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2025.01.09
機能

セルフオーダーシステムとは?仕組みや種類と導入メリットを解説

セルフオーダーシステムとは、飲食店などでテーブルに備え付けのタブレットや、お客さま自身のスマートフォンを使用して注文できるシステムです。飲食店で導入されることが多く、身近な所だと食べ放題の焼肉屋や回転寿司チェーンなどで見かけることもあるでしょう。

本記事では、セルフオーダーシステムの仕組みや種類、導入メリット・デメリットについて解説します。

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セルフオーダーシステムとは

オーダーエントリーシステムとは?

セルフオーダーシステムとは、飲食店などのテーブルに設置されたタブレットやお客さまのスマートフォンを使って注文するシステムのことです。

これまで、ホールスタッフがテーブルを回って直接注文を取るというのが一般的でしたが、近年はセルフオーダーシステムを導入する店舗が増えています。
セルフオーダーシステムを導入することで、人件費削減やオペレーションの効率化が見込めることはもちろんですが、注文の聞き間違いなどのミスを防ぐ効果や、今おすすめの商品などを端末に表示することで、販売促進効果が見込めます

セルフオーダーシステムの仕組み

オーダーエントリーシステムとは、これまでホールスタッフが注文を記入した伝票をキッチンに届けていたものを、デジタルツールで代用したものです。

・注文
ホールスタッフがハンディターミナルに注文情報を入力します

・共有
無線システムを通じてキッチンに情報が共有されます。キッチンに設置したプリンタで自動印刷する、あるいはモニターディスプレイに表示するなどの共有方法があります。

・調理
キッチンスタッフは、受け取った注文情報通りにメニューを調理します。

・会計
注文内容はさらにレジに送られ、会計までスムーズに行うことができます。

このように、注文の受付から調理、提供、会計までのプロセスをデジタル化し、一元管理するのがオーダーエントリーシステムの仕組みです。

手書き伝票との違い

手書きの伝票で注文を取る場合は、記入ミスと伝達ミスの両方に気を配らなくてはなりません。

注文内容を口頭で聞いて伝票に書き込むという作業は、慣れるまでは意外と負荷がかかり、注文のスピードに書く手が追い付かないということもあります。また、注文を取った後に別のお客様から声をかけられたり、できあがった料理を運んだりしているうちに、キッチンに注文を伝えるのを忘れてしまうというミスも起こりがちです。

一方、オーダーエントリーシステムであれば、端末画面をタップするだけで入力が完了するため、記入ミスは皆無。入力と同時にキッチンに注文情報が共有され、伝達漏れも一切ありません。

居酒屋やファミレスなど飲食店で幅広く活用

セルフオーダーシステムは、さまざまな業態の飲食店で採用されており、今後もさらなる導入拡大が見込まれています。

特にファミリーレストランや居酒屋といった飲食店では、細かい追加注文が入りやすく、オーダー確認作業に大変手間がかかります。そこでオーダーエントリーシステムを導入することにより、店舗オペレーションが著しく向上するというメリットがあるのです。

また、注文時や会計時のミスの大幅に減らすことができ、使い慣れれば操作も簡単でスタッフが多い飲食店でも教育にかける時間を削減できます。

最近ではタブレット端末をテーブルに常設させ、お客様にセルフオーダーを行ってもらう方法やお客様自身のスマホQRをよみとり注文することも一般的になっています。

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セルフオーダーシステムの種類と特徴

セルフオーダーシステムの種類

セルフオーダーシステムには、大きく分けて3つのタイプがあります。

  • タブレット型セルフオーダーシステム
  • スマートフォン型セルフオーダーシステム
  • ターミナル型セルフオーダーシステム

それぞれのタイプには一長一短があるため、自店舗の業態やニーズを改めて確認してから、選ぶことが重要となります。各システムの特徴を理解して、自店舗に適したタイプを選びましょう。

タブレット型セルフオーダーシステム

テーブルに設置されたタブレットで注文するシステムです。直感的な操作性が特徴で、店内利用に最適です。顧客満足度向上とスタッフの業務効率化を実現します。初期投資はある程度かかりますが、長期的には人件費削減に貢献し、サービス品質の向上にも効果的です。
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スマートフォン型セルフオーダーシステム

顧客のスマートフォンからアプリやWebブラウザで注文するシステムです。低コストで導入可能で、テイクアウトにも対応します。場所を選ばず注文できる利便性が魅力です。顧客データの収集・分析が容易で、効果的なプロモーションに活用できます。小規模店舗でも導入しやすいタイプです。

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ターミナル型セルフオーダーシステム

店内に設置された大画面タッチパネルで注文するシステムです。高い視認性と処理能力が特徴で、混雑時の待ち時間短縮に効果的です。商品情報を詳しく表示でき、向上セルの機会増加にも貢献します。初期投資は高めですが、長期的な顧客満足度向上と運営効率化に有効です。

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セルフオーダーシステム導入のメリット

セルフオーダーシステムの導入には、飲食店にとって以下のメリットがあげられます。

  • 人手不足の解消と業務効率化
  • 顧客満足度と売上の向上
  • オペレーションコストの削減による収益性向上
  • サービス品質の向上
  • 労働環境の改善と人材定着
  • データ活用によるマーケティング強化

ここからは各メリットについて詳しく解説します。

人手不足の解消と業務効率化

セルフオーダーを導入することで、注文受付や会計業務の自動化が進み、飲食店スタッフの作業負担が大幅に軽減されます。
その結果、限られたスタッフでも効率的な店舗運営が可能となり人手不足の解消につながります。また、業務効率の改善だけでなく、スタッフの負担が減ることで、働きやすい職場環境の実現にも寄与します。

顧客満足度と売上の向上

セルフオーダーを導入することで、注文受付や会計業務の自動化が進み、飲食店スタッフの作業負担が大幅に軽減されます。
その結果、限られたスタッフでも効率的な店舗運営が可能となり人手不足の解消につながります。また、業務効率の改善だけでなく、スタッフの負担が減ることで、働きやすい職場環境の実現にも寄与します。

オペレーションコストの削減による収益性向上

セルフオーダーの導入により、飲食店のオペレーションコストを大幅に削減できます。
主な効果としては人件費の削減で、注文業務の自動化によりスタッフ数を減らせます。また、紙のメニュー印刷費用の節約や、在庫管理・レポート作成の自動化によるスタッフ負担の軽減も実現します。
これらの効果が積み重なることで飲食店の収益性向上が期待できます。

サービス品質の向上

セルフオーダーの導入により、スタッフはより付加価値の高い業務に集中できるようになります。例えば、きめ細やかな接客、料理の品質向上、店舗の雰囲気作りなどに時間を割くことが可能になります。デジタルメニューの活用でアレルギー情報や栄養成分の提供が容易になり、顧客の多様なニーズに迅速に対応できます。
結果として、顧客満足度が向上し、リピーター獲得にもつながります。また、効率化によって生まれた時間を活用し、スタッフの能力開発やトレーニングに充てることで、さらなるサービス向上が期待できます。

労働環境の改善と人材定着

セルフオーダーよる単純作業の削減は、スタッフの労働環境改善に大きく寄与します。繁忙時のストレスや身体的負担が軽減され、より快適な職場環境が実現します。
仕事の充実感や働きがいが向上し、スタッフのモチベーション向上につながり、スタッフの定着率が高まり、慢性的な人手不足問題の解消にも効果を発揮します。
長期的には、熟練スタッフによる質の高いサービス提供が可能となり、顧客ロイヤリティの向上と店舗の競争力強化につながります。

データ活用によるマーケティング強化

システムの注文データ分析により、メニューの人気度や売れ筋商品、繁忙時間帯を把握できます。これを活用し、メニュー開発や販促施策を最適化することでマーケティング力が強化されます。
リアルタイムでの売上分析、効率的な人員配置、効果的なプロモーション策定が可能になり、顧客属性を考慮したデータ活用は、顧客満足度向上、リピート率増加、売上・利益拡大、競合との差別化につながります。

セルフオーダー導入により店舗運営の課題解決した事例についてはこちら「飲食店の導入事例」で詳しくご紹介していますので、あわせてご確認ください。

セルフオーダー導入ならポスタスにお任せください

POS+(ポスタス)省人化による人材不足の解消オペレーションの最適化によるコスト削減、店舗分析による売上アップを実現するための機能が充実しています。停電等でネットワークが切断されても、システムが利用できるよう構造化されています。急なトラブルでも現場のスタッフが安心して働けるよう、最大限のサポートを行います。

セルフオーダーシステム導入の注意点と解決策

セルフオーダーシステムの導入には多くのメリットがありますが、その運用には注意点も存在します。導入コストがかかり、スタッフのトレーニングが必要となるほか、システムトラブルのリスクも考慮しなければなりません。

  • 導入コストが一定数かかる
  • トレーニングが必要となる
  • システムトラブルのリスクが存在する

導入コストが一定数かかる

セルフオーダーシステムを導入する際には費用がかかります
導入コストが高いくても、人件費削減や採用コストや工数の削減を考慮したROI(投資対効果)を意識して導入を検討しましょう。

トレーニングが必要となる

新しいシステムを導入する場合、従業員に対してトレーニングを行う必要があります。特に、操作が複雑なシステムの場合、習得に時間がかかることが多く、導入初期は業務が混乱してしまうかもしれません。マニュアルの作成やトレーニングサポートもあるメーカーの選定がおすすめです。

システムトラブルのリスクが存在する

システムトラブルが発生するリスクがあります。サーバーダウンやネットワークの障害、ソフトウェアのバグなど、予期しないトラブルによって業務が停止することが考えられるでしょう。システムトラブルに対して、バックアップシステムや障害対策を実施することが重要です。このようおな時にも店舗が止まらないようサポートが手厚いあるメーカーの選定がおすすめです。

POS+(ポスタス)は「現場を止めない」セルフオーダーシステム

飲食店に特化したPOSレジシステム「POS+ food(ポスタスフード)」は、セルフオーダーシステムをはじめとするさまざまな機能を搭載し、飲食店経営を強力にバックアップします。

カフェなどの独立型飲食店から大規模レストランチェーンまで、あらゆる業態をカバーでき、スタッフのシフト、原価、売上等のデータを一元管理することが可能に。スタッフの作業負荷を軽減したうえで、さらに人的ミスやコストの無駄を省く、効率のよい飲食店経営が実現します。

停電等でネットワークが切断されても、システムが利用できるよう構造化されています。急なトラブルでも現場のスタッフが安心して働けるよう、最大限のサポートを行う「POS+ food(ポスタスフード)」の導入をぜひご検討ください。

セルフオーダーシステムにおすすめのサービス
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まとめ

セルフオーダーシステムは、飲食店が抱える人手不足や業務効率化、顧客満足度向上などの課題を解決するための有効な手段です。導入によって、オペレーションコストの削減や売上向上、マーケティング力の強化などが期待できます。

セルフオーダーシステムを選ぶ際は、自店舗の課題やニーズに合った機能やコストのシステムを選ぶことが大切です。また、導入実績のあるメーカーを選び、サポート体制も確認しておきましょう。複数のメーカーに相見積もりを取り、自店舗に最適なシステムを選定してください。

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よくある質問

セルフオーダーシステムの種類を教えてください。

セルフオーダーシステムには、大きく分けて「タブレット型」「スマートフォン型」「ターミナル型」3つのタイプがあります。それぞれのタイプには一長一短があるため、自店舗の業態やニーズを改めて確認してから、選ぶことが重要となります。各システムの特徴を理解して、自店舗に適したタイプを選びましょう。

セルフオーダーシステムの導入の流れを教えてください。

セルフオーダーシステムの導入のはメーカによりことなりますが、大きくわけて「導入前の準備と課題整理」「メーカー選定と見積もり比較」「機器の設置とスタッフトレーニング」「運用開始後のフォロー向上」のフローになります。

参考サイト:日本経済新聞 マクドナルドや吉野家を下支え「モバイルオーダー」一気に拡大
参考サイト:日本政策金融公庫 飲食店経営力磨き上げガイド

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