅速かつ正確に行えるのもキャッシュレス対応券売機のメリットです。現金のみでの取り扱いだと、どうしても小銭や紙幣を数える手間が発生するため、売上管理にかなりの時間を要していました。

一方で、キャッシュレス対応券売機を導入することで、機械による自動的な管理が可能となります。正確・迅速な売上管理を実現させ、店舗運営の効率化に役立つでしょう。

新規顧客が獲得しやすくなる

キャッシュレスが一般的になりつつあるなかで、現金を持たずに、クレジットカードやスマートフォンだけで決済するユーザーも出てきています。キャッシュレス対応券売機が使用可能であれば、普段現金を持ち歩かないユーザーの獲得にも活かせるでしょう。

とくに、訪日外国人が増加している日本において、キャッシュレスでの決済は重要な施策となりました。日本人のみならず、外国人消費者を取り入れるためにも、キャッシュレス対応券売機の導入が大きなメリットになり得ます。

キャッシュレス対応券売機導入時の注意点

キャッシュレス対応券売機導入時には、さまざまな点に注意しなければなりません。多くのメリットがある一方で、キャッシュレス対応券売機を導入することによる注意点を3つ解説します。

  • 初期費用とランニングコストがかかる
  • 現金を利用する顧客への配慮が必要
  • キャッシュレス対応ブランドを確認する

初期費用とランニングコストがかかる

キャッシュレス対応券売機を新しく店舗に導入する際に、初期費用やランニングコストが発生します。また、複数店舗で展開する場合には、店舗数に応じて券売機を導入する必要が出てくるので、初期費用だけでもかなりのコストになるでしょう。

ランニングコストに関しても、インターネット通信費用や、各キャッシュレスサービスの手数料がかかります。例えば、クレジットカードの場合は、決済ブランドによりますが、3〜6%の決済手数料を支払わなければなりません。このように、初期費用とランニングコストに注意する必要があります。

現金を利用する顧客への配慮が必要

次の注意点としては、現金を利用する顧客への配慮が必要になることです。キャッシュレスが進み、現金を持たないユーザーが増える一方で、現金決済を希望するお客様もまだまだ多くいます。

仮に、店舗の決済方法をキャッシュレスのみにすると、現金が使えなくなり、顧客離れを招いてしまう可能性があります。もちろん、キャッシュレス対応券売機導入によって、新規ユーザーを取り入れることも大切ですが、現金で支払うお客様の存在も忘れないようにしましょう。

キャッシュレス対応ブランドを確認する

キャッシュレス対応券売機導入時には、どの決済ブランドが利用可能なのかも確認する必要があります。例えば、クレジットカード決済であれば、VISAやMastercardは使えても、JCBやAMEXが使えないといった可能性があります。

また、その他の支払い方法についても、どのサービスが利用可能なのか調べておくことが大切です。キャッシュレス対応券売機導入後に、特定の支払い方法が非対応ということにならないよう注意しましょう。

キャッシュレス対応券売機の選び方~導入前の着目ポイント

これからキャッシュレス対応券売機を導入するにあたって、どのようなポイントに着目して選べば良いのでしょうか。導入前の着目ポイントについて、以下の4つを紹介していきます。

リースか購入か・値段と使い勝手の違い

キャッシュレス対応券売機を購入する際には、リースか購入かの2通りから選択することになります。

まずリースの場合、直接購入するより初期費用が安く済ませられるほか、短期間での導入が可能である点がメリットです。一般的に、直接購入だと数十万円〜数百万円の費用がかかりますが、リースであれば定額制で利用できます。また、リース契約は短期間だけの契約もできるため、券売機を実験的に導入してみたいという店舗も、利用がしやすい方法です。

一方で、リース契約による導入は、長期間使い続けるとトータルコストが高額になるほか、カスタマイズができない、選べる機種が限られる、といったデメリットもあります。

飲食店の場合、初期費用などの観点から多くの店舗がリースによる導入を選択しています。これから券売機の導入を検討しているのであれば、リースでの導入がおすすめです。

クレジットカード・キャッシュレス決済対応

キャッシュレス決済の普及により、現金を持ち歩かない人が増えています。今後キャッシュレス対応券売機を導入するのであれば、クレジットカードや電子マネー、バーコード決済といった豊富なキャッシュレス決済に対応している機種がおすすめです。

ただし、クレジットカードやキャッシュレス決済は、読み取り端末などが異なる複数ブランドがしのぎを削っている中で、店舗側が幅広いブランドの決済方法に対応できるよう配慮する必要があります。できるだけ多くの決済方法に対応した券売機を導入して、お客様のニーズに応えることも大切です。

タッチパネル式かボタン式か

3つ目のポイントは、タッチパネル式かボタン式かのどちらかであることです。利便性を考慮するのであれば、タッチパネル式がおすすめです。タッチパネル式は「店内/お持ち帰り」選択や、商品の画像を見せられるなど伝えられる情報量が多く、お客様の比較検討の手助けになります。

さらに、外国語対応もワンタッチで行えるなど、機能が充実している機種も多いので、海外からのお客様にもストレスなくお店を利用していただけます。そのほかにも、タッチパネル式なら新メニューの登録や写真の変更などもスムーズに登録可能であるほか、お店の状況に合わせて柔軟に対応できることがタッチパネル式の強みといえます。

券売機のサイズやデザイン

券売機のサイズやデザインは、従来の大きく無機質なものから進化しており、コンパクトで省スペース、スマートな製品も増えています。

デザイン性が高く省スペースの券売機の中から、店内の雰囲気にマッチしたものを選べば、わざわざ店内を改装してスペースを作る必要もなく、店内の雰囲気を損なうこともありません。従来に比べ、券売機導入へのハードルはぐっと下がったといえるでしょう。

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・人件費削減・省人化
注文と会計業務を効率化。ホールスタッフを省人化して、人件費削減を叶えます。

・スタッフ・お客様の感染症対策
お客様自身が注文・会計を行えるので、スタッフとの接触機会を低減。感染症対策にも効果的です。

・あらゆる決済に対応
クレジットカード・電子マネー・QRコード・現金と、あらゆる決済に対応。幅広いニーズに対応しています。

・多言語対応
英語・韓国語・中国語(簡体・繁体)を標準装備。海外のお客様にも安心して対応できます。

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まとめ

キャッシュレス対応券売機は、店舗側の生産性向上につながるほか、顧客満足度の向上にもつながります。特に近年では、規模が小さい店舗向けに省スペースでスタイリッシュな券売機も増えており、導入しやすくなりました。

また、海外からの観光客が増加する中で、キャッシュレス対応券売機の導入は重要な施策といえるでしょう。この機会にリース方式で「クレジットカード・キャッシュレス決済対応」「タッチパネル式」の券売機を導入して、業務の効率化や人件費削減に取り組んでみてください。

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