2022.01.27
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タッチ決済(非接触決済)とは?種類やメリット・デメリットなど

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タッチ決済(非接触決済)とは?種類やメリット・デメリットなど

コロナ禍となり、飲食店やスーパー等へ入店する際、手指の消毒が当たり前の新しい生活様式が定着してきました。そんな中、タッチ決済(非接触決済)では、クレジットカードや電子マネーをかざすだけで支払いができることで、急速に普及が進んでいます。

本記事では、タッチ決済(非接触決済)について、種類をはじめメリットやデメリットなどの詳細を解説致します。

タッチ決済とは?

タッチ決済とは?

タッチ決済(非接触決済)とは、飲食店や小売店などのレジに設置されている専用の端末リーダーに、タッチ決済(非接触決済)対応のクレジットカード及びデビットカード、スマートフォン等の端末等をタッチするだけで決済可能な支払方法です。

国際ブランドが展開している決済サービスであり、そのブランドによって「Contactless(コンタクトレス)」と称されることもあります。非接触で会計が完結し、感染症対策に直結するため、近年急速に普及が進んでいるのが現状です。

また、手持ちの現金がなくとも支払いが可能であることや、クレジットカードのように承認等の待ち時間もなくすぐに決済完了することも人気のポイントです。

タッチ決済の種類

タッチ決済(非接触決済)には、クレジットカードを用いる場合と、電子マネーを用いる場合の2種類があります。本項目ではそれぞれの種類について解説致します。

クレジットカードのタッチ決済

クレジットカードのタッチ決済に採用されている通信規格は、「Type A/B」という規格でコストが安く済むことから世界中で普及しています。日本においても、今後さらに広がっていくことが予想されています。

電子マネーのタッチ決済

一方、電子マネーのタッチ決済で採用されている通信規格は、sonyが開発した日本独自の通信規格である「Felica(フェリカ)」です。「Felica(フェリカ)」の最大の特徴はその処理速度の速さです。僅かおよそ0.1秒で処理が完了するということで、主に公共交通機関の改札等で使用できる乗車券としての役割が大きくなっています。

ただし、導入コストが「Type A/B」等と比較して高いということから、現在は日本及びアジアの一部の地域でのみ普及しています。

クレジットカード及び電子マネーどちらの通信規格も必要となる通信機器は変わってきますが、搭載されている端末同士を近づけることだけで通信可能な「Near Field Communication(近距離無線通信規格)」が大元になっているということは共通です。

参照:ソニー株式会社『非接触ICカード技術Felica』

タッチ決済の普及率

タッチ決済の普及率

タッチ決済(非接触決済)は、世界規模で見ると非常に普及が進んでいると言えます。世界の取引では、3件中1件がタッチ決済(非接触決済)であるとさえ言われているほどです。

特にオーストラリアを中心に、普段の生活の中で当たり前に使用されています。オーストラリアのタッチ決済(非接触決済)普及率は実におよそ95%となっており、さらにシンガポールにおいてはおよそ88%と2カ国とも非常に高い普及率を誇ります。

また、アメリカにおいては、金融機関の上位シェア10社中過半数を超える8社がタッチ決済(非接触決済)対応のカードを発行しており、2020年度はおよそ3億枚ものカードが発行されました。

2019年末時点では、日本国内で発行されたカードの中でも、およそ1,900万枚がタッチ決済(非接触決済)に対応しています。

参照
・一般社団法人キャッシュレス推進協議会『キャッシュレス・ロードマップ2020』
・Visa Inc.『日本におけるキャッシュレス化の加速』

タッチ決済のメリットは?

タッチ決済のメリットは?

タッチ決済(非接触決済)には、次のようなメリットがあります。

  • セキュリティ面で安心
  • スピーディーに決済処理が可能
  • スマートフォン端末等でも利用可能

本項目では、上記3点のメリットについて解説致します。

セキュリティ面で安心

タッチ決済(非接触決済)は、「EMV」というEuropay、Mastercard、VISAの頭文字を取ったICカードに関する国際規格のセキュリティを採用していることから、非常に高い安全性が確保されています。

さらに非接触IC決済であることから、従来のクレジットカードでよく起こり得る磁気の情報を読み取るようなスキミングのリスクも低くなっています。

さらに店舗スタッフにカードを手渡しすることがなく、カード番号及びセキュリティコード等を盗まれるといったリスクも低いという特徴があります。

スピーディーに決済処理が可能

タッチ決済(非接触決済)は、交通系ICカード(Suica、PASMO等)のように、専用の端末にICカードをかざすだけで決済を行うことができます。そのため、客側としても店舗側としても手間や時間がかからず、ストレスフリーな決済方法であると言えます。

前述したように、通信規格「Felica(フェリカ)」では、およそ0.1秒で決済が完了することもあり、さらに普及が進めば、レジの混雑緩和はもちろんのこと、店舗スタッフの負担軽減に繋がったり、人員コスト削減に繋がったりと、店舗側にも多くのメリットをもたらすでしょう。

スマートフォン端末等でも利用可能

タッチ決済(非接触決済)の媒体は、ICカードやクレジットカードだけではありません。Apple PayやGoogle Payといったサービスにクレジットカードを登録しておくことで、スマートフォン端末等でも利用することが可能です。 そのため、現金はおろか、ICカードやクレジットカードを持ち歩かずとも、スマートフォン端末等だけ持っていれば、あらゆる場所で支払いを行うことができるのです。

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タッチ決済のデメリットは?

タッチ決済のデメリットは?

前述してきたように非常に便利なタッチ決済(非接触決済)ですが、次のようなデメリットも存在しています。

利用可能金額の上限がある

クレジットカードによるタッチ決済(非接触決済)では、各クレジットカード会社によって利用可能金額の上限が設定されています。
また、交通系ICカード等の電子マネーでも、およそ2万円〜5万円程度の利用上限額が設定されているので注意が必要です。

利用できない店舗がある

特に日本国内においては、まだタッチ決済(非接触決済)サービスを採用していない店舗も多く、利用したくても利用できないといったことが起こり得ます。

タッチ決済を導入するには?

タッチ決済を導入するには?

感染症対策の一環としてだけではなく、さらなる新規顧客の獲得を目指し、タッチ決済(非接触決済)の導入を検討している店舗も数多くあるのではないでしょうか?

本項目では、タッチ決済(非接触決済)を導入する場合の流れについて簡単に解説致します。

  1. タッチ決済(非接触決済)可能な専用端末を契約します。※契約時に加盟店審査を受けることになります。)
  2. 導入するクレジットカード及び電子マネーを設定します。
  3. 決済専用端末が送付されてくるため、任意の箇所に設置します。
  4. 設置出来次第利用が開始となります。

実際に利用開始となった時には、タッチ決済(非接触決済)が使用可能になったことを周知させる必要があります。契約会社から送付されるPOP等を最大限に活用し、視覚的に宣伝を行いましょう。

また、利用開始前には、スタッフへの教育も重要となります。決済フローの流れ、万が一の返金の際の流れ等をきちんと確認し、全スタッフが滞りなく対応できるように備えておきましょう。

タッチ決済は今後どうなる?

タッチ決済は今後どうなる?

2021年、日本国内において、Visaブランドのタッチ決済(非接触決済)が急激に普及しています。月間の決済取引件数は、2020年6月と2021年6月で比較し、およそ5倍にも増加しました。この結果は、タッチ決済(非接触決済)に対応できるカード及び利用可能店舗が増加したことに起因します。

2021年6月時点におけるタッチ決済(非接触決済)対応カードの発行枚数は、5,100万枚となっており、前年比1.8倍。店舗の対応端末設置台数も1年でおよそ2倍になっているとのことで、Visaブランドを筆頭に2022年以降も日本国内において急速に普及していくことが予想されます。

参照:2021年11月26日Yahoo!ニュース「取引件数5倍の「Visaのタッチ決済」カード5,000万枚突破」

タッチ決済以外にも知っておきたい!キャッシュレス決済の種類

本記事で焦点を当ててきたタッチ決済(非接触決済)ですが、いわゆるキャッシュレス決済には様々な種類があります。

中でもQRコード決済も近年急速に増加してきている注目の決済方法の一つです。

QRコード決済

QRコード決済とは、スマートフォン端末を利用した決済方法で、タッチ決済と同様に非接触で支払いを行うことができる点が大きな特徴です。

任意のサービスのアプリ等をダウンロードし、QRコードをスマートフォン画面に出力したり、店舗の指定するQRコードをスマートフォン端末で読み取ることで決済が完了します。

まとめ

本記事では、タッチ決済(非接触決済)について、種類をはじめメリットやデメリットなどの詳細を解説致しました。

非接触で衛生面でも安心安全に利用できる支払方法であることから、今後も日本において普及していくことが予想されます。タッチ決済(非接触決済)が当たり前の世の中になるにつれ、サービス未導入の店舗では、主に若い世代の客層が離れていってしまうといったようなことに繋がりかねません。

まだタッチ決済(非接触決済)を導入していないという店舗は、早急に導入を検討することを推奨します。

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