業務効率化と売上アップを支援するクラウドPOSレジ「ポスタス」
2025.03.03
POS レジ

レジの種類は?各レジの特徴やメリット、選び方・比較ポイントを解説

レジの種類は多岐にわたり、店舗の規模や業種によって選び方が大きく異なります。そのため「どのレジを選べばよいのかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、各種レジの特徴やメリットを詳しく解説し、あなたの店舗に最適なレジを選ぶためのポイントをお伝えします。これからレジの導入を考えている方や、どのレジにするか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

店舗運営のお悩みはポスタスで解決!

ポスタスは店舗の課題を解決するタブレットを活用したクラウド型POSレジを提供しています。ポスタスのPOSレジはオペレーションの最適化による採用コストや人件費削減だけでなく、売上アップが期待できます。様々業態・業種で個店から大手チェーン展開店舗まで支援実績が豊富にございますので、まずはお気軽にご相談ください。

レジの種類一覧

まずはレジの種類を一覧表で確認してみましょう。

レジの種類タイプ
キャッシュレジスター(ガチャレジ)
POSレジ・ターミナル型POSレジ
・パソコン型POSレジ
・タブレット型POSレジ
セルフレジ・フルセルフレジ
・セミセルフレジ
券売機

従来型のガチャレジと券売機に加え、近年はPOSレジとセルフレジが普及しています。POSレジ・セルフレジにも複数の種類があり、レジの細分化・多様化が進んでいます

レジを導入して店舗の業務を効率化するには、自社の形態やニーズにあった種類のレジを導入することが大切です。それぞれの特徴を把握し、自社に最適なレジを見つけましょう。

レジの種類

レジには、主に次の4つの種類があります。

  • キャッシュレジスター(ガチャレジ)
  • POSレジ
  • セルフレジ
  • 券売機

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

キャッシュレジスター(ガチャレジ)

キャッシュレジスター(ガチャレジ)は、登録した商品の販売額やお釣りを計算できる機器のことです。主にスーパーなどで使用されるレジ会計専用の機器で、単に「レジ」と呼ばれることもあります。通常、レシート印刷機や、顧客から受け取った現金を保管するキャッシュドロワーがついています。

レジ機能に特化しているため、価格が手頃で、導入コストを抑えやすい点が特徴です。一方、基本的な機能しか搭載されていないため、売上分析や在庫管理には別途手間がかかります。人的ミスが起こりやすく、誤入力が発生した場合には訂正作業も必要となります。

日常的なレジ業務には適していますが、複雑な業務に対応するには他の機能やシステムとの併用が不可欠です。

POSレジ

POSレジとは、商品・サービスの売上実績をリアルタイムで集計・記録できる機能を備えたレジのことです。POSは「Point of Sales」の略で、日本語では「販売時点情報管理」と訳されます。

レジ打ちのたびに販売データが更新され、売上記録や在庫管理を自動化できるため、業務効率が大幅に向上します。

データの管理・分析に長けている点もPOSレジの大きな特徴です。「ABC分析」をはじめとする各種分析を活用して、戦略的なマーケティング活動を行うことで、より効果的な店舗経営を実現できます。

ただし、コスト面に注意が必要で、システムアップデートや定期的なメンテナンスに費用がかかることを考慮しなければなりません。

関連記事:POSレジとは?POSシステムとの違いや導入メリットと機能比較を解説

セルフレジ

セルフレジとは、商品を購入する顧客自身が会計操作を行う「セルフ」のレジのことです。主な種類は、商品の登録を店舗スタッフが担当し、支払いのみを顧客が行う「セミセルフレジ」と、商品の登録から支払いまでの全工程を顧客が行う「フルセルフレジ」の2種類です。

セルフレジを導入することで、レジ打ちの工数が大幅に減少し、業務の効率化や人件費の削減が期待できます。感染症予防の意識が高まるなか、非接触で決済可能な衛生面に優れたレジとしても注目されています。

一方、操作に不安を感じる顧客が多いため、使い方をサポートするスタッフを配置することが重要です。犯罪対策としてカメラやアラームシステムを導入し、万引き防止に配慮する必要もあります。

セルフレジは、現在多くの店舗で導入が進んでいるレジのひとつです。

関連記事:
セルフレジとは?導入のメリット・デメリット、価格、有人レジとの違いなどを紹介
セミセルフレジとは?トラブルや防ぐポイントを徹底解説!

券売機

券売機とは、オーダーや会計を顧客自身で行う機械のことです。主に牛丼チェーンやラーメン店、食堂など、食券を購入して利用する飲食店に導入されています。

券売機はフルセルフレジの一種です。券売機を前払い、セルフレジを後払いと区別する見方もありますが、近年は前払いのセルフレジが増加しているため、両者をまとめて「セルフレジ券売機」と呼ぶこともあります。

券売機は、顧客自身が注文と支払いを行う仕組みであるため、店舗は人件費削減が期待できます。クレジットカードやキャッシュレス決済対応のモデルが増えており、顧客が便利な支払い方法を選択できるようになっている点も大きな特徴です。

一方、券売機の導入により顧客とのコミュニケーション機会が減少するため、顧客満足度が低下する可能性があります。追加オーダーを獲得しにくいため、客単価の減少も懸念されます。

関連記事:
【飲食店】券売機導入のメリットとは?向いている店舗や選定ポイント
キャッシュレス対応券売機とは?導入メリットや注意点を解説!

POSレジの種類

POSレジは次の3種類に分類できます。

  • ターミナル型POSレジ
  • パソコン型POSレジ
  • タブレット型POSレジ

現在は、iPadやスマートフォンを利用したタブレット型POSレジが人気を集めています。

ターミナル型POSレジ

ターミナル型POSレジとは、従来の据置型レジ(キャッシュレジスター)にPOSシステムを搭載したものです。「据置型POS」や「レガシーPOS」とも呼ばれます。

ターミナル型POSレジは、キャッシュドロワーや自動釣銭機などが一体化した、フル装備のオーダーメイド型ハードウェアを使用するのが一般的です。機能性に優れていますが、大型で持ち運びができないことや、システムの改修・更新にコストがかかることなどがデメリットとして挙げられます。

パソコン型POSレジ

パソコン型POSレジは、市販のパソコン(主にWindows)にPOSシステムのソフトウェアをインストールして利用するタイプのPOSレジです。

すでに業務で使用しているPCをPOSレジとして活用できるため、導入が容易です。モニターやキーボードなど、PCの備品もレジの周辺機器としてそのまま利用できるため、パソコンを使い慣れている人であれば、操作方法を覚えるのはそれほど難しくありません。

タブレット型POSレジ

タブレット型POSレジは、iPadやAndroidなどのタブレット端末に専用アプリをインストールして利用するPOSレジです。

手持ちの端末でPOSシステムを利用できるため、専用のハードウェアを購入する必要はありません。導入コストを大幅に抑えられるため、小規模店舗でも気軽に導入できます。また、クラウド上で販売データを管理できるため、リアルタイムで売上データや在庫状況を確認でき、迅速な意思決定が可能になります。

mPOS(モバイルPOS)としてスマートフォンやタブレットを活用することで、販売業務を場所を選ばずに行えるのも魅力のひとつです。デザイン性にも優れており、カフェや美容院など、おしゃれな店舗にも適しています。

タブレット型POSレジの導入を検討している方は、詳しい情報をチェックして、自社に最適なシステム選びを実現しましょう。タブレット型POSレジの機能や導入費用、メリットについては、以下の記事で詳しく解説しています。

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キャッシュレジスター(ガチャレジ)とPOSレジの違い

キャッシュレジスターとPOSレジの主な違いは「販売時点情報管理」機能の有無にあります。キャッシュレジスターは単に会計処理を行うだけのレジですが、POSレジは会計処理に加え、販売データの記録や在庫管理を自動で行うことが可能です。

これから新しくレジを導入するなら、キャッシュレジスターよりもPOSレジのほうがおすすめです。人手不足やコスト高に悩む店舗が多いなか、POSレジの導入により業務の効率化が進み、店舗経営の負担を大幅に軽減できる可能性があります。

POSレジは、データやデジタル技術を活用した経営改革(DX)にも適しているため、、時代の流れにあったツールといえるでしょう。初めてPOSレジを利用する場合には、低コストで導入できるクラウド型のタブレットPOSレジが最適です。

自社の店舗に最適なレジの選び方・比較ポイント

レジは、一般的に「物販店向き」と「飲食店向き」の2つに分類されます。どちらも会計業務やデータ登録に使用される点は共通していますが、業種ごとの特性にあわせたレジを選ぶことが重要です。

関連記事:
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レジの種類で選ぶ

タブレット型POSレジは、小規模店舗でレジスペースの確保が難しい場合に適しています。高額なハードウェアを購入せずに済むため、低予算でレジを導入したい場合にもおすすめです。

セルフレジや券売機は、人手不足が課題の店舗に有効です。レジ業務の負担を大幅に減らしたい場合にはフルセルフレジが、機械に不慣れな年齢層の顧客が多い場合にはセミセルフレジが適しています。

業種・業態で選ぶ

飲食店の場合、スムーズな注文対応が求められるため、持ち運びが可能で、テーブルで直接注文を取れるタイプのPOSレジが理想的です。

サービス業では、複数の従業員がレジを交代で操作することが想定されます。そのため、誰もが操作しやすいシンプルでわかりやすいタイプがおすすめです。

自社の業種・業態にあわせてレジを選定することも、重要なポイントです。

機能性で選ぶ

レジにはさまざまな機能があります。商品登録を行うPLU機能や、バーコードの読み取りができるJAN機能など、店舗のニーズにあわせて必要な機能を選ぶことが重要です。

たとえば、水場から急いでレジに向かう場面が多い飲食店では、防水機能が搭載されているレジを選ぶことで、突発的なトラブルを回避できます。

スーパーなど多くの商品を取り扱う店舗では、商品の分類機能やデータ分析機能があると便利です。部門ごとに売上や在庫を管理できるレジを選ぶことで、効率的にデータ分析を実施できます。

価格帯で選ぶ

導入コストと月々のランニングコストを踏まえた上で、店舗の売り上げや経営に適したレジスターを選ぶようにしましょう。旧型の機種であっても、必要な機能が備わったタイプも見受けられます。高価な最新モデルだからといって、ご自身の店舗にフィットするとは限りません。

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消費税対策や新貨幣対応の機能があるものを選ぶ

レジを比較する際は、消費税の税率ごとに振り分ける機能の有無を確認しましょう。

2019年10月に消費税率が10%に引き上げられ、2024年には貨幣も変更されました。近い将来、消費税率や貨幣の変更も想定されます。

その際にスムーズに対応できるよう、消費税対策が施されたレジを選ぶことが重要です。

以下の記事では、おすすめのレジやそれぞれの特徴、選び方について詳しく解説しています。レジの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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飲食店・小売店・美容サロンにはPOSレジがおすすめ

簡易的レジスターは部門別の商品登録と、決済機能のみというシンプルさが特徴のレジシステムです。初めての方にも簡単に操作できますが、飲食店や小売店での導入は避けたほうが良いかもしれません。

簡易的レジスターは必要最低限の機能を有します。部門別の商品登録数も多いとは言えません。商品価格の表示機能や担当者の登録機能が搭載されていないこともあり得ます。お客さまと最も距離が近くなる「お会計」の際、対応の不備や待ち時間の長さなどを招くかもしれません。

最近はユーザーエクスペリエンス(顧客体験)が経営課題のひとつです。お客さまと直接コミュニケーションを持つ会計時の対応次第で、その後の運営に大きな影響を及ぼすのは言うまでもありません。お客さまと店舗の関係をしっかりと構築するためにも、飲食店や小売店では簡易的なレジスターはおすすめできません。POSレジやクラウド型レジの導入により、他店舗との差別化や顧客満足度の上昇につながることが期待されます。

以下の記事では、飲食店や美容サロンにPOSレジを導入した事例を紹介しています。実際の導入事例を参考に、自店舗でPOSレジを導入する際の具体的なイメージを膨らませてみましょう。

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店舗運営のお悩みはポスタスで解決!

ポスタスは店舗の課題を解決するタブレットを活用したクラウド型POSレジを提供しています。ポスタスのPOSレジはオペレーションの最適化による採用コストや人件費削減だけでなく、売上アップが期待できます。様々業態・業種で個店から大手チェーン展開店舗まで支援実績が豊富にございますので、まずはお気軽にご相談ください。

POSレジの主な機能

POSレジの主な機能は以下のとおりです。

機能具体例
商品登録・会計・バーコードスキャンで商品を瞬時に読み取り・商品名と価格を自動表示・手入力ミスを削減・レシート発行や釣銭計算を自動化
売上管理・リアルタイムで販売データ記録・売上データの自動集計・日別、時間帯別の売上を簡単に確認・売れ筋、死に筋商品の把握
在庫管理・販売に連動して在庫数を自動更新・在庫状況をリアルタイムで確認・発注タイミングを自動で通知・商品ごとの在庫推移を記録
売上分析・販売傾向の分析・よく売れる時間帯の把握・商品カテゴリー別の分析・販売データのレポート作成
複数店舗の一括管理・全店舗の売上確認・店舗間の売上比較・店舗間の在庫移動の管理・店舗別の売上目標管理
多様なシステムとの連携・会計ソフトと連動・キャッシュレス決済対応・顧客管理システム連携・予約管理システム統合

POSレジを導入する5つのメリット

POSレジは、売上管理や在庫管理を効率化するために多くの店舗で導入が進んでいます。

ここでは、POSレジを導入することで得られる次の5つのメリットを紹介します。

  • 業務効率化につながる
  • 正確な売上・在庫管理を実現できる
  • データをもとに経営判断を行える
  • 人件費を最適化できる
  • 顧客満足度向上につながる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

業務効率化につながる

POSレジは、会計の迅速化や自動化により、業務全体の効率化を実現します。

具体的には、バーコードスキャンや自動計算機能により、入力ミスが減少し、会計処理のスピードが向上します。レシート発行や釣銭計算も自動化されるため、スタッフが接客や他の業務に集中できるようになるでしょう。

POSレジ導入により、スムーズな店舗運営を達成できるだけでなく、顧客満足度の向上にもつながります。

正確な売上・在庫管理を実現できる

POSレジは、売上データの集計や在庫情報の更新をリアルタイムで行うことが可能です。常に正確な売上状況と在庫数を把握できるため、過剰在庫や欠品のリスクを低減できます。

また、販売データが即時に反映されることで、発注管理が効率化され、店舗運営の最適化が進むでしょう。正確なデータにもとづく管理が、経営者の迅速な意思決定をサポートします。

以下の記事では、POSレジを活用した在庫管理のメリットや、導入で得られる効果について詳しく解説しています。効率的な在庫管理を実現したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事:在庫管理はPOSレジがおすすめ?メリット・デメリットを解説!

データをもとに経営判断を行える

POSレジのデータ分析機能を活用すれば、詳細な売上データや顧客情報をもとに、戦略的な経営判断を実施できるようになります。

たとえば、売れ筋商品や時間帯別の売上動向を分析することで、販促施策や商品ラインナップの最適化が図れるでしょう。また、顧客の購買傾向やリピート状況の追跡により、マーケティング施策の精度が向上し、効率的に売上増加を達成できます。

POSデータは、売上や顧客サービスの向上に欠かせない重要な要素です。POSデータの活用方法や具体的な分析のポイントについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事POSデータとは?分析メリットと注意点・活用例を解説

人件費を最適化できる

POSレジを導入することで、レジ業務の効率化が進みます。とくに混雑時の導入効果が大きく、スピーディーな会計処理を実現できるため、少人数での運営と人件費の削減が可能です。

また、データ入力や集計作業の自動化により、バックオフィス業務の負担が軽減され、スタッフはより生産的な業務に集中できます。

経営資源を有効活用し、店舗運営の効率化とコスト削減を同時に達成できる手段として、POSレジは多くの店舗で導入されています。

顧客満足度向上につながる

POSレジを導入することで、迅速な会計処理が可能となり、顧客の待ち時間を大幅に短縮できます。また、リアルタイムで在庫状況を把握することにより、品切れを防ぎ、顧客により優れた購買体験を提供することが可能です。クレジットカードや電子マネーなど、さまざまな決済手段に対応すれば、顧客の利便性を高められます。

このようなサービスの質の向上は、顧客満足度を高め、リピーターの増加や口コミによる集客にもつながるでしょう。

POSレジを導入する3つのデメリット

POSレジ導入には多くのメリットがありますが、いくつかデメリットも存在します。

ここでは、POSレジを導入する際に注意すべき3つのデメリットを紹介します。

  • 導入・運用コストがかかる
  • システム・通信に不具合やトラブルが生じる場合がある
  • スタッフへの教育・研修が必要になる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

導入・運用コストがかかる

POSレジの導入には高額な初期費用がかかることが一般的です。専用端末やカスタマイズにより、1台あたり100万円以上の費用が発生することもあります。加えて、月額利用料やメンテナンス費用も継続的に発生するため、長期的に見て経済的な負担が大きくなる可能性があります。

しかし、最近では低コストで導入できるタブレット型POSレジやクラウド型POSレジも増えており、予算にあわせた導入が可能です。長期的な視点で業務効率化や人件費削減を考慮すれば、高い投資効果が見込まれます。

具体的なPOSレジの価格相場については、以下の記事をご確認ください。

関連記事:POSレジの価格相場とは?各種比較しながら選定ポイントも解説!

システム・通信に不具合やトラブルが生じる場合がある

POSレジはインターネット接続を前提としたシステムが多いため、接続障害や通信トラブルが発生するリスクがあります。とくにタブレット型POSレジは無線通信を利用するため、電波の不安定さからデータ記録の不具合やシステムダウンが発生することもあります。

こうしたリスクを最小限に抑えるためには、オフラインの対応マニュアルを準備したり、充実したサポート体制を提供しているサービスを選んだりするなどの対策が重要です。

スタッフへの教育・研修が必要になる

POSレジは従来型のレジよりも多機能で、操作方法も異なるため、現場のスタッフに対して教育や研修が必要です。

直感的に操作できるシステムを選ぶことや、段階的な研修プログラムを実施することで、スムーズな移行を実現できます。教育サポートを提供しているメーカーを選べば、全スタッフが統一された方法で効率的に操作を学べるため、導入後のトラブルを削減できます。

店舗運営のお悩みはポスタスで解決!

ポスタスは店舗の課題を解決するタブレットを活用したクラウド型POSレジを提供しています。ポスタスのPOSレジはオペレーションの最適化による採用コストや人件費削減だけでなく、売上アップが期待できます。様々業態・業種で個店から大手チェーン展開店舗まで支援実績が豊富にございますので、まずはお気軽にご相談ください。

飲食店・小売店・美容サロンのPOSレジ導入事例

POSレジは、飲食店や小売店、美容サロンなど、さまざまな業界で導入が進んでいます。

ここでは、3社の導入事例を紹介しているので、それぞれの業界でどのように活用されているのかを確認し、導入イメージを膨らませてみましょう。

人件費削減と客単価向上を達成|プレジャーカンパニー

株式会社プレジャーカンパニーが運営する「炭焼き大」は、コロナ禍での人手不足と原価高騰に直面していました。そこで、POS+(ポスタス)を導入し、セルフオーダーシステムやデータ分析機能を活用して、店舗運営の効率化に取り組みました。

POS+(ポスタス)導入後、20〜25%の人件費削減に成功しています。また、顧客がストレスなくオーダーできるシステムを導入したことにより、ドリンクの注文数が増加し、客単価が13〜15%向上しています。

今後は、デリバリーやテイクアウトなど新たなサービスを展開し、顧客の多様なニーズに応えられる店舗運営を目指してDX化を推進する予定です。

飲食店にPOSレジの導入を検討している方は、以下の記事もあわせてご確認ください。

関連記事:
飲食店の客単価を上げる方法とは?客単価の高い事例も紹介
【2025最新】飲食店向けPOSレジを10社比較!ランキングに惑わされないおすすめの選び方

販売管理から顧客管理までワンストップで対応|青山フラワーマーケット

青山フラワーマーケット 南青山本店は、花卉業界の市場開拓に挑戦してきましたが、花の仕入れから販売に至るまで多くの課題を抱えていました。とくに、花は日持ちがしないため、在庫管理と需要予測が非常に重要です。そこで、リアルタイムで売上情報を把握するためにPOS+(ポスタス)を導入しました。

POS+(ポスタス)の導入により、販売管理から顧客管理までワンストップで対応できる体制が整いました。また、店長が自店の特性にあわせた仕入れを実施できるようになり、効率的に売り切る仕組みを構築しています。

今後は、EC化率の向上や海外展開を目指し、さらなるシステムのカスタマイズを進め、顧客ニーズに応える体制を強化していく予定です。

以下の記事では、小売店向けのおすすめPOSレジ13社をわかりやすく比較しています。選定ポイントも解説しているので、自店舗に最適なPOSレジを選ぶ際の参考にしてみてください。

関連記事【2025最新】小売店向けPOSレジ13社比較!おすすめの選び方

売上データの一元管理により集計業務を効率化|アースホールディングス

株式会社アースホールディングスは、全国に255店舗を展開する美容サロン運営企業です。

POS+(ポスタス)を導入する前は、店舗ごとの異なるメニュー設定や紙カルテ管理が課題でした。また、従来のレジシステムでは、売上データの集計や店舗間の情報共有に時間がかかり、業務効率が低下していました。

POS+(ポスタス)を導入したことで、全店舗の売上データを一元管理できるようになり、店舗間のデータ共有・集計業務の効率化を実現しています。iPadを利用することで操作が簡便になり、レジ周りもスッキリと整理されました。

今後は、店舗の柔軟な運営と顧客サービスの向上を目指すとともに、さらなる店舗展開を進めていく予定です。

美容室・サロン向けのおすすめPOSレジについては、以下の記事で詳しく紹介しています。各POSレジの特徴や料金プランを比較して、自店舗の運営スタイルに最適なものを見つけましょう。

関連記事【2025年最新】美容室・サロン向けPOSレジ15社比較!おすすめの選び方も解説!

まとめ

レジには、キャッシュレジスター、POSレジ、セルフレジ、券売機などの種類があり、それぞれ異なる特徴とメリットがあります。

最適なレジを選ぶためには、各レジの特徴を理解し、自店舗の業種や業態にあった機能を事前に確認しておくことが重要です。たとえば、POSレジは業務効率化や正確な売上管理が可能で、飲食店や小売店、美容サロンにおすすめです。

自店舗に最適なレジシステムを導入し、業務効率化やコスト削減を目指しましょう。

店舗運営のお悩みはポスタスで解決!

ポスタスは店舗の課題を解決するタブレットを活用したクラウド型POSレジを提供しています。ポスタスのPOSレジはオペレーションの最適化による採用コストや人件費削減だけでなく、売上アップが期待できます。様々業態・業種で個店から大手チェーン展開店舗まで支援実績が豊富にございますので、まずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

レジの種類はどんなものがありますか?

レジには、キャッシュレジスター(ガチャレジ)、POSレジ、セルフレジ、券売機などがあります。店舗の業務を効率化するためには、自社に最適なレジの種類を選ぶことが重要です。

POSレジは何の略ですか?

POSレジは、販売時点情報管理(Point of Sales)システムの略です。

POSレジとキャッシュレジスター(ガチャレジ)の違いを教えてください。

POSレジとキャッシュレジスターの主な違いは「販売時点情報管理」機能の有無にあります。キャッシュレジスターは単に会計処理を行うだけのレジですが、POSレジは会計処理に加え、販売データの記録や在庫管理を自動で行うことが可能です。
これから新しくレジを導入するなら、キャッシュレジスターよりもPOSレジのほうがおすすめです。人手不足やコスト高に悩む店舗が多いなか、POSレジの導入により業務の効率化が進み、店舗経営の負担を大幅に軽減できる可能性があります。
POSレジは、データやデジタル技術を活用した経営改革(DX)にも適しているため、時代の流れにあったツールといえるでしょう。初めてPOSレジを利用する場合には、低コストで導入できるクラウド型のタブレットPOSレジが適切です。

参考サイト日本経済新聞 イオン、デジタル基幹店に「5種類のレジ」設置した理由

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