業務効率化と売上アップを支援するクラウドPOSレジ「ポスタス」
2021.10.29
POS レジ

POS(ポス)とは?意味や略称、POSシステムとPOSレジの違いなどを解説

店舗運営の効率化にお悩みの方へ

POS+(ポスタス)は、さまざまな業種に特化したPOSシステムを、多機能で柔軟なオプションを導入から運用まで万全のサポートでご提供しております。詳しくは資料をダウンロードしてください。

POS(ポス)とは、「販売時点情報管理」を意味する略称で、レジ打ちでの販売データをその都度記録、更新することを指します。POSシステムないしPOSレジとして全国の飲食店や小売店、美容院などで導入が進んでいます。

今回はそんなPOS(ポス)について、意味や歴史、活用のメリットなどを紹介します。POSを使ったレジ業務の効率化、店舗の生産性向上に関心のある方は、ぜひ参考にしてください。

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POS(ポス)とは

POS(ポス)とはどのような意味か、以下で詳しく解説します。

POS(ポス)は「Point of Sales」の略

POS(ポス)とは「Point of Sales」の略称で、日本語では「販売時点情報管理」といいます。

販売時点情報管理とは、商品・サービスの売上実績を販売するたびに記録、集計できる機能のことです。POS(ポス)では、店舗で「どのような商品が・いつ・誰に・どれだけ売れたか」の情報をリアルタイムで更新できます。

POSシステムとは

POS(ポス)システムとは、飲食店や小売店での売上実績を販売ごとの各時点で集計できる仕組みのこと。POS(ポス)とほぼ同じ意味の言葉と考えてよいでしょう。

POSとPOSシステムの語義の違いをあえて区別するなら、POSは純粋に「販売時点情報管理」という機能ないし現象を表す言葉。対してPOSシステムは販売時点情報管理の仕組み、機器に搭載されるようなものを表すニュアンスの言葉だといえます。

POSシステムとPOSレジの違い

POS(ポス)システムとPOS(ポス)レジの違いは、仕組みか機器かにあります。

POSシステムとは販売データをリアルタイムで集計する仕組みのこと。POSレジとは、そんなPOSシステムを搭載したレジスターのことです。

POSシステムとPOSレジの違いについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひお読みください。

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POSシステムとPOSレジの違いを理解しよう

POS(ポス)の歴史

POS(ポス)についての理解を深めるため、POSレジやPOSシステムの歴史も少し覗いてみましょう。

1878年|POSレジの試作機ともいえる世界初のレジスター誕生

1978年、アメリカで現在のガチャレジやPOSレジの試作機といえる「ダイアルレジスター」が開発されました。世界初のレジスターであるこちらの機器は、数字キーで支払金額を表示させる押しボタン式。

カフェの従業員が売上金をごまかさないよう開発されたこの機器が原型となり、店舗の業務効率化を目的としたレジスター事業は始まりました。

1897年|アメリカから日本にレジスターが輸入される

アメリカでのダイヤルレジスターの発明から19年後の1897年、横浜の貿易商・牛島商会により、日本にもレジスターが輸入。日本初のレジスターは、金額ボタンによって売上を記録できる機能を備えていました。

1910年代以降|百貨店、スーパー、コンビニにレジが普及

日本で初めてレジスターが本格導入されたのは1910年代。三越伊勢丹や高島屋、阪急百貨店などの百貨店が商品の「陳列販売」を始め、精算業務を合理化するツールとしてレジが活用されました。

その後、高度経済成長期にスーパーマーケットが、1980年代以降にはコンビニや専門店もレジを導入。日本の時代ごとで、店舗での買い物、大量消費を支えてきました。

1970年代|POSレジやバーコード(JANコード)が誕生する

1970年代に入り、アメリカでついにPOSレジが誕生します。程なくして商品の識別・登録を合理化するバーコード(UCPコード)も制定され、POSの実用化が進みました。

日本でも1978年に国内向けのバーコード(JANコード)が制定され、POSレジ・POSシステム普及の下地が整えられました。

1982年|セブンイレブンがPOSレジを導入

日本で初めてPOSレジを店舗運営に本格活用したのはセブンイレブン。1982年にセブンイレブン全店舗のレジスターにPOSシステムを導入しました。

POSレジ導入を効果を高めるため、セブンイレブンは商品にバーコード(JANコード)を印刷するように要求。商品の包装等にバーコードが付いている今では当たり前の光景は、この頃から始まりました。

1980年代以降|オンラインシステムを搭載したPOSレジが主流に

1980年代の後半以降は、オンラインシステムを搭載したPOSレジが主流になります。オンラインで店舗のレジスターと本部をつなぐことで、複数店舗でのデータの一括管理も可能になりました。

また1990年代にはWindowsOS搭載のPOSレジも誕生。Windowsを活用してPOSシステムを構築できるようになったことで開発のハードルが下がり、POSレジの低価格化、一般化が加速します。

2024年現在|タブレットPOSレジが人気に

一般にもインターネットが完全に普及した2024年現在、POSシステム・POSレジはますます手軽で身近なものになりつつあります。

POSの一般化を象徴するのが、iPadなどにアプリをインストールして使用するタブレットPOSレジ。データはクラウドで管理されるため、専用のハードウェアは必須でなく、小規模の店舗でも低予算で導入が可能です。

お手持ちのiPadで簡単に使えるタブレットPOSレジの導入をご検討の方は、ぜひPOS+(ポスタス)をご活用ください。

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タブレットPOS(iPad)レジ導入のメリットとデメリット

POS(ポス)のこれから・今後

POS(ポス)の今後の動向として考えられるのが、クラウドPOSの普及です。

クラウドPOSレジの特長

・従来のガチャレジやPOSレジより低価格

・インターネット環境さえあれば導入可能

・PC・タブレットでのデータ管理・分析機能

・サブスクリプション(月額料金)で利用できる

・キャッシュレス決済への対応も容易

・システムの改修、更新はメーカーが行う

インターネットを介して利用するクラウドPOSは低価格かつ高機能。手軽に導入できるコスパの良いレジスターとして、中小企業や小規模事業者から選択される割合がより一層増えてくるでしょう。

またDX・キャッシュレス決済・サブスクリプションといった時代のトレンドともクラウドPOSはマッチしています。さらに昨今は、消費税率の引き上げやインボイス制度の開始など、店舗運営への影響が大きい制度変更が相次いでいます。そのため、自社でシステムを構築するより、メーカーにシステム更新を任せられるクラウド型を使うほうが、レジ運用としては簡単といえるでしょう。

そのほか、POSに関連する機器や機能として、セルフレジやモバイルオーダー、無人店舗なども普及が進むと予想されます。

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POS(ポス)を活用すればできること【導入のメリット】

POS(ポス)、販売時点情報管理の機能を活用すれば以下のようなことが可能になります。これらはPOSレジ・POSシステム導入のメリットともいえるため、店舗運営者の方はぜひ参考にしてください。

飲食店、小売店、美容・サロンのPOS導入事例はこちらから

クラウドPOS「ポスタス」の導入事例

会計業務の効率化

POSデータを活用することで、商品やサービスが「いつ」「誰に」「いくつ」「いくら」売れたのかということが、POSでは瞬時にデータ化され、データの収集や分析が容易となり、会計業務に必要な売り上げ金額の計算等も、手動で行う必要がなくなりました。

複数店舗のデータ一元管理

POSデータを活用することで、1店舗だけではなく、複数店舗の管理も容易となりました。商品やサービスが「いつ」「どの店舗で」「誰に」「いくつ」「いくら」売れたのか、さらには各店舗の商品の「在庫」は残りいくつあるのかなど、データ収集・分析が容易になり、各店舗によって違う戦略も立てやすくなりました。

レジ打ち業務でのミス防止

POSデータを活用することで、人為的なミスを防止しやすくなりました。基本的には、POSレジに接続されているスキャナーで商品のバーコードをスキャンすることで、商品情報の読み取りを行い、瞬時に金額もレジ画面に表示されます。最終的な合計金額もPOSレジが計算してくれるので、計算ミスなどが防げます。

さらに近年では、自動精算機が搭載されたPOSレジも増えてきたため、さらに人為的なミスの頻度は減少傾向にあります。

レジ担当スタッフの不正防止

レジスター時代は、仮に従業員が釣り銭を盗むなどといった不正行為をしても、「誰が」「いつ」盗んだのかということはわかりませんでした。

しかしPOSレジでは、「誰が」「いつ」レジを担当していたのかということもデータ化されており、万が一レジの釣り銭に差異が生じても、どのタイミングでミスが起きたのか、もしくは盗まれたのかなどということが容易にわかるため、従業員の不正を防止しやすくなりました。

POS(ポス)の種類

POSシステムの分類

POSシステムないしPOSレジには、主に以下3つの分類があります。それぞれで機能性や費用などが異なるため、導入するPOSの種類を選ぶ際の参考にしてみてください。

なお、中小企業や小規模事業者の方におすすめなのは、低予算でも導入できるタブレットPOSレジです。

ターミナル型POS(ポス)

筐体一体型(ターミナル型)POSシステムとは、専用のハードウェアを利用するPOSシステムのことです。自店独自に必要な機能を搭載させるために、ハードウェアとソフトウェアが一体となっています。

そのため、導入までの開発や、導入コスト、導入後のアップデートには多少コストがかかってしまいますが、コスト以上に以下のような大きなメリットがあるので、大手コンビニストアやスーパーマーケットなどで積極的に採用されているシステムです。

筐体一体型(ターミナル型)POSシステムの大きなメリットは、他店とは差別化された機能を搭載できるという点です。

主な例としては、近年コンビニエンスストアやスーパーマーケットで目にする機会が増えた通り、レジに自動精算機システムが搭載されていたり、自店のポイントカードをスキャンする機能がついていたりと、自店独自にカスタマイズされた機能が使えるという点が挙げられます。

パソコンPOS(ポス)

パソコンPOSシステムとは、パソコンに専用のアプリをインストールし、レジスキャナーやドロワーなどの機器を接続したPOSシステムのことです。そのため、パソコンの型式やOSに左右されることなく、簡単にPOSシステムを搭載することができます。

パソコンPOSシステムの大きなメリットは、カスタマイズやアップデートが容易にできる点です。新機能を搭載するときや、アプリの新しいバージョンにアップデートする場合でも、アプリをインストールするだけで済みます。

さらにもし、パソコン本体などの機器の入れ替え等をすることになっても、新しいパソコンに専用のアプリをインストールするだけで、ソフトやデータの継承をスムーズに行うことができます。

また、筐体一体型(ターミナル型)POSシステムよりもコストがかからないというメリットもあります。

自店独自の機能が必要ではない、もしくはアプリで対応できるのであれば使いやすいシステムです。

タブレットPOS(ポス)

タブレットPOSシステムとは、タブレットやスマートフォンにアプリをインストールし、POSレジの代用として使用するPOSシステムです。

筐体一体型(ターミナル型)POSシステムや、パソコンPOSシステムとは違い、全てクラウド上でデータの管理がなされるため、場所を取らずに済み、近年は小規模小売店などでの需要が急速に高まってきています。

上記と重複する面もありますが、タブレットPOSシステムの大きなメリットは、iphone、iPad、Androidなどの小型機器にPOSシステムが搭載できるという点です。

場所を取らずに済むため、個人経営の飲食店や、美容室、エステなどのような小さな規模で展開するサービスとの相性が良いと言われています。

また、筐体一体型(ターミナル型)POSシステムや、パソコンPOSシステムよりも、さらに低コストで初期導入と運用が可能というメリットもあります。

高機能クラウドPOS「POS(ポスタス)」がおすすめ
「POS+(ポスタス)」は、小売店、飲食店、美容院、サロンなどにおすすめの高機能クラウドPOSレジです。POS(ポス)が初めての方でも導入・利用しやすい以下のような特長を備えています。

導入がカンタン&スムーズ

「POS+(ポスタス)」の導入の際には、データ入力をはじめとした初期設定や設置は全て担当サポートが対応致します。さらに初めてPOSレジを使用するという方にもわかりやすい、シンプルで直感的な操作性を兼ね備えているので安心です。

多機能&柔軟オプション

「POS+(ポスタス)」は、業種ごとの特殊なシーンにも対応できることが大きなメリットです。売り上げや顧客管理などの基本機能はもちろん網羅し、業種ごと(飲食業・小売業・美容業)に特化した3つのサービスを提供しています。

さらに、初期設定時に不足していた機能がある場合には、必要な機能をすぐにプラスできるという柔軟性を兼ね備えています。

万全の365日無料サポート

「POS+(ポスタス)」は365日いつでも電話サポートを受けることができ、トラブルが起きた時にも安心です。さらに導入費用内であれば、「POS+(ポスタス)」導入店舗スタッフへのトレーニングも利用可能となっています。

飲食店向けには「POS+ food(ポスタスフード)」

「POS+(ポスタス)」には、飲食業に特化した「POS+ food」というサービスがあります。「POS+ food」では、オーダーミスや食材のロス削減、予約対応やシフト作成などの店舗が抱える課題を効率化することができます。

「POS+ food」の主な機能は以下の通りです。

・多様な店舗形態に対応
1店舗から数百店舗規模のチェーン店まで、さまざまな店舗形態に対応しています。
・現場を止めない
オフラインになっても利用ができるので、現場でお客様をお待たせすることがありません。
・外部システムとの連携
キャッシュレス端末や発注システムなどの、外部システムとの連携がスムーズに行えます。
・一元管理
予約やシフト、仕入れ、売り上げなどの管理を一元化することができます。
・海外店舗でも利用可能
英語・中国語・ベトナム語・タイ語・韓国語を標準装備しており、多言語、海外通貨に対応できます。

POS+の「POS+ food」の導入事例

北海道札幌市にある「白い恋人パーク」では「POS+ food」を導入しています。
白い恋人パーク導入事例

「POS+ food」を導入後、海外や国内、客層ごとの購入時間帯や、経験値でしか把握できなかったお客様のニーズが、具体的なデータで確認できるようになり、さらに軽減税率への対応も可能となりました。

他にも「POS+ food」を導入している施設はたくさんあります。
もっと事例を確認したい場合にはこちらをクリック→「POS+ food」導入事例

小売店向けには「POS+ retail(ポスタスリテイル)」

「POS+(ポスタス)」には小売業に特化した「POS+ retail」というサービスがあります。「POS+ retail」では、在庫管理や販売処理の詳細な管理が行え、業務効率化及び利益の向上が見込めます。

「POS+ retail」の主な機能は以下の通りです。

・多様な店舗体系に利用可能
1店舗から数百店舗規模のチェーン店まで、さまざまな店舗形態に対応しています。
・現場を止めない
オフラインになっても利用ができるので、現場でお客様をお待たせすることがありません。
・充実した販促対応
セールやセット販売、個店別価格設定などの様々な販促に対応することが可能です。
・店舗の在庫管理業務を一元化
レジ会計をはじめ在庫紹介、検収、棚卸までタブレット1台で対応可能です。
・海外店舗でも利用可能
5つの言語を標準装備しており、多言語、海外通貨に対応できます。

POS+の「POS+ retail」の導入事例

青山フラワーマーケット南青山本店では「POS+ retail」を導入しています。
青山フラワーマーケット導入事例

「POS+ retail」を導入後、タブレット1台でレジ・販売管理が可能となり、省スペース化と業務効率化を実現。さらにポイントカードをデジタル化し、さらなる顧客満足度への訴求も可能となりました。

他にも「POS+ retail」を導入している施設はたくさんあります。
もっと事例を確認したい場合にはこちらをクリック→「POS+ retail」導入事例

POS+の「POS+ beauty」の特徴と機能、導入メリット

「POS+(ポスタス)」には美容業に特化した「POS+ beauty」というサービスがあります。「POS+ beauty」では、予約管理や、スタイリストやセラピストごとの施術管理などが行え、業務効率化及び利益の向上が見込めます。

主な「POS+ beauty」の機能は以下の通りです。

  • 多様な店舗形態に対応
  • 現場を止めない
  • スタイリスト・セラピストの個別管理
  • 顧客情報を一元管理
  • リピーター獲得を促進

・多様な店舗体系に利用可能
1店舗から数百店舗規模のチェーン店まで、さまざまな店舗形態に対応しています。
・現場を止めない
オフラインになっても利用ができるので、現場でお客様をお待たせすることがありません。
・スタイリスト・セラピストの個別管理
スケジュール管理を簡単に行うことが可能です。
・顧客情報を一元管理
お客様ごとに電子カルテを作成し、簡単に検索することが可能です。
・リピーター獲得を促進
DM自動配信機能でリピーター獲得に繋げることが可能です。

POS+の「POS+ beauty」の導入事例

ネイルサロン ブラッシュでは「POS+ beauty」を導入しています。

「POS+ beauty」を導入後、顧客カルテによって過去の履歴が簡単に追えるようになり、担当の引き継ぎがスムーズになりました。さらに分析機能により、お客様のさらなるリピートに繋がるように。

他にも「POS+ beauty」を導入している施設はたくさんあります。
もっと事例を確認したい場合にはこちらをクリック→「POS+ beauty」導入事例

まとめ

POS(ポス)とは、店舗の売上実績をレジ打ちのたびに集計、記録する「販売時点情報管理」のこと。POSシステムを備えたPOSレジの導入により、レジ打ち業務の効率化やデータ分析を活かした店舗経営の合理化が可能となります。

これからPOSの導入を検討するなら、高機能クラウドPOSの「POS+(ポスタス)」がおすすめです。導入の手軽さや機能性の高さに加え、万全の無料サポートで店舗の業務効率化をご支援いたします。

店舗運営の効率化にお悩みの方へ

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