バーコードレジスターとは?POSレジとの違いと導入すべき理由
バーコードレジスターとは、商品に付けられたバーコードを読み取り、その商品の情報(価格、商品名、在庫数など)を自動的に取り扱うことができるレジスター(レジ)またはキャッシュレジスターのことを指します。
本記事ではバーコードレジスターの方式や使い方、POSレジの機能や違いとともに、導入すべき理由をご紹介します。
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バーコードレジスターとは
バーコードレジスターとは、商品に付けられたバーコードを読み取り、その商品の情報(価格、商品名、在庫数など)を自動的に取り扱うことができるレジスター(レジ)またはキャッシュレジスターのことを指します。
- バーコードの読み取りには、専用のバーコードリーダー(スキャナー)を使う
- レジ標準搭載タイプのほか、レジに後付け(周辺機器)する機種も選択可能
バーコードレジスターとPOSレジの違い
POSレジとは、商品の販売ごとに売上実績を自動で記録できるレジスターのこと。POSとは「Point of Sales」の略語で、日本語訳は「販売時点情報管理」です。
バーコードレジスターとPOSレジの違いですが、POSレジはバーコードレジスターに含まれます。言い換えれば、現代のPOSレジはもれなくバーコードレジスターです。一方、「バーコードレジスター」は「POSレジ」と同義ではなく、POS(販売時点情報管理)の機能を持たないバーコードレジスター(ガチャレジ)もあります。
ちなみにPOSレジの販売時点情報管理の機能とバーコードには切っても切れない関係があり、歴史的にもバーコードはPOSレジの存在によって普及しました。実際、日本の商品にバーコードがつくようになったのも、全国で初めてPOSレジを本格導入したセブンイレブンが、商品へのバーコード印刷を求めたからです。
POSシステムやPOSレジについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひお読みください。
関連記事:
POSレジとは?POSシステムとの違いや導入メリットと機能比較を解説
POS(ポス)とは?意味や略称、POSシステムとPOSレジの違いなどを解説
バーコードレジスターを導入すべき理由
バーコードレジスターの導入は、ビジネスを運営する上で多くの利点をもたらします。例えば、以下のようなメリットがあります。
業務効率化とスピードアップ
バーコードレジスター導入の最たるメリットは、レジ打ち業務の効率化です。バーコードレジスターなら、スキャナーで商品を読み取るだけで登録が完了するため、手入力よりもスピーディにレジ打ちを完了させられます。
レジ会計が速くなることで店舗の回転率が上がり、売上アップにつながります。またレジの待ち時間が短くなるため、顧客満足度の向上にもつながるでしょう。
エラーの軽減と在庫管理の改善
バーコードレジスターを導入すべきもう一つの理由は、ヒューマンエラーを減少させられることです。バーコードスキャナーを用いた商品登録なら、商品名や金額を手入力する場合に比べ、ミスが起こる確率が大きく下がります。
またPOSレジを導入した場合、バーコードのスキャンと同時に在庫情報も更新されるため、在庫管理の正確性・効率性も上がります。ミスが減り、業務の負担も軽くなることで、スタッフがより気楽に働けるようになることもバーコードレジスター導入のメリットです。
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バーコードレジスターの方式・仕組み
バーコードレジスターの方式は、スキャナーの仕組みによって以下3つに分類できます。
レーザー方式
レーザー方式はバーコードラベルにレーザー光をあてた後に、反射光をセンサーにて捉えて読み込む仕組みです。レーザー光をリーダー内部の鏡にあてて左右に振ることで、短時間でバーコードを読み込みます。レーザーの光が届く範囲であれば、リーダーから離れた場所にあるバーコードでも読み取れるのが特徴です。
CCD方式
CCDとは「Charge Coupled Device」の略称です。レンズから入る光を電気信号に変換する撮像素子の種類を指します。CCD方式のバーコードスキャナには、照明が内蔵しているのが特色です。バーコードからの反射光をCCDにて読み取ります。
ペン方式
ペン方式は、LEDの光をバーコードにあてた後に、反射光を内蔵するセンサーにて捉えてバーコードを読み取る仕組み。レーザー方式やCCD方式よりも、低コストで導入できるバーコードレジスターです。ペン方式でのバーコードの読み取り時には、担当者がバーコードリーダーを左右に動かす必要があります。
バーコードリーダー(レジスキャナー)とは
バーコードリーダー(スキャナー)とは、バーコードを光学的に解析して、コンピューターが識別できる文字や電気信号に変換する機器のこと。一般的な縦模様の一次元バーコードをスキャンする場合、黒のバーと白のスペースから登録された商品の情報を読み解きます。
バーコードリーダーとバーコードスキャナーの違いはない
「バーコードリーダー」と「バーコードスキャナー」に意味の違いはとくにありません。メーカーによって呼び名は異なりますが、指しているものや基本的な機能は同じです。
ちなみに「バーコードリーダー」は日本国内で一般的な名称。アメリカでは「Barcode scanner(バーコードスキャナー)」と呼ばれることのほうが多いそうです。とはいえ、海外でも「Barcode reader(バーコードリーダー)」との併用がなされています。
バーコードリーダー(レジスキャナー)の種類
飲食店や小売店などの店舗で利用されるバーコードリーダー(バーコードスキャナー)は、主に以下の3種類です。
手に持って使うロングレンジCCDリーダー
スーパーなどで昔からよく見かける手に持って使うタイプは、ロングレンジCCDバーコードリーダーと呼ばれる種類です。赤いLED光源をバーコードに当てて読み取ります。
「ロングレンジ」と呼ばれるだけあって射程が長く、最大15~20センチほど離れていてもスキャンが可能です。また幅の長いバーコードやスマートフォンに表示されたバーコードも読み取れます。
QRコード用の2次元バーコードリーダー
ロングレンジCCDバーコードリーダーのうち、QRコードを読み取れるタイプは2次元バーコードリーダーと呼ばれます。2次元(水平と垂直)の情報を読み取れるため、斜めや横方向を含め、あらゆる方向からのスキャンが可能です。
2次元だけでなく1次元バーコードも読み取れるため、使い勝手の良いバーコードリーダーといえるでしょう。バーコードの種類(1次元・2次元の違い)については後述を参考にしてください。
固定した機械で読み取る定置式スキャナー
据え置きの機械にかざすだけで読み取れる種類は、定置式バーコードスキャナーといいます。読み取り作業に両手が使えるため、すばやくスキャンしやすいことが特長です。
また同じく両手が使えることから読み取りが簡単であり、お客様自身が操作するセルフレジにもよく搭載されています。手に持たずに操作できる「非接触式」であることも長所です。
関連記事:セルフレジとは?導入のメリット・デメリット、価格、有人レジとの違いなどを紹介
バーコードレジスターとスキャナーの接続方式
バーコードレジスターとスキャナーとの接続方式には、有線・無線の2種類があります。それぞれの詳細は下記の通りです。
有線接続のバーコードスキャナー
有線接続タイプのバーコードスキャナーは、USBなどでレジに直接つないで使用します。無線タイプに比べて接続が安定しやすく、電池切れを心配しなくて良い点もメリットです。
ただ、ケーブルが邪魔になる、自由な持ち運びができないといったデメリットもあり、近年はワイヤレスタイプの人気が高まりつつあります。
無線接続のワイヤレススキャナー
昨今人気が高まっているのは、Bluetoothなどで無線接続するワイヤレスタイプのバーコードスキャナーです。ケーブルがないので取り扱いがしやすく、レジ打ちのスピード向上にもつながります。
有線接続と比較した場合の注意点は、電池切れの心配があることです。電池が切れると業務に支障が出るため、忘れず充電しなければなりません。
バーコードの種類
バーコードレジスターで用いるバーコードには、一次元と二次元の2種類があります。また一次元バーコードだけを見ても、さらに複数の種類に分類することが可能です。
一次元バーコードと二次元バーコード
一次元バーコードとは、縦じま模様で表現されたいわゆる「バーコード」のことです。黒のバーとスペースを横方向(一次元)に配列し、商品の情報を表します。
一方で、二次元バーコードとは、「QRコード」に代表されるセル状の識別子のことです。垂直方向と水平方向の二次元に黒のドットを配置し、より複雑な情報を表現します。
一次元バーコードと二次元バーコードの違いは、表現できる情報量の多さです。二次元バーコードのほうが次元が一つ多い分、データ容量が数十~数百倍も大きく、サイトのURLやメールアドレスなどの長い情報も記録できます。
一次元バーコードの主な種類
一次元バーコードの代表的な種類としては、次の4つがあげられます。
バーコード種別 | 用途 |
JAN | 生活用品 |
EAN | 生活用品 |
UPC | 生活用品 |
CODE128 | 冷凍食品チルド食品医療用器具など |
バーコードレジスターの機種によっては、対応していないバーコードもあります。導入を検討しているバーコードレジスターが、どのバーコードに対応しているかを事前に確認しておきましょう。
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バーコードレジスターの使い方
バーコードレジスターを利用する際には、事前に商品の登録が必要です。商品情報の登録後に利用開始となります。
バーコードを用いた登録方法
バーコードを用いた登録方法には、以下の3つのパターンが存在します。
- 商品設定メニューより商品情報(品名など)を入力
- 商品のバーコードを直接読み込む
- バーコードに記載された数字を手入力
この中で最も人為的なミスの確率を減らせるのが、商品のバーコードを直接読み込むパターンです。水濡れやシワなどでバーコードが読み取れない際には、バーコードに記載された数字の手入力を選択することがあるかもしれません。
とはいえ、レジの種類によっては、バーコードリーダーから商品の登録ができないタイプも見受けられます。その場合には、商品設定メニューより商品情報を入力したほうが無難でしょう。
バーコードの登録後の流れ
- 商品のバーコードを登録
- バーコードリーダーにて商品のバーコードを読み取る
- レジ画面に商品情報が表示される
- 注文数量の入力
- レジ画面に合計金額が表示される
- お客さまより代金を受け取る
- レジに代金を収納する
- レシートの発行
- お釣りがあればレシートとともにお客さまに渡す
クレジットカード払いでは、カードリーダーにクレジットカードを挿入もしくは通過させるか、機器にカードをかざす「タッチ決済」を用います。カードリーダーの機種や購入金額によっては、暗証番号の入力やカード所有者のサインが必要です。
電子マネーは大きく分けて、カードタイプとスマホアプリがあります。いずれも専用の機器に交通系ICカードや、アプリ起動後のスマホ画面をかざす決済方式が一般的です。
「○○ペイ」でおなじみのスマホ決済アプリには、レジ担当者が表示したバーコードをお客さまのスマホで読み取るタイプと、お客さまのスマホ画面に表示されたQRコードをレジ担当者がバーコードリーダーにてスキャンするパターンがあります。
特にキャッシュレス決済の場合には、お客さまがどの決済方法を選択するのか?をきちんと確認することが大切です。中にはスマホを無言で差し出す方も見受けられます。決済時のミスやトラブルを防ぐためにも、スタッフ全員で対応策を共有しておくとよいでしょう。
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バーコードが読み取れない・反応しない理由
バーコードレジスターの導入後は、レジ作業にかかる時間の短縮が可能です。代金の支払い手続きの簡略化にもつながります。一方で、バーコードをうまく読み込めずに、会計に時間がかかってしまうことも少なくありません。
バーコードが読み込めない原因として、以下の7つが考えられます。
バーコードに対するバーコードリーダーの角度が適切ではない
バーコードリーダーをあてる角度によっては、バーコードをうまく読み取れないこともあります。手元でバーコードリーダーを少しずつ動かして、フィットする角度を見つけることが大切です。
バーコードやバーコードリーダーが汚れている
バーコードやバーコードリーダーの汚れは、読み取り作業を阻害します。柔らかく清潔な布にてバーコードまたは、バーコードリーダーの汚れを落としてから、もう一度スキャンしましょう。
バーコードの背景色が白・黄・橙などで、バーコードリーダーの発する光を吸収している
バーコードの背景色によっては、バーコードリーダーから発せられる光を吸収してしまうケースも見受けられます。バーコードリーダーによる読み取りが難しい場合には、バーコードに記載された数字の手入力を試してみましょう。
バーコードからバーコードリーダーが離れすぎている
角度とともに距離もバーコードの読み込みに影響します。ほんの少しだけ、バーコードにバーコードリーダーを近づけることで解決できることもあります。
直射日光などで、バーコードリーダーがうまく反射光を取り込めない
店舗の仕様や時間帯などで、直射日光がレジ作業に影響を及ぼすことも考えられます。こちらの場合にも、バーコードに記載の数字を手入力することで解決できるでしょう。
バーコードが曲がっている、しわになっている
袋詰の野菜や果物などは、袋に添付されたバーコードがシワになるケースも少なくありません。バーコードを軽めに伸ばしてピンと張った状態で、バーコードの読み取りにトライしてください。
バーコードリーダーが壊れている
バーコードリーダーの故障によって、バーコードが読み込めない事態も想定しておきたいところです。スペアのバーコードリーダーを用意することでリスク回避に導きます。故障したバーコードリーダーはサービス会社に連絡後、交換または修理を依頼してください。
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POSシステムとは
POSシステムとは、「Points Of Sales」の頭文字を略した名称です。日本語にすると「販売時点情報管理」となります。POSシステムは商品やサービスを販売すると同時に、いつ、何が、いくらで、いくつ売れたのか、という情報を管理するものです。POSシステムはスーパーやコンビニをはじめ、飲食店やホテル、アパレルショップなどにも導入されています。POSシステムをレジに搭載することで、商品の売れ行きや在庫の情報などの収集や分析が可能です。POSシステムで集めたデータの活用により、経営の改善や売り上げの向上が期待できます。
関連記事:POS(ポス)とは?意味や略称、POSシステムとPOSレジの違いなどを解説
POSシステムの機能
POSシステムの代表的な機能として、次の3つがあげられます。
- 会計機能
通常の会計機能のほか、周辺機器をPOSシステム搭載のレジに接続することで、クレジットカード・電子マネー等のキャッシュレス決済や自動釣銭に対応します。 - 顧客、売上管理
POSシステムの導入後は、販売に関する情報をリアルタイムにて集計します。日別、時間別の売上状況の確認も容易です。チェーン展開の企業の場合には店舗ごとの確認のほか、本部から支店の売上をチェックすることもできます。 - 商品、在庫管理
POSシステムに仕入れや入荷情報の登録を行い、在庫管理に役立てることも可能です。いつ入荷されるのか?在庫はどのくらいあるのか?を参照しつつ仕入れのスケジュールを管理します。お客さまからの問い合わせへの迅速な対応にもつながるでしょう。
クラウド型のPOSレジの機能
レジ機能:iPadアプリを使った基本のレジ機能。幅広いオペレーションに対応した豊富な販売方法。
注文機能:サブメニュー設定・商品検索機能・注文状況にあわせた調理指示が可能。
売上分析:多彩な切り口から店舗状態を可視化し、売上向上への注力ポイントを把握。
複数店舗管理:複数店舗を一元管理し、売上データも一目で比較・分析。
決済端末一体型POS:stera terminal1台でレジ、決済端末として利用可能。
在庫管理:在庫照会/入出荷/検品/棚卸までタブレット1枚で管理可能。
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POSレジと普通のレジスターの違い
POSシステム搭載レジと普通のレジの共通項は、「商品会計ができる」点です。
普通のレジスターは商品やサービスを販売した際の金額の計算や、計算した金額の記憶を行います。機種によっては一日の売上を記憶して、レジを締める作業の際に金額が一致するか?の確認が可能です。POSレジではこれらの基本的な機能以外にも、顧客情報の収集および管理に対応しています。レジスターで収集したデータを経営に活用できるのも、POSレジならではの違いと言えるでしょう。
POSシステムを導入すべき理由
POSシステムの導入後は、POSシステムで獲得したデータを経営の改善に役立てることも可能です。軽減税率はもちろんのこと、近未来に起こり得る消費税率の変更への対策にもつながります。
POSレジはシステムの変更のみで、多種多様な税率に対応できることがその理由です。複数税率運用によるオペレーションのミスを防ぎ、円滑な会計業務の実現へと導きます。
まとめ
バーコードを瞬時に読み取り、スムーズな会計を実現するのがバーコードレジスターです。バーコードレジスターには、普通のレジとPOSレジが存在します。POSレジは従来のレジにはない機能を有するのが特徴です。会計処理のほかにも顧客管理や在庫管理、データの分析に長けています。ご自身の店舗に適したレジシステムを探している事業者の方は、モバイルPOSを検討してみてはいかがでしょうか。
参考サイト:日経クロステックファミマとローソンがPOSレジを全面刷新 簡単操作で人手不足の解消狙う
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よくある質問
POSレジとは、商品の販売ごとに売上実績を自動で記録できるレジスターのこと。POSとは「Point of Sales」の略語で、日本語訳は「販売時点情報管理」です。
バーコードレジスターとPOSレジの違いですが、POSレジはバーコードレジスターに含まれます。言い換えれば、現代のPOSレジはもれなくバーコードレジスターです。一方、「バーコードレジスター」は「POSレジ」と同義ではなく、POS(販売時点情報管理)の機能を持たないバーコードレジスター(ガチャレジ)もあります。
バーコードリーダー(スキャナー)とは、バーコードを光学的に解析して、コンピューターが識別できる文字や電気信号に変換する機器のこと。一般的な縦模様の一次元バーコードをスキャンする場合、黒のバーと白のスペースから登録された商品の情報を読み解きます。「バーコードリーダー」と「バーコードスキャナー」に意味の違いはとくにありません。メーカーによって呼び名は異なりますが、指しているものや基本的な機能は同じです。