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2025.06.09

クレジットカード決済を導入すべき理由とは?メリットや導入時のポイントを解説   

キャッシュレス化が加速する一方で、まだ現金支払いのみの対応としている店舗も多いのではないでしょうか。

キャッシュレス決済の代表であるクレジットカード決済は、利便性の高い支払い手段として幅広い層に支持されており、未対応の店舗はお客様に選ばれない可能性もあるのです。

本記事では、クレジットカード決済導入のメリット・デメリットや導入方法を詳しく紹介します。

導入時に注意したいポイントも紹介しているので、クレジットカード決済の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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 クレジットカード決済端末導入の必要性とは

キャッシュレス決済が注目を集めている中で、クレジットカード決済端末導入の必要性も高まっています。クレジットカードは一定の収入があれば保有のハードルも低く、最近では学生向けのクレジットカードも普及しているため、万人向けの決済方法といえるでしょう。

つまり、クレジットカード決済端末を導入していないと、売上機会の損失につながるだけでなく、顧客離れのきっかけにもなり得るのです。お客さまが求めている決済方法を取り入れ、不満なく支払いが行えるようにするためにも、クレジットカード決済端末の導入が求められています。

参考サイト:経済産業省 2025年4月発表 2024年のキャッシュレス決済比率

 クレジットカード決済端末導入のメリット

実際に店舗側でクレジットカード決済端末を導入することで、どのようなメリットがあるのでしょうか。4つのメリットを解説するので、クレジットカード決済端末導入の参考にしてみてください。

  • 会計業務の効率化につながる
  • 売上拡大や客単価増加が見込める
  • 売上管理が容易になる
  • 偽造紙幣による被害を防げる

関連記事:キャッシュレス決済導入のメリットとは?導入の流れと各社の比較ポイント

 会計業務の効率化につながる

1つ目のメリットは、会計業務の効率化につながる点です。従来の現金決済では、現金を取り扱う手間がかかり、レジ業務に時間的負担が発生していました。

一方で、クレジットカード決済では、クレジットカードを専用端末に差し込むか、タッチをするだけで決済が完了します。これにより、決済時間が短縮されてスタッフの負担軽減につながるだけでなく、現金の数え間違いなどの人的ミスの削減にも期待できます。

お客さまにとっても、会計を早く済ませられることから、満足度の向上にもつながるでしょう。

また、ひとりで業務を行っている個人事業主にとっても、クレジットカード決済は会計業務への稼働を削減できる有効手段といえます。

 売上拡大や客単価増加が見込める

2つ目のメリットは、売上拡大や客単価の増加が見込まれることです。例えば、現金払いしか対応していない店舗だと、現金を持ち合わせていないお客さまから敬遠されてしまう可能性があります。そうすると、お客さまはクレジットカード決済に対応した店舗に流れてしまい、自店舗にとっては売上機会の損失が発生します。

また、クレジットカード決済に対応していれば、手持ちの現金額を気にすることなく支払いが可能となるため、支払いに対するお客様の心理的なハードルが低くなります。その結果、客単価の増加にも期待できるでしょう。クレジットカード決済端末の導入によって、売上機会の損失を防ぐことや、客単価増加といったメリットが狙えるのです。

 売上管理が容易になる

3つ目のメリットは、店舗側での売上管理が容易になることです。現金の取り扱いが多いと、レジ締め業務に時間がかかるだけでなく、人為的な計算ミスや、硬貨・紙幣の紛失リスクが発生する恐れがあります。

クレジットカード決済端末を使って決済した分に関しては、データが自動的に登録されるため、売上管理に伴う手間が大幅に削減できます。従業員にとっても面倒な作業が減る分、ほかの業務に集中し、顧客満足度や生産性の向上に活かせます。

偽造紙幣による被害を防げる

最後のメリットとして、クレジットカード決済端末の導入により、偽装紙幣による被害を防げる点があげられます。現金の取り扱いでは、紙幣を確認せずに決済を進めることが多く、偽装紙幣が紛れていても、なかなか気がつきにくい点が問題でした。

クレジットカード決済であれば、硬貨や紙幣を使う必要がないため、偽装による被害を防げます。また、汚れた紙幣を受け取ることもないため、従業員の衛生的な観点でもメリットといえるでしょう。

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クレジットカード決済端末導入のデメリット

クレジットカード決済端末の導入は、店舗側にとって多くのメリットがあります。しかし、メリットだけではなく、デメリットにも気を付けなければなりません。下記で挙げる3つのデメリットにも注意しましょう。

  • クレジットカード決済手数料の負担が必要となる
  • クレジットカード決済端末に不具合が起きると使えない
  • クレジットカード決済から入金までに時間がかかる

クレジットカード決済手数料の負担が必要となる

クレジットカード決済を導入すると、手数料の負担が求められます。クレジットカードの決済手数料は、店舗側での負担が基本であり、お客さまには求められません。

カードブランドにもよりますが、一般的に3〜6%の手数料が発生します。

飲食業で3~5%、サービス業では3~4%と、業種によって相場が異なるため、導入前に確認しておくとよいでしょう。

例えば、決済手数料が4%で10,000円の商品に対してクレジットカード決済が用いられた場合、400円が手数料として負担となり、実質的な売上は9,600円になります。

また、仮にクレジットカード決済手数料を上乗せして請求すると、加盟店違反でクレジットカード決済が不可になる可能性もあります。もちろん、手数料は店舗側にとって負担になりますが、最終的には顧客獲得や売上額の向上につながります。

関連記事:クレジットカード決済の手数料とは?導入メリットや選ぶ際のポイント

 クレジット決済端末に不具合が起きると使えない

クレジットカード決済は、決済端末に不具合が発生すると使えなくなります。基本的に、不具合が頻繁に発生することはありませんが、復旧するまでの間は現金払いのみでしか対応できなくなる点に注意が必要です。

また、インターネット回線がないと、クレジット決済端末は使用できません。回線が弱い場合にも支障が出ることもあるので、インターネット契約時には回線速度にも気をつけましょう。

 クレジット決済から入金までに時間がかかる

クレジットカード決済で特に注意したいのが、決済から入金までに時間を要することです。現金決済であればすぐに店舗に入金されますが、クレジットカード決済の場合は、1ヶ月後か、それ以上かかることがあります。

特に個人経営の小規模店舗などは、クレジットカード決済の入金サイクルによっては、資金繰りの悪化につながることも考えられます。自転車操業になり閉店、事業規模縮小といった事態にならないように注意が必要です。

クレジットカード決済端末の導入時のポイント

クレジットカード決済端末を導入する際には、どのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか。4つのポイントを押さえた上で、クレジットカード決済端末の導入を進めましょう。

  • クレジットカード決済端末の種類で選ぶ
  • 導入後のコストシミュレーションを行う
  • サポート体制をしっかりと把握する

クレジットカード決済端末の種類で選ぶ

1つ目のポイントは、クレジットカード決済端末の種類で選ぶことです。一般的に、クレジットカード決済端末には、据え置き型とモバイル型の2種類があります。

前者の据え置き型は、レジと有線でつなぐタイプで、紛失のリスクが少ないというメリットがあります。ただし、レジ周りに設置するためのスペースが必要です。

そして、後者のモバイル型は、持ち運びが可能なタイプで、Wi-Fiやモバイル回線を使用します。移動型販売店やテーブル会計に便利である一方、長時間利用する際にはバッテリーに注意しなければなりません。

関連記事:タッチ決済端末を導入するべき?種類・メリットや導入方法を解説

導入後のコストシミュレーションを行う

クレジットカード決済端末の導入に向けて、コストシミュレーションを実施しましょう。前述した据え置き型決済端末は、店舗での設置工事が必要なため、モバイル端末よりも導入コストが高いです。初期費用として、1〜10万円ほどが相場とされています。

モバイル型は、据え置き型と異なり、設置工事が不要なことから初期費用が無料の端末もあります。ただし屋外で使う場合には、別途モバイルWi-Fiを契約しないと使えない点に注意が必要です。

サポート体制をしっかりと把握する

クレジットカード決済端末の導入時には、サービスのサポート体制も把握しましょう。例えば、初期設定時や端末にトラブルが起こったときに、サポート体制が整っていないと、お客さまの購入機会を失い、売上に重大な損失が発生してしまいます。

また、お客さまにも迷惑となり、店舗に対する不満につながる可能性も考えられます。サービス契約時には、24時間365日体制の手厚いサポート体制があると安心できるでしょう。

関連記事:レジにはクレジットカード決済は必須?POSレジ連携がおすすめ!

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クレジットカード決済導入にかかる費用とは?

クレジットカード決済を店舗に導入する際は、導入時および導入後にそれぞれ費用が発生します。

  • 初期費用(導入時)
  • 月額料金(導入後)
  • 決済手数料(利用時)

それぞれにかかる費用について確認していきましょう。

初期費用(導入時)

クレジットカード決済を導入する際、まず発生するのが初期費用です。

初期費用は、主に決済端末の購入や設定費用・契約時の登録費などをさし、サービスによって価格帯は大きく異なります。

たとえば、クレジットカード決済端末の購入費用は1〜5万円程度が相場とされています。

導入コストはサービス選びに大きく影響するポイントなので、自店舗の予算に応じた選定が重要です。

月額料金(導入後)

導入後のコストとして発生するのが、月額料金です。

月額料金には、決済端末のレンタル費やサポート費用、システム利用料などが含まれることが一般的です。

なかには月額料金無料のサービスもありますが、有料の場合は、1,000円〜5,000円程度が相場とされています。

費用だけでなく、機能やサポート体制についてもチェックし、長期的な視点で判断するのがポイントです。

決済手数料(利用時)

実際にカード決済が発生するたびにかかるのが、決済手数料です。

決済手数料は、売上金額に対して数%が差し引かれるかたちで、店舗の利益に直接影響を与えるコストとなります。

手数料率は2.5%〜3.5%前後が一般的で、業種や契約内容によって異なるのが特徴です。

ただし、手数料の安さばかりに目を向けるのではなく、入金スピードやサポート品質とのバランスを見ながらサービスを選ぶとよいでしょう。

クレジットカード決済端末を導入する方法

クレジットカード決済端末を導入する方法には、主に以下のふたつがあります。

  • クレジットカード各社と直接契約する
  • 決済代行業者を利用する

どちらの方法が自店舗に合っているか、導入前にチェックしておきましょう。

クレジットカード各社と直接契約する

1つ目の導入方法は、クレジットカード会社各社と直接契約する方法です。具体的には、VISAやMastercardといった各ブランドと直接契約する方法で、一括申し込みサービスを利用するよりも手数料を安く済ませられる可能性があります。

直接契約する際は、支払い能力や経営状況などの審査を受ける必要があるため、個人事業主や小規模の法人の場合は大手事業者よりも契約するのが難しいケースもあります。さらに、カード会社で入金サイクルや契約内容が異なることから、管理の手間が発生する点に注意が必要です。

決済代行会社を利用する

2つ目は、決済代行会社を利用する方法です。1つ目の直接契約と異なり、さまざまなカードブランドを一括で契約します。

一括で契約するため、入金サイクルも1回にまとめられるのが便利です。また、決済代行会社は不正利用を防ぐために高度なセキュリティ対策を敷いており、安心して利用できます。一方で、直接契約よりも決済手数料が高くなりやすい点に注意しましょう。

クレジットカード決済代行会社選びのポイント4選

クレジットカード決済代行会社ごとに、サービス内容や費用体系は大きく異なります。

ここからは、自店舗に最適な決済代行会社を選ぶために注目したい4つのポイントを紹介します。

  1. サービス導入コスト
  2. 決済手数料
  3. 入金までのサイクル
  4. 対応可能なカードブランド

1.サービス導入コスト

決済代行会社を利用する際、最初に確認しておきたいのが導入コストです。

端末の購入費用や初期設定費、アカウント発行手数料などが発生する場合があり、その内容は各社によって異なります。決済代行会社のなかには、端末を無料提供していたり初期費用無料のキャンペーンを実施したりしているところもあります。

導入時にかかるトータルコストを事前に把握し、予算とのバランスを考えて選定することが大切です。

2.決済手数料

次に注目すべきは、クレジットカード決済を利用するたびに発生する決済手数料です。

売上金額に対して一定の割合が差し引かれるため、店舗の利益に直接影響を与えるコストとなります。手数料の相場は2.5〜3.5%前後ですが、業種や取扱商品・店舗の規模によっても変動します。

たとえば、高単価商品を扱う店舗では1%の差が大きな金額差につながるため、慎重に比較検討する必要があるでしょう。

一見すると手数料が安くても、その他の費用やサービス内容によっては総合的なコスパが下がることもあるため、サービス全体を見て判断することが求められます。

3.入金までのサイクル

決済代行会社を選ぶ際には、入金サイクルも重要なチェックポイントです。

売上が発生してから実際に銀行口座へ入金されるまでの日数は、サービスによって異なります。一般的には、週1回・月2回・月1回などのサイクルが多く、最短で翌営業日に入金されるサービスもあります。

自店舗の資金繰りに合った入金サイクルを選ぶことが、スムーズな店舗運営につながるでしょう。

4.対応可能なカードブランド

代行会社によって、対応しているクレジットカードブランドの数や種類には違いがあります。

VISA・Mastercard・JCB・AMEX・Dinersなどの主要ブランドをすべてカバーしているかどうかは、かならず確認しておきましょう。特に、インバウンド対応やビジネス客の多い店舗では、幅広いカードに対応していることが来店の決め手になるケースもあります。

一部ブランドのみに対応している場合、せっかくの商機を逃してしまうリスクもあるため注意が必要です。地域や客層の傾向を踏まえ、よく使われるカードに対応しているかを基準に選ぶとよいでしょう。

 まとめ

クレジットカード決済端末の導入は、店舗運営の効率化や売上アップにつながる有効な手段です。ただし、決済手数料や入金サイクルなどに注意する必要もあるため、自店舗の運営に合わせた選択が重要となります。

本記事で紹介したクレジットカード決済の導入方法や導入時の注意点を参考にして、ぜひ顧客満足度と業務効率を向上させる第一歩を踏み出してください。

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クレジットカード決済端末に関するよくある質問

クレジットカード決済端末はセキュリティ面で安全ですか?

近年の端末は国際的なセキュリティ基準(PCI DSSなど)に準拠していることが多いため、基本的には安全性が高いといえます。ただし、端末のソフトウェアを最新バージョンに保つことや、不正利用を防止するための監視体制を整えるなど、店舗側の管理も重要です。

既存のレジシステムと連携できますか?

決済端末をレジに直接連携できるタイプも多く存在します。ただし、レジシステムや端末の仕様によっては対応していないケースもあるため、事前にシステム要件や接続方法を確認し、連携が可能かどうかをチェックしてください。

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